2012/04/09

20120406-09_大烏山 - 遠見山 - ゴトメキ - 北奥千丈岳(4日目)

■4月9日(月)晴れ
8:00 出発
↓ - 1:00
8:45 ゴトメキ
↓ - 1:18
10:03 トサカ
↓ - 0:12
10:15 大ダオ
↓ - 2:27
12:42 林道
↓ - 1:04
13:46 乾徳山登山口

幕営地点からゴトメキまでは自分達のトレースが、
そしてゴトメキから先は昨日出くわした彼のトレースがあることだし、
雪深くて夕方までに下山できないというようなこともあるまい。
2晩にわたって体温が雪を溶かしたせいで適度に凹んだ寝床を撤収。そして下山する。
本日も晴れ。
少し降るとすぐに白檜平に到着。平らだけれど、吹きっさらしで夕方以降は風が強く、ここには幕営しない方が良い
白檜平からゴトメキまでが結構辛い。まだ割と雪が締まっている時間にもかかわらず、モナカ雪の踏み抜きが続く。
道標はほんの少し。ルートサインは豊富なので、仮にトレースがなかったとしても、おそらく迷うことは無い。
踏み抜きには苦労したものの、意外とあっさり到着。45分程度。
樹林帯を1時間ちょっと進み、トサカのピークに到着。ロープの向こう側の南陵はこの時に制覇している。
こんな地味なピークにかれこれ3回も来ていることになる・・・w
そこからほどなくして大ダオ。何度来ても気持ちの良い場所だ
昨年の今頃もやはりこの場所に来ていたが、今年はまだまだ雪が多い
左の写真は今年、右の写真は昨年の4月15~16日。アングルが少し違うのでわかりづらいけれど、
雪の残り方は今年の方が圧倒的に多い。
大ダオを背にして下っていくと、眼前にはこの景色。富士山ドーン!
雪を溶かした水がまだ十分にあったので、水場で水を汲む予定はなかったのだが、
丁度雪解けの時期ということもあり水量が豊富だったので、味見程度にマグカップで一口。
やはり抜群に美味い。
自分で雪を溶かしたのとは次元が違う。ということでドリンクボトルの水は全て入れ替え。
エアリアに掲載の水場はこちら。水量が少ないとボトルに入れづらい。
特にパイプが引いてあるわけでもなく、水場という表示があるわけでもない。
食い込んだ金属製の道標が目印です
水場
この先ずっと腐れ雪と沢のクロスミックス状態。
結構面倒臭いw
下の方は大分暑いのだが、相変わらず雪が残っていた
鹿の角のような形の雪
ちょっとした雪渓風
なんでこんな形になっているのか?不思議な形をした氷柱のようなもの
ようやく雪がなくなってきた。ていうかかなり下まで雪がありました
ようやく堰堤が見えてきて今回の山旅が終了に近づく
この看板の左上を上がって、少し降りたところで林道に出る
荒れてますな・・・
巨大な落石が。
この林道が長い!ようやく乾徳山登山口まで到着。
バスが乾徳山登山口まで来ないシーズンかと思っていたのに、どうやら調査ミスで、
乾徳山登山口までバスは運行していた。
公共交通機関を利用して山に行っていると、何回かに1回くらいはこういう調査ミスがあるのだが、
この手のミスが「行き」に起きると結構悲惨である。あると思っていたバスが無いとか(経験済)。
今回は「帰り」でよかった・・・・・
山梨市駅の駅前に、植木鉢に植えられた桃のような梅のような花がたくさん咲いていた。
因みに、山梨市駅を背にして信号をわたった向こう側に「街の駅やまなし」という公共施設があるのだが、
この間まで節電の影響もあって中止になっていた足湯がまた復活していた。
営業時間:10:00-17:00/定休日:水曜日 とのこと。無料なのが嬉しいw
温泉入らないで帰る方にはおすすめですw
この辺りは結構歩いているために、あれこれ知っている道が増えてきた。

希望的観測でロングルートを組み、なんらかの理由でそのルートを踏破できないとわかり、
そのルートを断念することはよくある。
そんな時に、地図だけでなく実際の経験を踏まえて「ここなら大丈夫」「ここは今の時期は厳しそうだ」
という判断ができるようになってくる過程というのは地味に楽しい。

尾根だけで考えると行き尽くした感のあるエリアだが、沢を選択肢に入れ始めると物凄く大きなエリアに化ける。
この界隈の沢はあまり初級者向けではない沢が多いイメージがあるので、
むやみやたらと行かれるないだろうが
行ってみたい沢だらけだ。今後も山梨市営バスのお世話になり続けることだろう。

ヤマレコはこちらからドゾ(未)

5 件のコメント:

  1. 三年前に大ダオへ行ったときは、文字がやっと読めるぼろい道標しかなかった。今じゃ青色の新しいものがありますね。
    ゴトメキは”御止木”と書くとは知らなかった。

    大ダオはいいな~~

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  2. hachiさん(ですよね?)
    漢字表記があるのに、なんでエアリアではカタカナ表記にしているんですかね?
    読みにくいから?でもそんなこと言ったら、もっと余程読みづらい漢字表記の山なんて腐るほどあると思うんですけどねー。
    大ダオ良いですよね。いつ行っても癒される場所です。あんまり人が来ないというのが不思議です。

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  3. あちゃ~~自分の名前間違えてしまいました。
    酒のせいとしておきます。

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  4. ゴトメキ~大烏山はまた行こうと思って何度か予定を立ててはみたものの
    天候や時間の都合で毎回中止している場所なので、yasuyoさんたちの記録は
    とてもおもしろかったです。

    バス時刻の勘違いはガックリきますよね(経験あり)。
    でも、行きのバスより帰りの終バスが無い方が悲惨な気がするのですけど
    どうなんでしょう?(何度も経験あり^^;)
    実はこのまえの土曜日も10分差でバスに乗れなくて納宮~黒海土までを
    2時間程歩きました。まあ、終バスに乗り遅れたわけではなかったので半ば
    趣味で歩いたのですけど、途中からはかなりフラフラでした^^

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  5. koizさん
    書き込みありがとうございます♪
    思っていたよりもこのルートは踏み跡がしっかりしているので(下の方は特に)、馬止根場のあとの下降のところさえ慎重にいって間違わなければ割とすんなり行くと思います。とはいえ矢張りガスっていたら嫌ですけど・・・w

    帰りのバスがなくなっていることはウチもしょっちゅうですよw
    やはり無線ルートなどはCTの読みがなかなか上手くいかないので(沢も然り)、バスの時間に間に合わないともう歩くしかないですねw 過去にバス間に合わなくてタクシー沙汰になったのは、私の記憶だと1回くらいしかないと思います。山岳エリアのタクシー代は街中みたいなかわいらしい額で済みませんから怖いですよね。
    一応、間に合わなかった場合に歩ける距離なのかどうか・・・というのはなんとなく事前に見ておくようにしています^^;
    行きのバスの時刻間違えて、連泊してギリギリ下山できるぐらいの予定をみっちり組んであったりして、しかもエスケープルートがあまり無い山域だったりすると悲惨な気がします!幸いまだそこまで酷いことになったことは無いですが。。。

    終バスじゃなくても歩いてしまう気持ちよくわかります!w 細かいことなので書かなかったんですが、この時乾徳山登山口で丁度バスがやって来たのを見て、運転手さんと話をして、バスがあるってわかったんですよ。でもそのバスは逆方向だったので、また戻ってくるまで1時間以上待たなくてはならず、結局我々も1停留所先まで歩いてしまいましたw
    バス停でぼーっとしてても寒いしやることないですからねー。

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