正直、全然緊張しなかった。なんならレースがこれから始まる実感さえもないままスタートした感じだった。何故緊張しなかったかといえば、勝手知ったる70kmという距離でトラブルさえなければ完走できるという自信があったし、そして強い人達ばかりが走るということもあってチームで上位に食い込める気がしなかったので個人の成績を気にする必要がないというのも大きかったと思う。自分の想定したタイムでゴールできればそれで良かったし、そのタイムに万が一順位がついてくればそれはそれでラッキーなだけだ。
チーム戦(国別対抗)で戦うにはまず男女各5人、合計10人が揃わないといけない。いつもは出場の条件を満たした人数が揃わずにチーム戦として戦えなかったのだそうで、今回初めてのチーム戦参戦だったらしい。男女各5人のうちチーム戦の順位に関わってくるのは上位各3人の順位で、4位と5位の選手の成績はチーム戦に影響しない。私は4位だったのでチーム優勝に直結するような順位ではなかったのだが、それでも自分はチームの一員だったと心から思えたのがとても良かった。
| 空港価格ということもあってこのパッタイみたいなのが2000円くらい・・・ |
| ホテルに向かうシャトルバスの車内でM山さんが飲むというので私もつられて1本w 500mlのビールがコンビニで180円くらい、ペットボトルのお茶と価格が同じで解せぬ |
レースは距離71km累積標高3800m程度ということで、私は12時間台後半~14時間でのゴールを想定していた。このくらいであれば眠気に関しては特に心配しなくていいと思うのだが、スタートが25:00で真夜中(時差1時間なので日本時間だと26:00)且つ、この日朝起きたのが3:50であったことから、もしかするとたかだか15時間未満のレースでも眠気にやられるかもしれない。移動中や到着後いかに質の良い仮眠ができるかが鍵になることは明らかだった。
| 部屋からの景色 |
2026/2/28 (Sat)
| ガスが酷そうなので、私は最初からヘッデンにフォグフィルターを装着することに。 |
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| チーム最強のK氏は初めてのナイトトレイルとのこと(暗いと危ないじゃん!とのことww) 帽子被ってヘッデン?ヘッデンして帽子?帽子は被らない???とわちゃわちゃしていて面白かった |
| 予想タイム表。12時間~14時間まで3パターン作成したが、結局14時間半以上かかった。 因みにCP1は50mile用のCPなので我々は通過せず。この表でいうところのCP1が正式にはCP2になる。 |
| 補給食は左から、バナナ、パン(8枚切りくらいの薄さのパンにピーナッツバターもしくはイチゴジャムが挟まったもので、三角形にカットされている)、オレンジ、一番左のバットにまとめて入っているのは手前からマーブルチョコ、グミ、ロータスビスコフ、ポテチ ここにはなかったけどこのほか酢飯のシャリ、春雨ヌードル、カップヌードル、エナジーバーが置いてあるエイドもあった。 |
| レース真っ最中のずーみんさんが見られて大興奮! ただのミーハーに成り果てて写真を撮らせていただいた |
話を聞くとどうやら彼女はロストしたらしかった。びっくりした。自分は4位か5位でゴールするだろうしそもそも戦力外だから、完走できるように走りつつも写真撮ったり景色やエイドの食べ物を楽しもうなんて呑気に構えていた節があったのだが、彼女に会って少しだけ「ヤバイ」と感じた。呑気に楽しんでいる場合ではないのかも。何かの間違いで自分が3番目にゴールしてしまった場合、自分の順位やタイムがチームの成績に直接影響する可能性があるのかということをふと考えてしまった(いや最初からそれ考えとけよって話なのだけれども)。
心の中で冷や汗を垂らす。CP2をあかねさんと同時に出発するも、彼女は軽快な足取りで坂を登ってゆく。分かりづらいロードはところどころ一緒に進んだりもしたけれど、すぐに引き離されてしまった。
あかねさんのロストに続き、15kmを過ぎたところで私もかなり盛大にルートを外れてロードを降ってしまった。時計のアラートが鳴ったのは300m以上道を逸れてからのこと。コース離脱していない時にはしょっちゅう離脱アラート鳴らしてくるくせに、本当に離脱している時に中々アラートを鳴らしてくれないのはどうしてなんだい・・・
時計の地図だけでなくスマホでも確認がしたかったのでスマホを取り出すも、雨粒のせいで誤作動して画面がうまく操作できず手古摺ること暫し。ようやく状況を理解して登り返し(泣)。
| CP3を過ぎてそこそこのピークに着いたので写真。5:20頃 |
<エネルギーと水分>
・エネルギー:レギュレーションは無し、エイド間の距離は10kmほど(一番長くて17kmが1ヶ所)、ドロップバッグは無し。スタート時600kcalほど持参。メダリストのカフェイン入りコーヒー味、セブンイレブンの桜わらび、Top Speedのみ消費。あとは水色のアミノバイタルを数本。他はすべてエイドの固形物を食べまくった。エイドで食べたのは春雨ヌードル、パン、クッキー、エナジーバー等。
・水分:インナーファクトのフラスク500ml×2を基本は満タンにして進んだが、大抵500-600ml消費したあたりで次のエイドに辿り着いていたのでもう少し減らしても行けたかもしれないが、自分は都度1000mlは持って良かった気はしている。
・ヘッドギア:HerenessのFOCUS CAP(チームのロゴ入りオリジナルデザイン)
・上半身:Finetrackのノースリーブドライレイヤー+UglowのTeam JapanオリジナルデザインTシャツ(当日支給品)、ORのアームスリーブ(最初から装着したもののほぼ使わず雨に濡れてすぐ外してそれきり)
※いつも使っているチャリ用指切りグローブを持参したが、スタート会場で無くしたため今回はグローブなし
・下半身:無印のランニングパンツ(製品名不明)、CW-Xのボディバランスアップスパッツ・ショート(BCY101)、ドライマックスのトレイルランニング1/4Crewソックス(以前使っていたソックスの後継)
・ライト:レッドレンザーH8R
・ザック:The North FaceのTR10
・シューズ:HOKAのTorrent4
・その他(必携装備等):100均のマミー型エマージェンシーシート、エマージェンシーキット(バンドエイド、テーピング、コンタクト、薬等)、レインジャケット(ORのヘリウム2ジャケット)、ウィンドシェル(Patagoniaのフーディニジャケット)、ヘッドライト予備電池(レッドレンザー用)、モバイルバッテリー(Ankerの5200mAh)+ケーブル、ヘリテイジのULトレイルポール、ティッシュ&ビニール袋、生理用品、Fold-a-cup(マイカップ推奨とあった為)、手拭い、サングラス(一度も使わず)、COROSのVertix2S、クレジットカード・パスポート・現金一式、マイナンバーカード(身分証明書として)、目薬
後編へつづく


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