2025/10/09

20251010-12_Ultra Trail Chiang Mai 180k(スタート前編)

ちょっと考えてみて欲しい。
あなたがもし1人暮らしで、2週間家を空けることが決まったらどんな準備をするだろうか。
冷蔵庫の中身の整理、排水溝の掃除、最後のゴミ捨てがいつになるかの確認、通販やサブスクなどの到着日の調整。そんなところだろうか。

そしてその2週間で海外に2か所行き、その両方の国でトレランのレースに出ることになったとしたらどうだろうか。1つ目のレースが終わってから次のレースまでの間に洗濯と疲労回復、次の場所への移動が必要だ。爪もムダ毛も伸びているだろう。必要な装備はいつもと少しずつ変わってくる。
更に、1つ目のレースが渡航の前々日にキャンセルになってしまったとしたらどうだろうか。航空券の手配のやり直し、コスト計算、パッキングのやり直し、有給申請の変更が必要かどうかの検討、そもそも1ヶ所目の目的地に渡航するか否かの判断。

私は今回この状況下に置かれた。一体何を試されていたのか。渡航タイミングに合わせて私なりにピーキングしていたのにレースのタイミングは1週間後ろに倒れてメンタルも結構やられた。それでもどうにかこうにか立て直してスタートラインに立つことができ、きっちりゴールできたのは我ながらよくやったと思う。レース終盤はまったく走れずズルズルとゴールした感じにはなってしまったけれど、当日を迎えるまでに試練をいくつも乗り越えていたことを考慮すれば上出来と思いたい。

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10/4に予定していたベトナムでのレースは、台風の被害が甚大で会場に行くまでの国道が崩落したため開催中止になった。連絡を受けた日にすぐキャンセルをしていれば4500円のキャンセル料で済んだようだったが、明日の続報を待てと言われて待っていたら一銭も戻ってこなくなってしまった。どうせお金が戻らないのなら旅行と割り切ってベトナムに行くという選択肢もあったかもしれないけれど、翌週にタイで180kmを走る予定が控えている状態でベトナム旅行を楽しめるほどのメンタルは残念ながら持ち合わせていない。結局試行錯誤と情報収集の末、往路航空券の日時変更ができるようだったので14000円ほど課金して渡航日を後ろにずらし、無駄にベトナムに飛んでからタイに渡ることにした。ベトナムの滞在時間は3時間弱、最早着陸する意味はなかったが、ベトナムに一旦わたることでベトナム~タイ間の航空券は活かすことができた。勿論、はじめからタイの往復を買った方が全然安かったのだけれど致し方ない。
自作の行程表。2日~7日の予定がばっさりなくして8日からスタート
そこまで食事やアルコールを節制していた訳ではないけれど、それでもレース前は少しでも体重を減らしておきたく調整していた。疲労を抜くためにカフェイン抜きもしていた。それがいきなり1週間も節制期間が延びた訳で、気持ちが崩れてうっかり暴飲暴食をしてしまった。なにやってんだろう、と思いつつもこの1日だけで暴食は終わり、しかも血糖値スパイクで深い深い眠りにつくことができ疲労は一気に抜けて、翌日からは切り替えて立て直しができたのは良かった。レースのタイミングがずれたのは、以前UTMFに出た時以来で、その時は大雨のせいでスタート時間が3時間くらい遅れた上に160kmから49kmくらいまで距離短縮された。どうしたら良いかわからないもやもやしたもの、どこにもぶつけようのない思いというのは、自分でどうにか消化しないといけない。みんな条件は同じで、自分だけが酷い目に遭っている訳じゃない。自然相手ではどうにもならない。その後現地の様子を動画で見たら被害状況は想像を絶する酷さで、自分のことしか考えていなかった我が身を恥じてまた少しだけ落ち込んだ。現場はレースどころではない、生活が脅かされるレベルなのだ。

ベトナムはとある事情でチーム戦だったので、ベトナム行く?行かない?どうする?みたいなやりとりがあったことはせめてもの心の支えになった。仲間が居て本当に良かった。
ベトナム戦がなくなった週末は山に行くかどうか迷ったが、近場の山の天気が良くなかったこともあり、雨で風邪をひくのも困るなと思って近所を走るにとどめた。2回分の海外レースの準備という初めての経験で難航していたパッキングだったが、レースが1回に減ったことで順調に進むようになったのは皮肉なものだ。

