7時半過ぎ、打込谷出合の少し先あたりに作った寝床を片付けて出発。本日も快晴。
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相変わらずの水量。 |
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別に登る必要のないところをヨジヨジして遊んだり(本番?に向けた練習とも言う) |
巨岩続きで苦労させられたが、ようやく巨岩帯を抜けたと見えて、突然こんなせせらぎが現れた。これなら今日は大分進めそう!
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と、向こう側に稜線が見えてきてテンションも上がる |
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脇から注してくる名もなき滝も、そのひとつひとつがダイナミックで落差が凄い。 |
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とりあえず記念撮影(今回の自分の写真てばこれだけ)。
ヘルメットひん曲がってて酷いな・・・ |
穏やかな流れを歩きながら、もうここから先は荷物が水没したり腰まで水に浸かったりすることはないかな、と胸を撫で下ろしていたのも束の間、また渓相がダイナミックになって水没の危機に晒される羽目に。油断ならない・・・
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沢のど真ん中に大きな岩が |
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突っ込むワンさん。結局ここは一旦戻って、写真手前側を歩いた |
双六谷と蓮華谷の出合で昼ご飯を食べ、少し進むと奥に大きな滝が見えてきた。あの滝、九郎右衛門谷だよね。自分らが登るのはこの谷だよね、ああ、あれを越えろってことかい。一瞬にして場の空気が凍る。
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とてつもない |
この沢について全くネットで調べていなかったので、まさかの大滝登場に焦る。時間は16時半、良さそうな幕営ポイントも見つかったので、荷物をデポして滝を偵察しに行くことにする。
大滝は取り付きこそ悪そうだったが、登って登れないこともなさそうな傾斜。とはいえ支点がなさそうなので(よく見たわけではないが)直登は難しそう。高巻きには、右側の蓮華谷を少し入ったところのルンゼが使えそうではあるが、上の方がどうなっているか見えないので何とも言えない。滝のすぐ左にはガレ沢があったが、見るからに地質が脆そうで、ホールドがいちいち剥がれそうな気配がする。行くとしたら右のルンゼか・・・
地形図を見ると蓮華谷には3つ滝のマークが描かれていて、これがどのような規模の滝なのか予想こそできないが、とりあえず入ってみる価値はあるだろう。もしも行ってみて、突破が難しそうであれば戻ってきてこの九郎右衛門谷の大滝を右側のルンゼから上がってみようそうしよう。
というわけで、翌日は九郎右衛門谷ではなく右の谷へ入ることに決めて就寝。19時くらいからは雨が降っていた。
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