初日はこちら
2026/4/22 (Wed) day2 Dimsa-Gosaikunda Lake
(10.5km/1477mD+/106mD-)
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| おはようございます |
朝食も選べたので、茶色っぽそうな粉のパンケーキを選択。ふわふわ分厚いのを想像したらクレープみたいな厚さのものが出てきて面食らう。今日の登山のエネルギーとしてこれは足りるんだろうか・・・?瓶ごと出てきた蜂蜜をたっぷりとっていただく。
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キビか蕎麦かどちらかの粉のパンケーキ(どっちを頼んだのだったか忘れたw)。 この蜂蜜は現地の定番のようだったので日本に帰る前にスーパーで小さめの瓶を買って帰った。結構安い。 |
7時半頃に出発。この時期ここはシャクナゲのシーズンらしく、あちこちでシャクナゲが咲き乱れていた。葉より花の体積の方が多い・・・日本のシャクナゲともちょっと雰囲気が違う感じがする。ネパール語ではらラリグラスと呼ぶそうで(Laligurans / लालीगुराँस)、ネパールの国花なのだとか。少しでも時期がずれると見られないらしい。
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途中の山小屋でちょいちょい止まって休憩しては珈琲やらお茶をいただく。 どこの小屋でも、小屋の人が編んだらしきニット帽やら手袋やらを売っていた。カラフルでかわいい |
途中、神様が祀られている小屋があって中を覗いてみるとマンジュシュリーが居るではないの!マンジュシュリーは学業の神様でもあり知恵の象徴でもあるが、元々湖だったカトマンズ盆地を剣で切り拓いて水を抜き、人が住めるようにした神様でもあるという。だからこそカトマンズの外輪山を周回するレースの名前もマンジュシュリーになったのだろうし、ネパールのあちこちで祀られているのだろう。
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| 写真向かって左がマンジュシュリー。右手(向かって左)には剣を持ち、左手には蓮の花、花の上には巻物(書物)が乗っている。レース前にマンジュシュリーを調べていたせいでマンジュシュリーだけは見てすぐ認識できるようになったw 他の神様は全くわからない。 |
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大きな荷物をおでこだけを使って運ぶポーターさん達。(※私の荷物ではない) | | 7000-8000m峰が見える最高の天気! |
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自分のいる高さが既に3000mより上だというのに、更にあんなに高いところに山が連なっているという事実に感動するというよりすこし恐ろしさまで感じる。ここ、私が住んでいる日本と同じ地球上のはずだけど、こんなことってあるんだなと思ってしまった。知っていて来ているはずなのに、実際に目にするととんでもないなぁ。スケールが違いすぎる。日本を縦(高さ?)に2つ積み重ねても届かないんだよなぁとか思うとすさまじい。
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| 写真だけだと何の山を撮影したのか後になるとわからないが・・・ランタン方面だと思う |
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| いやー景色最高ですね! |
ティータイム。相変わらずのコミュ力を発揮する心強いNgimaがふらふら歩いてどこか行ったなと思ったら楽器を手にして戻ってきた。トゥンナという楽器のよう。なにやら歌い出すw
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| 後ろの景色が良すぎる |
先程見かけたポーターさんと一緒になった。あれはデコだけで支えてるのかとNgimaに聞いたら矢張りそうらしい。デコの他に支えているベルトとかは一切ないそうで、小さい頃から練習してるから首が鍛えられているのだとか。Ngimaはシェルパ族の人で、小さい頃からやっているから担げるんだそうだ。私も試してみたくなったのでお願いしてデコ持ちさせてもらう。腰云々以上にダイレクトに首にくる上すぐにふらつくし、自分の重心と荷物の重心を一致させるのが難しい。よくこんな持ち方してサンダルで歩けるな・・・
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| 帽子の上からだと微妙にずれるので帽子を脱いでトライ。貴重な体験w |
ティータイムから1時間ほどで早目のランチ。景色が相変わらず良すぎる・・・。天気もべらぼうに良くて晴れまくっている。標高も高いわけだし
ヤケーヌとか持ってくるべきだったなとか思ったけれど、まぁ仕方ないさ、レースの準備と山の準備と両方やるの大変だったんだからさw