2025/10/8 ‐9(Wed-Thu)
Priority Passお使いの方はお馴染み、成田空港T2で食べられるステーキセットを朝7時半開店と同時にいただく。
更に朝からビールで乾杯
初日はまず成田9:30発ハノイ13:05着のベトジェットエアでハノイへ、その後自力で乗り継いでバンコクを経由し、翌日チェンマイまで。ハノイでの乗り継ぎは公式なトランジットではなく自力トランジットなので、ハノイ便が遅れて乗り継げなくなる可能性もあるためヒヤヒヤしていた。無事に着陸してホッとしたのも束の間、着陸して2秒くらいで機体が離陸した。まじかよw 着陸失敗だったのか何なのか、機内アナウンスの英語がベトナム語訛りで聞き取れず判らなかったが、結局30分近く遅れて着陸。。。因みにベトジェットエアの座席が縦方向に狭すぎてリクライニングもできず、エコノミー症候群になるかと思った・・・
ハノイ着陸前の下界の様子。台風の被害が酷く、1週間経っても街は水浸しだった。
飛行機で隣に座っていたベトナム人女性と話したところによると、レベル12というとても大きな規模の台風だったらしい。
遅れて着陸したと思ったら今度は預け入れ荷物が出てくるまでに何十分もかかり、バンコク行フライトの預け入れ制限時間3分前にデスクに着くというドタバタ。結果的にバンコク行は1時間近く遅れたのでラウンジで飲食する余裕もできたのは良かった。早朝のバンコク‐チェンマイ便までは空港内で夜明かしの予定だったが、国内線のためまともなラウンジもなく、そもそもゲートより中に入れなかった。泣く泣くゲート外で夜明かしをすることになったが、軽く横になれたので結構よく眠れたのは良かった。いや結構よく眠れたとか書いているけど実際のところ爆睡だった・・・
ハノイのトランジットでフォーにありつく。美味しかった!
今回のチェンマイのレースは6月に走ったDeep Japan (Uonuma) の副賞で、エントリーフィーと2日分の宿泊、更にはタイ国内の移動費も無料だった。しかもどの距離を選んでもよかった。180kmに興味はあるけれど初めての距離、しかも前の週のベトナムのレースが75kmなので連戦になる。連戦したことのない私が、初めての距離をしかも海外で連戦にして大丈夫なのか(何かとコンボすぎる)。しかし累積標高は7000m未満だしなんとかなるか?いやどうだろうか。私は優柔不断で貧乏性だ、どうせタダならエントリーフィーの高い長距離いっとくか?いやそんな動機でいいのか。

「悔いがないよう、自分が一番出たいものを選択したらいい」
「100が余裕だったら、180出ておけばよかったなと思うかもしれない」
相談した先輩からこう言われてほぼ心は決まった。180に決めるための後押しをして欲しかっただけだったのかも知れない。
カテゴリーは16、40、75、100、180の5つ
大会側が選手のために用意している往路の有料シャトルバスの運行は10日で、私もそれに乗せようとしていたようだったが、私のスタートは10日10時なのでそのバスではスタートに間に合わない。事前のやり取りで「9日に現地入りするならこの人達と車に乗ってくれ」という指示を受けたのでそれに従うことにした。180の選手が少ないからバンではなく普通車に数名乗る感じなのかな?くらいに思っていたのだが、蓋を開けてみたら運営側が手配したレンタカーではあるものの運転手は選手、多分招待選手とかそんな感じのグループにスウェーデン人男性と私がねじ込まれた感じだった。選手による運転で移動ってどういうことよ・・・(しかもこの時まだ彼らが招待選手らしき面々だということもわかっていないので余計に謎だらけ)。
朝チェンマイに着いてから皆と合流するまでに時間があったので美味しいカオソーイ屋さんを探して散歩。10kgの荷物を背負い片道50分弱でこちらのお店へ
チキンのカオソーイ、60バーツ(300円くらい)!美味しくてスープまで完飲。
レース前は辛い物は控えようと思っていたがこれは流石に誘惑に勝てなかった。
チキンは骨付きのものがドーンと乗っている。わざわざ行った甲斐があった!
車はこの状態ですよw
初対面で密着3時間www日本だったら乗車人数オーバーで捕まるやつ
女2人と男4人で普通車にギチギチに乗り込んでいざ出発。スウェーデン人男性とインスタで46万人もフォロワーのいる女子の2人は英語が通じたので、この2人と会話しながら現地まで。スウェーデン人と私以外の4人がまだご飯を食べていないとかでカレー屋に寄ったりして自由な感じで密着ドライブ。12時空港集合13時出発といっていたのがメンバーの人の飛行機遅れで14時発くらいになり、都市部の渋滞に巻き込まれ、後ろに落ちていくんじゃないかと心配になるような急坂を進み、現地着は17時過ぎ。ここまで長かった・・・・・
全部タイ語で押し切られそうになるブリーフィング。英語はやんないのかと誰かが言ってくれてこの後英語のブリーフィングもしてくれた。タイ語は無理だって・・・w
受付を済ませドロップバッグを預けたら宿へ移動。受付では国立公園の入園料として外国人は500バーツを支払えと言われた。想定外の現金消費に焦る。
ドロップバッグは60km地点と131km地点の2ヶ所ということだったので、同じバッグが次の地点へ移動していくのかと思い込んでいたのだが、それぞれにバッグを用意しろと現地で言われててんやわんや。(勿論、片方の地点にしか預けないという選択肢もある。)予備シューズは131km地点に置きたかったが序盤に徒渉があるというし60kmで履き替えた方がいいだろうかとか、あれこれ考えながらバッグを二分割にして預け入れ完了。果たしてあれで大丈夫だったのだろうか・・・

