2012/08/25

20120823-27_北鎌~西穂ハイク(3日目:独標の先~大キレット~北穂)


■8月25日(土)晴れ
5:40 幕営地
↓ - 2:20
8:00 北鎌平
↓ - 1:43(途中15分休憩+頂上直下チムニー登攀25分程含む)
9:43 槍ヶ岳
↓ - 0:09(カメラ撮影など)
9:52 槍ヶ岳山頂出発
↓ - 0:28
10:20 槍ヶ岳山荘
↓ - 0:35(ご飯休憩)
10:55 山荘出発
↓ - 1:00
11:55 中岳
↓ - 1:05
13:05 南岳小屋
↓ - 0:40(ドーナツ休憩)
13:45 南岳小屋出発
↓ - 1:20
15:05 長谷川ピーク
↓ - 0:25
15:30 A沢のコル
↓ - 1:25
16:55 北穂高小屋
おおー、手の角度がお槍様とぴったり同じじゃないか!w
少し進むと何故かデポされたザックを発見。この人達は何処へ行ったんだろう?
そして、、、これを回収しに戻ってくるつもりなのか?
そして本日も北鎌どーん!
進行方向右手にスリングがいくつもかけられたCSを発見。ここを登って向こう側へ行くというのだろうか?
とりあえずマスタがCSの右側をトラバースするようにして突破したが、かなり足元が危険な感じだったらしく、私はスリングに掴まって登ったほうがいいと言われる。しかしそれはそれでハング気味になっておりとても私の登攀力では登れそうにない。というわけでビレイしてもらう。
ロープで吊られている私の後ろから、昨夜の我々の幕営地に狙いを定めていたAさんが「がんばってるねー」
と声を掛けながら通り過ぎる。どうやらここを通過せずに行けるルートもあったようだが、かと言ってこのCSを越えるルートが間違っているという訳でもない模様。
この向こう側に私がいる。
オレンジのロープは私を確保しているロープ、赤2本と白1本は下降用に残置されていたロープ。
スリングに掴まって上に登ろうとするとかなり腕で体を引き付ける必要があったので、少しだけ左側から登りトラバース気味に登ろうとして岩に張り付くと、なんと左のホールドがデカデカと剥がれやがり私は軽く右へ振られて宙吊りに。。。確保しておいて本当に良かった。。

