2019/12/13

20191208-14_しまなみトライアングル&石鎚山系縦走 中編

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山編1
山編2
山編3

色々調べたり行ったお店やら何やら保存したものはひとつのマップにまとめてあった方が見やすいよね、ということでチャリ編は以下のGoogle Mapにまとめてみましたので、行く方がいらしたら参考にしてみてください。(青→緑→赤→黄色で4日間です。赤は新広のあたりでログが途切れてしまっていますが185号をそのまま呉まで進みました。)ちゃかちゃか走る人なら1-2日とかで走ってしまうと思いますが、私は久々のロングかつ遠方ということもあり、かなりのんびり走りました。

Day6--12月13日(金)
旅も後半戦!いざ!

前日夜更かししてしまったので朝9:30今治発の船は諦め、12:00のフェリーに乗ることにした。まずは荷物をコンビニから家宛に送る。宿の最寄りのコンビニがローソンだったのだが、最安のゆうパックを利用できるのが有難い。レーパンでザック背負って国道を歩くのはなかなか痺れた(恥ずかしい)・・・。ひととおり整えて、本日の目的地である音戸の瀬戸公園を目指す。
お世話になりました!!
「カブトガニ繁殖地」西条市。そうなのねw
今日走るとびしま海道は今治から広島までのルートなので、伊予西条から今治はおまけコース。30kmほど走って今治港に到着、乗船券を買ってからご飯。
尾道駅で入手したサイクルーズパスで割引がきく。
このあたり出身だという知り合いに教えてもらった地元のマルト食堂という定食屋さんでオムライスをいただく。港からすぐのところにあってよかった。
朝早くからやっている定食やさんで休憩時間もなく通し営業なので行きやすい
今治らしさは全くないけれど完璧なオムライスなのでまた食べたい
道中二度目の船はフェリー。
何やら、フェリーに乗った船が物販をしていたのが興味深かった。1時間半くらいの船旅なので、まぁパンなどを売っているのは有難い気がしたが、何故だかしめじとかまで売っていて、船の中で売る意味もよくわからなければ、買う理由もよくわからなかった。どうしてなんだろう・・・。
すぐ隣りの床の上では叔父様方が巻き寿司を並べてストロングを飲みながら宴会をはじめる。こちらは船を降りてからも自転車を漕がなくてはならないので珈琲。うーん、宴会に混ざりたいけど混ざれない。叔父様方はひとしきり飲んで30分程で眠り始めた。途中の島で乗って来る人達は皆知り合いのようで、そこらを走る地元のバスのような感覚で利用されている船なのだなぁと思い知らされる。島の生活といったところか。
船を降りて、いよいよとびしま海道を走る!まずは岡村島から。
いきなり景色が良くて、すぐに降りて写真を撮る・・・(進まない)
広島に戻る!
とびしま海道、あまりにも休憩スポットがないのでここで休憩。
しかしトイレも自販機もない!
しまなみ海道と比べてとびしま海道は休憩所とかそういうところが少ないという情報はあったけれども、それにしても本当に休憩するところがない。トイレも行きたいしお腹もすいてきたがなにもない!道の駅もない。上蒲刈島と下蒲刈島の間に架けられた蒲刈大橋の手前にようやく蒲刈であいの館という道の駅が現れたので入ることにしたが、自転車をロックしてトイレに行って、さて何か食べるかといったところで急にみかんを一袋渡された・・・

ありがとうございます、でも私自転車なのでこんなにたくさんあっても食べられないし荷物入らないです・・・少しなら食べたいんですが・・・この辺にいらっしゃる方に分ければ・・・とやんわりと提案するも伝わらず、結局「私が貰って、この辺にいらっしゃる方にお配りする」ことになってしまった。すごく小粒でそんなに美味しくないかもしれないけど、これだけ残っちゃったから貰って、とのことw

手元に4個残し、あとは近くのご婦人二人組に貰って頂いた。この辺りの人は皆みかんを食べ飽きていて、今更大量に渡してももしかしたら迷惑がられるのかなと思ったが結構普通に喜んで頂いたのでよかった。そして自分も食べ始めたのだが、これがまた美味しい!!3個まとめて一気に食べてしまって、もう少し手元に残しておけば良かったなぁと後悔したくらいだった。方岡さん、ありがとう・・・
いしじ、というみかんの種類らしい
道の駅は大抵どこも15:00にはラストオーダーが終わっているので、ここではご飯にありつけず、パンとかおにぎりの類の販売もなく、仕方なくちくわと牛乳でしのぐことに。この旅で一体何本目のちくわなのか。。。

その後呉駅の東側の駅あたりまで漕いできて、ようやく市街地らしくなってきた。その付近で定食屋に入って夕飯を食べてからこの日の宿泊地へ向かおうと思っていたので何軒かあたってみたのだが、どこも休業中やら廃業やらで営業していなかった。カプセルのように区分けされた国道脇の自転車&歩行者用道をしばらく走った向こう側は呉の中心地で、ここでも何軒かが貸切だったりして入れなくて、最終的にここへ流れ着いた。長かったぜ・・・。老夫婦が営んでいる昔ながらの定食屋さん。
この辺り、海軍カレーなるものが有名らしく、この店でも海軍カレーを出していたのだが、店主が「いせや特製カツ丼」を強く推してくるので、言われるがままにそれを頼む。
B級w 薄い牛カツにデミソースがかかっている。大盛は無料ぽかった。1200円くらい
多分クセになる味なのだろう、来る人来る人全員がこのカツ丼をオーダーしているのがとてもシュールだった。一緒に浅漬けのぬか漬けが出て来たのだが、何故かお代わりをくれた。野菜美味しいね。

予定よりもだいぶ余計に漕いだので、もう外は真っ暗、しかもこの後ちょいちょい道を間違えて激坂に迷い込んだりなどしていてなかなかゴールに辿り着かない。晩酌セットを調達すべく、ルート上のスーパーに立ち寄ろうとしていたのだが、ここがまたパラダイスでつらい。
きちんとしたナイフでも持ってきていれば!!柵で買ったのに!!はまち!アジ!!
鯵のサイズがね、、、関東で焼き魚として拝見しているサイズをおろしたとは思えないくらいの大きさでね、、、。鯵好きとしてはもうこのまま齧りつきたいくらいだったが、それでは酒の肴としてどうなのかと考え直し、、、お刺身に。(まだ食うのか)
縁石酒w お刺身は全部で400円くらいだったと思う・・・すごい・・・
昨日お店で食べたお刺身には劣るけれど、スーパーのお刺身とは思えないクオリティ!
音戸の瀬戸公園の駐車場は車中泊が多数いるので泊まり易いとの前情報があったので来てみたのだが、確かに車中泊らしき車が多数いて、しかも夜中にも多少の出入りがあったようだった。しかし駐車場の奥側(写真手前側)の木々がガサガサいっていて、何かと思ってネットで調べてみたら、どうやらこの辺りには野犬がうろついているようだった。姿は見なかったけれど、食べ物のにおいがするとテントに寄ってくるかもしれないなぁと思ったので、とりあえずゴミとかにおいのしそうなものは全てドライバックにいれてテント中央付近に置くようにした(キツネ対策と同様)。結果的には特に問題もなく、ガサガサいっていた犬も途中でどこかへ行ってしまったようでおとなしくなったが、また次に使いたい場所かと言われたら、、、ちょっと考えてしまうかもしれないw

明日のご飯と温泉のことを調べながらちびちびやって就寝。
因みに、ここに至るまでの坂道が激坂で漕げなかったので少し歩いた。。。
最終章へつづく

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