スウェーデン人男性とは宿が違ったのでここで別れた。大会側からは「10日と11日の宿は手配するけど9日の宿は自分で手配しろ」と言われていたので9日の宿は自分で手配したが(180kmに出ると10と11はレース中なので宿に一泊もできないことになるんだけど、、、などと思いつつ)、10と11日の宿はどこなのか聞き出して9日も同じ宿をとったのは正解だった。9日の分は自分で払えとか、レース会場から宿までの車は無いとか散々言われていた割に宿代はかからなかったし、スウェーデン人以外の皆が同じ宿だったので、会場と宿の往復もほぼ彼らの車で移動できたのも助かった。最初宿に行くときだけは1人で移動したが、それも途中で運営側らしき人のバイクに拾われて運んでもらった。宿まで2キロ以上あったのでなんだかんだで助かった。
ホテル敷地内のバーで一緒にご飯。この時まだ誰が走る人で誰がスタッフなのかもわかっておらず、ここで聞いてようやく「全員が180kmを明日走る」ということを知るw
因みに写真でひとり立っている彼は180kmで優勝。26時間・・・(速)。
レース前夜だったけれど少しばかりのアルコールも摂取してほろ酔いでわいわい。私は年齢もっと若いと思われていたらしく、歳を言ったら驚かれた。普段どんなレース出てるのかとかそんな話から始まり、明日の水どのくらい持つ?みたいなことも話しながら数時間(長いww)。必携装備のチェックでウォーターストレージ2L分と書かれており、元々そんな量の指定はなかったので焦ったのだが、皆が「暑いから実際問題1Lでは足りないしもっと持った方がいい」と言うので、少しだけ余計に持つことに決めた。国籍や言語は違えどレース前にする会話は同じ、山とかトレランとかそういう共通言語があれば話はできる。面白いな・・・
皆でシェアしよう!っていうから私はヌードルみたいのを頼んで、他の人も別々のを頼んだのだろうと思っていたら全員ヌードルから始まってこの後ピザ2枚にフライドチキンみたいなやつとかなんやかんや出てきてレース前夜のフードファイト開始。私が言うのもなんだが皆よく食う・・・。最後は犬に食べさせて終了、いや犬・・・塩気だめだろ・・
現金がやばいと伝えて飲み食いし始めて、ゴール後チェンマイに戻ってからならお金返せるって言ってたのに結局ご飯は奢ってもらってしまった。ありがとう・・・
シャワーはうまくお湯が出ず(部屋によるみたいでゴール後使った部屋のシャワーはお湯が出た)。下にある黒いバケツに溜め置きしてあるぬるい水で汗を流す
ベッド多いけど1人部屋w
8日の夕方に生理がきたが、9日の日中ににカオソーイ求めて長距離歩いて血流が良くなったことが功を奏したのか夜までには結構出血は落ち着き、痛みも引いてきたのは良かった。ご飯を終えて部屋に戻り、シャワーを浴びてパッキングをしていよいよ就寝。

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スタート時のラインナップ、カフェインのMedalistとKODAパウダーは消費せず。
左下のスプレーは虫よけ用のハッカオイルとシーブリーズのMIX、その隣は硫黄塩。
今回暑さで発汗量が多く、たびたび脹脛が攣りそうになっていたので硫黄塩が活躍した
<エネルギーと水分>

・エネルギー:レギュレーションは無し、エイド間の距離は8~15kmほど、ドロップバッグが2回あることを踏まえてスタート時1000kcalほど持参。バリのレースの時はエイドの食糧の携行性が高く、エナジーバーのようなものが多々あったのでそれを期待したが、今回は携行性の低いものばかりですこし心もとなかった。

・水分:インナーファクトのフラスク500ml×2+ナルゲンボトル350ml×1 皆のすすめで350増やしたが、結果的には350に手を出すことはなく、途中で中身は空にして進んだ。

シェル系、最早どちらもロゴが消えてボロボロw
距離が長く仮眠する可能性もある上、仮眠スペースがどのように確保されているかも分からなかった為、エマージェンシーシートを使って眠ることもあり得ると想定してシートではなくマミー型のものを選択。

<服装、装備>

・ヘッドギア:HerenessのFOCUS CAP(チームのロゴ入りオリジナルデザイン)

・上半身:Finetrackのノースリーブドライレイヤー+Patagonia半袖T(前半はチームのロゴ入りのもの、WP12でどこかのレース会場で買ったものに着替え)、ORのアームスリーブ(日差しがきつすぎて日中もほぼ装着していた)、チャリ用指切りグローブ(テクニカルな下りなどが無く転倒の危険がないことから、結局装着せずに終わった)

・下半身:知り合いがカモシカの刺繍を入れて販売してくれているバギーズショーツみたいな感じの短パン(3000円くらいの)、CW-Xのボディバランスアップスパッツ・ショート(BCY101)、ドライマックスのソックス
・ライト:レッドレンザーH8R(メイン)+充電式のAmazonで数百円だったヘッドランプ(予備)