ダルバート続きで少しだけマンネリになってきたので昨夜はカレーにしてみたものの、結局またダルバートが食べたくなって再びダルバートに戻る。でもネパールにいる間に何度も何度もダルバートを食べてみてわかったのは、店や宿によって味もトロトロ加減も色も豆もみんな違ってみんな良くて、食べれば食べるほど飽きないということだった。ただどれも過激な味付けはなく穏やかで優しく、ネパールの国民性に通じるものがあり、人が料理を作り、食べ物が人をつくっているのだなという気がしてならない。卵が先かニワトリが先かみたいな話になるけれども。そして相変わらず、山小屋でも食事の提供には時間がかかる。一体どこから作り始めているのだろうかw
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| 美味しかった! |
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| プレートには載っていない何かをNgimaが載せてもらっていたので私も食べたいといって載せてもらった。ネパール版の食べるラー油に近いようなもので、味が濃くて美味しかった。買って帰っておつまみにしたいくらいw |
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| そうこう言っているうちに標高が4000mを突破!私の時計にこんな数字が出るのがバグみたいな感じがしてとりあえず写真に残す。本当にそんな高い場所にいるのだなぁ |
標高もいよいよ上がって気温も下がり、スタートから苦しかった呼吸がますます辛くなってきた。嗚呼、ゴリゴリの急登・・・。酸素が足りない。下界と同じくらい空気を吸っていても酸素感がない。
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| 雪が出てきた |
ガイドさんというのはかくありなんとでも言うべきか、Ngimaには自分より歩けない人や具合の悪い人のエスコートする場合におけるプロフェッショナルの立ち居振る舞いというもののあるべき姿を見せてもらったように思う。彼はするすると良いペースで登っていくし空気が薄いことなんて気にも留めていないが、それでいて、遅すぎる私を見ても嫌な顔やイラついた表情ひとつ見せず、ほんの少し先で待っていてくれる。待たせて申し訳ないなと思う隙さえも、私に与えないのだ。具合が悪かったりペースがあがらなかったりする人、ペースの違う人にナチュラルに寄りそう人柄に触れて本当に癒された。ここまで思うように進めない状態になるのは久々のことだったが、こういう時の気持ちやしんどさを改めて感じたし、今後自分が誰かを連れていくときにこのことをちゃんと思い出したいなと心底思った。しんどい人はしんどくなりたくてしんどくなっている訳ではないのだ。私も誰かを山に連れていく時は、しんどい誰かの心にそっと寄り添えるようになれたら素敵だ。
彼は7000m級の山のガイドもしたことがあるらしく、流石にそこまで標高が高いと空気が薄いなってわかるのか?と尋ねてみたが、it doesn't matterとのことだった。自分は山の方で生まれ育っているから別に何も感じないらしい(強いw)。
日本語で何て言うのかと聞かれたので「気にしない」と教えておいた。関係ない、でもいいと思うけど発音ややこしいだろうから・・・(最終日までに色々な文脈で「キニシナイ!」を使って、だいぶ使いこなせるようになっていた)。
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| 人を乗せて登ってくる馬も、荷物を運ばされている馬もいる。空気薄いのに馬も頑張っている。馬は登りは得意そうだったが降りは怖いみたいで結構拒否していた。 |
初日頑張って上の小屋まで行っておいて良かったw のんびり進んで15時前くらいにようやく湖に到着。こんなところにこんなに大きな湖があるなんて!初めて見つけた人は感動にうち震えただろうな。
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| 着いたーー! |
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| いくつも湖がある。美しい・・・ |
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明日行く側ではない方の稜線は岩場、こちらも美しい。 (手前の小屋は宿泊用の小屋ではない) |
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こちらがメインの湖のよう。周回できる遊歩道もあった。酸欠で疲弊していたが、ここまで来たのだし周回しておくべきかなと思ってNgimaに言ってみたら「明日一番きつい日だから体力温存しときなさい」とのことだったので諦めw 周回は小一時間程度かかる模様。 写真左下から右上へ向かっている道が翌日登るルート。あのコルを越える。
 | | 部屋は相変わらず2人部屋。誰か一緒に来られたら入れたのになぁと思う一方で、前日あんなに具合が悪くなったりしていたことを考えると迷惑かけたり気を遣ったり何かと大変だっただろうし、1人で良かったなとも思った・・・ |
 | 部屋でSpO2を計測するとまさかの数値!64て!