左から回りこむというルートは断たれたが、どうにかCSを乗り越えて反対側へ。
ゴボウで大丈夫と言われたものの、怖かったので8環をセットして懸垂下降、更にビビってプルージックも。(しかし下ってみたらロープの末端が結んで輪にされていたので、プルージック要らなかったw)
CSを乗り越えて下降中。
こうして振り返ってみると一体どこを歩いてきたのやら恐ろしい稜線
(実際踏み跡もまぁまぁあるし見た目ほど怖くはないのだけれど)
段々近づいてくる槍
でもあっち回り込んだりこっち回り込んだりで槍が岩陰に見え隠れ・・・
2日目に到着したかった北鎌平はこんな感じの幕営適地。でもここ以外にもあちこち幕営できそうな場所あったので
ここにこだわる必要はあまり無いかも。
北鎌平から更に進んだ場所にもまだこのような場所が。
ここで最後の休憩を取り、いよいよ北鎌もエンディングに差し掛かる!
写っているのはAさんとそのお客様の2人パーティー。
ネットで見ていた看板?を発見。
ご冥福をお祈り致します。
でも「ここに失う」って、、、頂上までほんのあと僅かだったのだが、
本当にここで亡くなってたのだとしたら無念すぎる。
よいしょ
頂上直下のチムニー登攀は、右から巻くこともできるらしいが、折角なので登ってみることに。ルート上には残置ハーケンが2ヶ所ほど。終了点もある。
Aさんとはまた別のパーティーに追いつく。苦労しながらもフリーで登っていたが見ている方が怖かった・・・
フリーで登ったマスタにビレイして貰いながら攀じ登る。それほど怖くはなかった
チムニーを越えてあと少しだけ登ると穂先。見下ろすと槍の肩の小屋が
槍ヶ岳に登ったことのある人は分かると思うが、山頂の祠の裏側辺りを見下ろすと、それだけで足がすくむような岩場がある。そこは北鎌尾根だ。
とてもじゃないけれどそこを降ろうという気にはならないだろうし、実際自分で登ってきていても、見下ろせば恐ろしい角度で切り立った岩が眼下に広がっていて、降りろと言われても絶対に降りたくはない。
あと少しで穂先に着くぞという段にくると、ほぼ真上に山頂の賑わいとカラフルなウェアが目に飛び込んでくる。それらを掴まえるように攀じ登っていく最後の数分はまるでスローモーションのようで、じわじわ迫り来る感動の瞬間をイメージしたりなんかしながら(邪念)・・・
いきなり着いたw
普段ピークには大した興味もないが、こういう時だけは訳が違う。無茶苦茶嬉しかった!
でも、あまりにもポッと山頂に着いて、突然山頂の喧騒(てほどの喧騒でもないけど)に巻き込まれてしまうと自分の中の特別感は周りの状況に平均化されてしまって鳩が豆鉄砲状態であった。
空身の人さえ居るこの場所で、ガチャガチャ腰にぶら下げてる私の、この場違い感よ。噂に聞いていた「北鎌から上がってくると拍手が起こる」てのも都市伝説に終わったw
ヤホーイ!
私が持ってる頂上標がまるで遺影のようだw
ふたりでひとしきり盛り上がった後はそそくさと肩の小屋へ降りる、、、 スポドリが飲みたい・・・
お世話になりました。
今回の失敗は、スポドリの粉を持参しなかったこと。こうも暑いと矢張りスポーツドリンクがないと水を飲んでも飲んでも喉が乾いてしまう。
というわけで、冷蔵庫で冷やされているわけではないが十分に冷たいポカリを買ってぐびぐび@400円、
畳み掛けるようにカレー味のカップヌードルを1つ(ここで売ってるカップ麺の中で一番高カロリー)@400円
さらにクッキーでサンドされたアイスクリームを1つ@200円(これもアイスの中で一番高カロリー)。
カロリーが欲しかったのでスタッフの方に「一番カロリーのあるやつ」とお願いして調べて貰ったw
「僕もいつもコンビニで成分表見ます」と言ってすぐに調べてくれたばかりか、糖質のグラム数まで教えてくれたw ていうかアイス安い!
十分チャージしたところで、南岳を目指す。暑い・・・ 
次なるタスクは大キレットなので、ここは完全に単なるツナギ的な扱い。
しかし暑さでバテ気味のため思うように速くは歩けない。じわじわ進む。
お槍様を後にする
中岳
南岳を過ぎて南岳小屋へ
この間の歩きでバテバテだった私を見兼ねて、マスタは「今日は南岳までだね」と言っていたが、私は疲れているとはいえまだまだ歩ける気がしていたので大キレット通過を提案。万が一の場合はA沢のコルでビバークしようということで13時半頃突っ込むことに。
とりあえず足がダルイ。ぐでー。
では大好きな南岳の小屋で癒されましょう。おすすめは丸で囲んでおいたのでご参考までw
左上、ホットカルピスやらコーヒーやら、緑茶や紅茶(丸印の下段)がセルフサービスで飲める。
1杯目200円、2杯目100円と激安。更に黄色で囲んだのはドーナツ!特に左側の自家製ドーナツがおすすめ。
小ぶりで食べやすいサイズ、カリッと揚がっていて崩れにくく美味しいドーナツがなんと2つで50円!
行ったら是非食べてみてください・・・
ドーナツを2人で8個購入して行動食の足しに。
ドリンクは1杯目にカルピスを、2杯目には甘くしたコーヒーを頂き糖分をどっぷり補給。いざ大キレットへ。
半分がガスってる
なんか・・・楽勝だ
前回ここへ来たのは2010年9月のこれ。この時は北アルプス自体が2度目だったこともあり、全体的にへっぴり腰で、キレット通過もCTより1時間も多くかかってヘトヘトだったのだが今回は何だか嘘のように気楽に歩けて、正直一体どの辺が怖かったのかよくわからない程だった。勿論、足を踏み外せば滑落して死ぬようなトコロは多いのだけれど、そうそう踏み外すものでもないし、そもそも意識を集中すべきは目の前の岩でありホールドとスタンスであり、そこが3000mの山であろうと1000mちょっとの低山であろうと関係はないのだ。下を見てビビる暇があったら目の前の岩の凹凸に集中すべきだ。大キレットは全く怖くなかった。
この2年で何が変わったのだろう。場数踏んだからなのか?いずれにしても2年前の自分とはもう違う。
うん、怖くない。
あっという間にここまで来た
前回は結構怖かった飛騨泣きも別に何でもなかった。
あと少し
北穂山荘到着。割と遅い時間にはなったものの、雨に降られることもなく通過できたのは運が良かった。勿論空模様を見てキレットに突っ込んだ訳だから、運だけではないのだけれど、それにしてももしこれが昨日だったらもうとっくに雨が降っていた時間だもの。
北穂山頂から10分ほど歩いたところに北穂のテン場がある。ちょっと遠い。
ここの頂上標は持ち上げられるんだそうだw ゴルフのホールにフラッグが刺さっているような感じ・・・
なので是非持って写真撮ってみてください(撮らなかったけど)。
テントの受付を済ませてから、缶詰のみかんを頂く@450円
桃缶と迷ったが酸味を求めてみかんをチョイス。寒かったけど矢張り山で食べる柑橘類とか偉大。因みにここはコーヒーが有名(飲んだことないけど)。ドリップしてるどころか、どうもその場で豆から挽いてくれるらしい・・・なんと贅沢な。
うまー。
ここのテン場は小屋まで行かないとトイレも水場も無いのがネックなのだが、景色も良いしロケーションは最高だった。夜は暗くて面倒臭い上に足元が危なっかしいのでトイレは省略。。。
マルタイラーメンのちょっと高級バージョンで辛いやつ。山でこの唐辛子の辛さはなかなかどうして癖になる。ウマイ!
長い一日だった。

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2 件のコメント:

  1. ようやくコメントできました。
    ブラウザ変えたらできたw

    北鎌からの槍登頂おめでとうございます!
    見たようなアングルからの風景が懐かしかったですw
    5日間天気に恵まれたのはうらやましい限りです。

    拍手は都市伝説(山伝説?)じゃないですよ(笑)
    たしかはじめて登ったとき、拍手されました。

    南岳小屋にドーナツがあったとは知らなかった…
    今度行ったときには食べなきゃw

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  2. てるさん

    おお、拍手された人が居た!
    てるさんは1人でも行かれてるんでしたよね、どちらかというと1人で行った時にこそ拍手してもらいたかったんではw

    ドーナツ安いですよね!本当に手作りぽいし、サイズも小ぶりで行動食にしやすいし、おすすめです。是非是非ー

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