・ザック:The North FaceのTR10

・シューズ:前半Salomonのsense ride4→WP5以降はHOKAのTorrent4

・その他(必携装備等):エマージェンシーキット、レインジャケット(ORのヘリウム2ジャケット、一度も着ず)、ウィンドシェル(Patagoniaのフーディニジャケット)、レッグウォーマー(モンベルのジオラインLWレッグウォーマー、寒さ対策で持参したが使わず)、ヘッドライト予備電池(レッドレンザー用)、モバイルバッテリー(Ankerの10000mAh)+ケーブル、ヘリテイジのULトレイルポール、ティッシュ&ビニール袋、生理用品、Fold-a-cup(マイカップ必携のため)、手拭い、スノーピーク極カップ+100均カトラリー(推奨装備だったが一度も使わず)、サングラス(サングラス無しは考えられないくらいかなり長い時間装着)、COROSのVertix2S(これまでのPace2から新調、電池の持ちがよく43時間半使用後もまだ25%もバッテリーが残っていた)、クレジットカード・パスポート・現金一式、100均の反射板、エマージェンシーシート(100均のマミー型のもの)


レース前編へ続く

2025/08/25

20250822-24_秋田-岩木山-五能線(どこかにビューーン!)(後編)

前編はこちら

蚊のせいで無駄に早起き。あちこち痒くてもう二度寝できない。まだバラしていない自転車を漕いで少し離れたところにあるコンビニにでも行こうか、とも思ったが、悩んでいるうちに段々時間がなくなってしまって結局朝食もお酒も何もないまま五能線の旅が始まることに。

割と最近建て替えられたそう
はらぺこで電車の到着を待つ。因みに岩木山はこのザックで歩いた。
本日はサドルバッグなどを全部ザックに入れてひとまとめに。

五能線はリゾートしらかみという特別車両が有名なのだが、別に私はリッチな車両を楽しみたい訳ではないので通常の列車が走るダイヤを探して朝7時過ぎの東能代行きに乗車。詳しく調べてはいなかったのだけれどなんとなくレトロな車両がくるような気がしていたのに結構新しい車両が到着して拍子抜け。どうやら2021年3月のダイヤ改正で新型のGV-E400系にかわってしまったらしい。それまで走っていたキハ40・48のの老朽化に伴う交換だそう。以前の車両に乗りたかったなぁ。

現行の車両はこちら
数駅進んで五所川原駅到着。結構大きな駅だなーと思っていたらここでまさかの30分待ちwかといって別に改札の外に出られる訳でもなく、とりあえず駅構内を偵察。
上から撮影
この駅から津軽鉄道というのが出ている。五所川原~津軽中里の路線だが、津軽中里では何の電車にも接続しないw 津軽半島の十三湖に近いところまでいけるようだが・・・いつか乗ってみたい気もするが、乗ったところでどこに行くというのかw
改札のレトロ感がすごい
津軽鉄道の旧車両。滅茶苦茶良い・・・
手持ちの食べ物も一切ないまま3時間以上乗り鉄。駅の自販機で買ったカフェオレのカロリーでしのぐ。でも正直、コンビニでお酒を調達して呑み鉄していたら途中で盛大に寝落ちしてしまっていたかもしれないので、コンビニに行かなくて良かったかもしれない。実は素面でも30分くらい寝落ちしてしまったので。。。(明け方蚊に起こされ手寝不足になってしまったのが敗因だろう)

五能線は川部から暫く内陸を走り、途中から海が見えるようになる。その瞬間がまたとてもよかった。
相変わらず川は濁っていた
海も手前側は濁っていた(この写真はまだ良い方)。
10時半過ぎ、ようやく東能代に到着。ここで1時間待ち、乗り継いで秋田駅まで。鹿角在住の山関係の友人が東能代で合流してくれ、東能代-秋田間は一緒に乗り鉄、呑み鉄。とりあえず腹ペコの私は東能代の待合室でおにぎりを1つ食べてしのぎ、その後乗り換えてからは友人が用意してくれていた秋田名物で呑み。
まさか車内でじゅんさいを食べることになるとはw
左に熊肉、右にギバサ(アカモク)。ワンカップは萌音。
小一時間の電車の旅でやる呑みではない・・・
あっという間に秋田駅に着き、新幹線までの数時間で県立美術館に足を運ぶことにした。ここに展示されている藤田嗣治の「秋田の行事」という大作があるから見てこいと都内の友達に言われたので行ってみたが、美術館そのものも安藤忠雄の作で格好良く、絵画も幅20mという規模で圧倒された。企画展で現代アートの展示が多数あったが、こちらは正直よくわからなかった。とりあえずキース・へリングと奈良美智の絵を初めて実際に見られたのはちょっと良かったような気もする。
駅の近くに地下駐輪場があったのだが、畳んだままの自転車を預かって貰えたのは助かった!ついでにザックも預かってくれた。有難い。
こうして旅は終わった。
新幹線はすごい。3時間半かからずに大宮東京のあたりまで着いてしまう。とか言って、帰りの新幹線は熊に衝突したとかで盛大に遅延しており、帰るのに結局6時間以上かかった。しかも大宮で降りるはずが寝過ごして東京まで行ってしまい、おそらく乗り過ごした大宮から東京までの区間で無駄に1時間半以上かかっていた(というか多分暫く電車が止まっていた)。私は一杯呑んでからずっと車内で爆睡していたので途中の出来事は全くわからなかったが、結果的に各駅停車やら高速バスやらで行くのと同じくらいの時間がかかってしまったようだ。まぁとりあえず帰れたし、涼しい空間で快適に眠れたので疲労もとれた(気がする)。