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前日のお酒も悪さをしないでくれたようで頭痛や気分の悪さなどもなく登って来られたとはいえ、標高のせいで息も絶え絶えだったのでとりあえずパルスオキシメーターで数値をはかる。いや私、大丈夫なのかい?でもこのパルスオキシメーター、コロナ禍に不良品だの粗悪品だのが散々出回っていた時期に入手したものだし、正しい数値が出ているのか怪しい。まぁ参考値程度に見ておいて、体の声を一番に聞くようにしよう・・・ 寒くてハイカーは皆小屋の中に居たが、私は一旦防寒具を着込んでから暫く外にいた。折角こんなところまで登ってきたのだから山が見たい!でも中の雰囲気も楽しみたい。自分の体が2つあったらいいのになぁ。
 | | トレッキング中に着ていたのは化繊混メリノのBlack Diamondロングスリーブフーディー、防寒はPatagoniaのキャプリーン4+Western Mounaineeringのフラッシュジャケット。下半身はトレッキング中に寒かった場合に履いたまま歩ける方が良さそうだなと思ってワークマンのダウンパンツ(多分化繊混)を持参。 |
小屋に戻って今日の夕食をオーダー。今日はトゥクパ(麺)にしてみた。他のお客さんも多くて、それぞれ別の夕食を頼んでいるため、矢張り待ち時間が滅茶苦茶長いw 多分1時間以上待っていたと思う。 はじめはストーブから離れた席に通されて、皆の輪から離れていてうすら寂しい感じだったのだけれども「私も寒いのでストーブに当たりたいんです」感を出しながらぐいぐい輪に入り込むことにした。ネパールまで来ていい歳してモジモジしていたってなにも始まらない。  | | 炒飯みたいなのを食べる人、ダルバートの人、モモの人など皆まちまち。そりゃ作るのも時間かかる |
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トゥクパ着丼。タメルで食べたりしていたトゥクパとはまた一味も二味も違った感じでこれもとても美味しかった。今回もミックスを頼んだら、具材全部乗せみたいなのが出てきた。
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上に乗っているのはシュレッドチーズ。ここのトゥクパの麺は結構コシが強かった。 スープも美味しく完飲。 |
この日メニューを見ていたらスイーツが載っていたので、たまにはと思ってオーダーしてみることに。(ガイド費用には食事が全部含まれていたのだが、ご飯を食べた上にスイーツまで頼んでも大丈夫なのかは不明だった・・・)
量が多いかもしれないからシェアしないかとNgimaに提案すると快く受け入れてくれた。結果的にはNgimaは食べなかったけれども(なんでw)。
そうこうしている内にストーブの周りの人達が英語を話し始めてくれたので、私も話の輪に入れるように。イスラエル人が多かったようで、ヘブライ語トークを繰り広げていた模様。世の中には、聞いても何語なのかもわからない言語が山ほどあるんだなぁなどと当たり前のことを思う。
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| 飲む?飲む?と言ってくるので少し飲みたいとお返事したにも関らず、綺麗に三等分された現地のラム。アルコール度数42.8%w |
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チョコレートプリンと書いてあったのだけれど、さっきのトゥクパと同じ器(どんぶりw)になみなみ入ったチョコレートプリンが着丼w 深めの器で、1辺13-14cmくらいはあったと思う。
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プリンはゼラチンのようなぷるぷるしたものではなくてもったりして糊のよう。冷たいどころかむしろ熱々で、固まってはおらず濃い液体状だった。ライスプディングのチョコレート味といった感じだ。改めてメニューを見てみると、プリンはRiceのカテゴリーに書かれていた。食後のデザートにするには重すぎて食べ切れない。ラムにも合うよといって他の人にも一口どうですかと勧めたが誰も食べてくれない。でも味は嫌いじゃなかったし冷やしたのも美味しいかもしれないと思ったので、部屋に持ち帰って明日の朝食べることにした。
アルコールは、今日まで我慢すればそろそろメトロニダゾールも体から抜けるだろうし、明日の4600m越えさえ乗り切れば下り基調のはずなので、明日からは飲めるだろう。
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| おいしかったKhukuri Rum(帰国前に750mlのボトルを買って帰った) |
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| 食後もしつこく外に出て山鑑賞。星が綺麗だった! |
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