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今回3週間も前に予約をしたのに、3日間ほぼ雨に降られなかったのは奇跡に近いように思う。直前に雨予報に変わっていたら、短期間で代案が組めたか謎だし、行程の途中で大雨に降られたら靴やザックが濡れて色々と重くなり身動きも取りづらくなっていただろう。山ではなく下界で1人で宿泊するとなると宿も割高なことが多いし、ちょっとの移動も自転車がないとなると全部タクシーになったりして色々大変だったように思う。行先が決定した後、レンタカーの案内メールなどが届いていたが、それが一番実行しやすい移動手段だろう。自分は運転免許は持っているものの、最後に運転してから10年以上経っているのでちょっとすぐにレンタカーしようという気にはなれないのだけれども・・・。

次回どこかにビューーンをする時どのような計画をするかは分からないが、自転車との相性は結構いいような気はした。天気に左右されまくるのが玉に瑕ではあるが、また次のどこビュンに向けてポイントは積極的に貯めていこうと思っていて、既にもう2000ポイントくらいまで来ている。支払い系統をすべてView Suicaにまとめてしまってもいいんじゃなかろうかとさえ思っているくらいだ。周りの知り合いでこれを使っている人が誰もいなかったので誰からかアドバイスをもらうことも無かったのだが、試しに使ってみて本当に良かった。

どこビュン最高。使ってみてね。

2025/08/24

20250822-24_秋田-岩木山-五能線(どこかにビューーン!)(前編)

JREポイントを貯めると申し込める、JR東日本の「どこかにビューーン!」というサービスをご存知だろうか。検索してもらえれば詳しい記事がたくさんあるのでまずは他のサイトを参考にしていただくのが良いと思うが、簡単に言うとダーツの旅みたいな感じで行先が確定するシステムで、1往復5000~6000円で購入ができる。往復新幹線のチケットが破格で購入できてしまう代わりに、支払いを済ませないと行先が確定しない。金額に幅があるのは、起点を東京近辺かそれ以外のエリアにするかの差であり、東京・上野・大宮起点の場合は6000ポイントが必要になる。
3週間前から予約が始まり旅の6日前までなら申し込めるので、アウトドアアクティビティを絡めるのであれば天気予報がある程度見えてきてから直前に申し込む方が良いだろう。しかし直前だと通常の予約が埋まってしまって行先のチョイスが狭まる気がしたので、今回は3週間前に申し込みをし、日程は往路木曜夜、復路日曜夜とした。出発日を金曜夜や土曜朝にしなかったのは、その日時の枠の競争率の高さを見越してのことだ。システムにより4駅がランダムにチョイスされるのだが、条件を少しずつ変えて2-3回行先の組み合わせを試して、行き先候補駅 【長野駅】【米沢駅】【秋田駅】【二戸駅】になった時点で申し込みをした。長野になった場合はちょっと近すぎるしよく行くエリアだし微妙だなぁと思ってはいたけれど、4か所のうち3か所はほぼ自分にとっては当たり駅な気がしたのでこれで申し込みを確定。

3日程で駅が決まり連絡がくるとのことだったので暫くドキドキしながら待つのもそれはそれで楽しい。結局丸1日で行先確定のメールが届いた(これはケースバイケースで、数時間で返信がくることもあれば、本当に3日くらいかかって返信がくることもあるのだそう)。メールに行先は書かれておらず、JREのマイページだったか何かに飛ぶとそこに行先が書かれている。私の行先は秋田だった。一番遠かった二戸より近いとはいえ一般的にも当たり駅といえるターミナル駅だし、温泉も多い上に県内には知り合いもいるので雨でも晴れでも楽しめそうだ。毎週末の山行をこなしながらこのエリアの計画を立てるのはそれなりに時間がかかったので、前もって申し込んでおいて結果的には良かったと思う。

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<今回の計画の特徴>
大宮-秋田間往復新幹線ではあるものの、秋田より手前の駅である田沢湖下車→盛岡乗車のようなアレンジは可能だったため八幡平エリア縦走なども考えたが、既にこのエリアは歩いたことがある上に紅葉の時期という訳でもなかったので、行ったことのない場所へ行くことに決めた。
1.
高速バスでは中々自転車を積み込めない為、新幹線移動であるというメリットを最大限に活かすべく、今回は自転車をメインとする。
2.

全日程の荷物を持って自転車を漕ぐ必要があるため、荷物を軽量化した。ガス缶やバーナーは無し、食料も現地調達。但し下界での宿泊用にシュラフカバーを持参(暑そうだったので寝袋はなし)、登山を絡めるため自転車用・登山用・移動用の服をそれぞれ持参。
3.
かねてより乗りたかった五能線に乗る。
++++++++++++++++++++++++

2025/8/21 (Thu)
18:45 大宮発こまち37号
22:07 秋田着
初めてのこまち!(大興奮)くすんだ赤が滅茶苦茶格好いい
大人の嗜み
ザ・秋田
出発前日、秋田は災害級の雨に見舞われており、当日も午前中いっぱい新幹線は運転を見合わせていた。運転再開したこまちには乗車したものの、現地の状況はわからない。滞在中の天気はなんとか持ちそうではあるが、通ろうとしている道の荒れ具合はどうなのか。現地の友人からちょこちょこ情報が共有されるのを見ながら、ルート変更や途中から電車に乗ることも考えないとなぁなどと思いながら、しかし大して深刻に考えもせず呑気に過ごす。尚、この日最大の難関は秋田駅のステビだった。ターミナル駅のステビは結構どこでも問題ないものなのだが(静岡、松本、甲府あたりでのステビ経験済み)、今回は登山を始めてから初めてステビを警備員から指摘されて寝床を片付ける羽目になった。
とはいえ4時間弱くらいは眠れたので良しとしよう・・・
暑くてシーツしか使わなかった

2025/8/22 (Fri) ロードバイク156km(累積標高1100m程)
午前3時過ぎに起こされ、ベンチに座って目を閉じてみるも、流石の私でももうそこから眠ることもできずに5時前に自転車を組んで出発。事前に調べてあった最寄りのすき家で朝食をとり、大盛ご飯で1日を始める。この日の移動距離はおよそ160km弱。海岸沿いを走っても良かったのだが、最終日に五能線から海を見ることが決まっていたこともあり、自転車のルートは内陸を選んだ。
おはようございます
最近のマイブーム、すき家の朝食大盛。
ここでがっつり食べると午前中の行動食があまり要らない。
つまり食べることに時間を割かずに済むので進みが速いw
道中、雨のせいで荒れたと思われるような場所は無かったものの、いつもなら綺麗に透き通っているであろう川の水が濁りに濁っていたのが印象的だった。残念だったけれど、いやこれ晴れている日に来られただけでも御の字だよなぁと思いながらペダルを踏む。骨伝導イヤホンで流していた無料のSpotify、途中でサブスクのトライアルを申し込もうとしたが、アプリから申し込みができないという糞仕様で諦め。こんな状況でウェブから申し込めと言われて申し込む訳がない・・・
上小阿仁でコンビニ休憩
濁った川
信号はあまりないので結構なペースで進める。あまりに山間部だと熊が出そうで怖いなぁと思っていたけれど、そこまで山間部を走る感じでもなかったので良かった。とはいえ、翌日秋田県の熊速報LINEでは、私が通過した道の熊目撃情報が出ていたので、決して油断はできないエリアであることは確かだ。景色はひたすら米・米・米の田んぼだらけ。こうべを垂れた稲穂が大雨でやられなくて本当に良かった。
フライトという謎の商店のようなコンビニのようなところでソフトクリームを頂く
これだけに留まらず、カフェオレやらなにやら水以外の水分を補給
岩木山どーん!
すこし坂を上がるととりあえずの目的地であるあたご温泉に到着。
露天風呂はないものの、冷温ふたつの大きな湯舟があって最高に気持ちが良かった。一日中漕いで火照った体で冷泉に入れるありがたさよ!脱衣所では何やら異国語が聞こえてきて、こんな辺鄙なところにまでインバウンドかぁ、、、よく調べてくるもんだなぁ、、、などと驚いていたのだが、その後よくよく耳をそばだててみたらただの津軽弁だった。相変わらず何を言っているのかは全く分からなかったが、日本語であるということは分かった。そうだ、ここまでくると言葉はほぼ分からないんだった・・・。最早英語の方がわかるくらいだ。
冷泉もそこまでキンキンに冷えている訳でもないのでゆっくり入れるのが嬉しい。
本当は温泉よりもスーパーの方が低いところにあるし、先にスーパーに寄ろうかとも思っていたのだが、晩酌用のビールがぬるくならないようにスーパーは後にした。買い出しを済ませてから本日の宿泊地予定だった岩木山近くの道路の東屋に向かおうとしたが、最後かなりの登りになりそう、且つ、山の上で虫が多そう、しかも熊が居そう、ということで少し下にある民家近くの東屋に変更。こちらは滅茶苦茶風通しも良く涼しくて、何故だか虫もいなくて快適に眠れた。朝まで爆睡。
東北に行くと必ず食べている具入り卵豆腐。
冷やした茶碗蒸しみたいで美味しいのだが関東甲信越では全然売っていない。

2025/8/23 (Sat) 岩木山登山17km(累積標高1500m程)
特に百名山をやろうとしている訳ではないのだが、じわじわと増えている百名山は現在70弱くらい。五能線と併せてロードバイクを考えた時に森吉山、太平山、和賀岳も考えたのだが、いずれも考えれば考えるほどアクセスが悪すぎたり行程が長すぎたりして実現可能性が低かったので岩木山へ行くことにした。(秋田のビューーンなので秋田の山を登った方がいいような気もしたが。。。)この日の登山を終えた後の夜は山の東側にある川部駅界隈で夜を明かす必要があったということもあり西に抜けたくはなかったので、東から登って東に降りるラウンドコースにしてみた。最後林道は5kmちょっとあるが、まぁ荷物も軽いし走ればすぐだろう。

寝床からいこいの広場オートキャンプ場までひと漕ぎ。登山客用の駐車場に自転車を停め、ヘルメットや自転車メンテ用具、ビンディングシューズなどだけデポして山へ。駐車場には車は1台もなかったが、キャンプ場の駐車場に停めている登山客もいるのかもしれない(などと期待を寄せつつ)。
キャンプ場なので、登山口付近に自販機も水場もトイレもあって有難い。
因みにこの翌々日くらいに熊が出て、キャンプ場は月末で閉鎖になった・・・w
(間一髪)
くだりに使う予定の百沢コースには水場があるものの、登りで使う新弥生コースには水場はないので2L弱ほど水分を持った。
地図で見たらCT4時間程だったので3時間ちょっとで着くかな?と思っていたらこの看板。1時間多いけど。さてどうなるか。
入山直後にタマゴタケ。でもたくさん生えていた訳では無かったのでこれは持ち帰らず。
何だろう?と思って写真を撮ってきたが、どうやらオオワライタケという毒キノコのよう。
荷物軽量化のためと、林道は走るつもりだったことからこの日は短パンだったのだが、それでも汗が凄くて手拭いで汗を拭っては絞るというのを繰り返しながら進んだ。
標高250mの登山口から山頂1625mまでの登りである。別の登山口から行けばかなり上の方まで舗装路がついているので車で行けてしまうのだが、自分が選択したルートからだと結構骨のある登りを延々とやらされる。そして当然誰にも追いつかない、というかおそらく暫くこちらから誰も登っていない。6合目の少し下あたり、1100mくらいで視界は完全に藪に覆われ、腰からくの字に折れ曲がって地面を見ないと踏み跡が見えない。区間によっては250cmはあろうかという背丈以上の藪が続く。一向に進まない。空がかろうじて見えるか見えないか、当然地形なんてわからない。熊と鉢合わせしたらひとたまりもないだろう。こんなメジャールートあるかよ!聞いてないよ!こんなの人によっては遭難するだろうよ!などと1人でブツクサ声を上げて音を出しながら進む。山頂まで延々と標高差500mもこの手強い藪が続くのだとしたら相当時間がかかりそうだ。
六合目。道標のところだけはなんとなく開けているのだが、それ以外がもう完全に藪に閉ざされている。
そろそろ短パンの限界か・・・(痛い)
雨は降っていないので笹は濡れていないが、笹が痛くてレインウェアを着たくなってくる。とはいえ暑い。謎の葛藤を繰り返しつつ高度を上げる。脚はギタギタのキズキズ。汗が沁みて痛い。
少しだけ空
標高1300mを過ぎた辺りでようやく藪が落ち着いてきて一安心。そうこうしている内に山頂の気配が訪れ、汗冷えしそうだったのでレインパンツを履く。
お天気悪化。雨が降らなくてよかったけれど寒い
山頂直下までくると上の方から人の声がしてきた。もう上の登山道は近いぞ!と思ったら、刈り払い作業の方々が新弥生コースを下りてくるところだった。なんとこの日に刈り払いなのだそうで「ほとんど道無かったでしょ?w」と言われた。運が悪かったw
登頂!
登り始めてから山頂までの所要時間はたっぷり3時間半ほど。山頂には矢張り沢山人が居て、強風の中ラーメンを作っている人なんかもいたが、何故だか避難小屋に入る人が1人もいない。私はひとりで中に入って行動食をあれこれ齧って過ごした。外寒いじゃんね、なんで中使わないんだろうねw
風がよけられる有難い空間
午後雷雨という予報を出しているサイトもあったので、山頂で晴れ間待ちをすることもなくそそくさと撤収。百沢コースの方は人もそこそこいて安心だったが、沢沿いなので少し滑りやすい。水場があるのは有難い。
ちょっと私が登る時間が早すぎたのか、私が降りる時間帯に登ってくる人が多かった
絶対に枯れないであろう安心の水場
下の方で完全体のタマゴタケらしきものを発見したが、タマゴを割ってみたら違うキノコだった。
下山して、走る予定だった林道はほぼ全部歩いて自転車を回収して、のんびり体勢整えてから今日の温泉へ向かう。もし時間と体力に余裕があったら岩木山の周りの環状線40-50km程を自転車で回ろうかなと思っていたのだが、藪で想定外に消耗した上、下山途中に右足首を少し捻挫していたため環状線は諦めた。更に言えば、前の週に立山エリアを縦走していて転んだ時に打った肋骨の痛みが悪化していて、走ると響いて痛かったということもあって、まぁ諸事情により色々中止。体はボロボロw
この日の岩木山山頂付近はずっとこんな感じだった。待っていてもきっと晴れなかっただろうしさっさと下山したのは良い選択だったかもしれない。
お腹が減りすぎていたのでファミリーマートでファミチキなどを食らい腹ごしらえをしてようやく温泉へ。目を付けていた温泉で、自分的には至って自然なチョイスだったと思うのだが、どうやら大分ローカル向けな温泉だったらしく、この後に行った呑み屋でこの温泉に行ったことを話したら大そう驚かれた。湯温は極めて高く、湯量は豊富で終始湯船から流れ続けていて、いかにも青森らしい温泉だった。泉質が良いのに湯船に長いこと浸かっていられないのが勿体無い。こんな温泉が300円とか400円とかなんだから本当に東北はどうかしている(絶賛)。
受付のおばちゃんも皆気さくで良い人ばかり。お風呂あがりに自販機のジュースを2本くらい買って飲んでのんびりさせていただく。体の熱が中々おさまらない。
この日は川部駅待合室ステビ予定だったのだが、川部駅は奥羽本線と五能線が両方通っていて終電が案外遅いため、早い時間から寝床を広げることができない(因みに2路線走っているにも拘らず無人駅というのがすごい)。自分としてはどこかで暫く時間を潰して終電が終わってから駅に行くか、弘前まで自転車で移動して快活CLUBにでもチェックインするかの二択だった。しかしお風呂後に弘前まで移動して、また朝7時過ぎの電車に乗るために弘前から川部に戻ってくるのに自転車を漕いで、それから自転車をバラして・・・等々考えると弘前に行くのは大分面倒臭い。というわけで、事前に調べてあった川部駅近くの飲食店に行ってみることにした。

本命のつもりだった1軒目、お店のドアを開けると、何やら髪色の明るい女子が二人いるだけで、誰も何も食べていない。営業はしていると言われたけれど、これは自分一人で飲食したところで全く長居できる気がしないばかりか、滅茶苦茶居心地が悪そうだ。2軒目、次の候補地でもあったお店の暖簾を潜ると、既に完全に仕上がったおじいちゃんが1人と人の良さそうな女将さんが1人。外には赤提灯。どのメニューにも値段は書かれていないのが怖いけれど、レビューを見る限り全く高くはなさそう。ここにしよう。
こういう店でビールを頼んで、ジョッキではなくグラスで出てくると思わなかったw
お通しのイカと胡瓜と菊の花の和え物が既に美味しい
あまりご飯らしいご飯は無いけど大丈夫?と聞かれたが、ホワイトボードに書かれたメニューはおつまみとして必要十分。仕上がったおじいちゃんの津軽弁はきつく、7割以上何を言っているかわからない。女将さんは私に対して標準語に近い言葉で話してくれたので会話が成立したけれど、女将さんとおじいちゃんが話している会話はまったく不明だった。聞き取れるのは数字とか固有名詞くらい。途中で外は大雨になり、結構汚れてドロドロだった自転車はすっかり綺麗になった。自転車を漕いでいる最中に降られなくて本当に良かった。
そうこうしている内に常連さんが1人、2人とやってきて、カラオケが始まって大盛り上がりに。おじいちゃんは今日の飲み代をツケにして(今もツケ文化とかあるのかというのも驚いたが)サンダルを忘れて片足裸足のまま帰路につこうとするし、やいのやいのと大騒ぎ。最後まで残っていた隣のおじちゃんが日本酒やらこまいやら御馳走してくれた。隣のおじちゃんが主に話に付き合ってくれたが、基本的に店内の会話は理解ができない。
こまい美味しかった!
居心地良すぎて結局5時間くらい滞在w
女将さんのお孫さんの若い女子もお店を手伝っていた。
孫がお店手伝ってくれるなんて、女将さん滅茶苦茶幸せだろうなぁ。
電車はすべて終わったので寝床をつくる。お店に居た人達曰く「そもそも、電車がきてもこの駅で乗降する客なんてほとんど居ないから早目に寝てても大丈夫だよ」とのことだったw
快適と思われた寝床は暑くて寝苦しく、明け方には蚊が増えてきて4時前には起きてしまった。。。持参していた蚊取り線香が小さかったので、数時間で燃え尽きてしまったのが敗因。
因みに線路逆側にはもっと綺麗な待合室もあったが、気密性が高すぎて余計暑そうだった。蚊がいなかったとしても暑過ぎたら矢張り眠れないw


後編へ続く