2026/04/23

20260421-25_Gosaikunda Trekking(day3)

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2026/4/23 (Thu) day3 Gosaikunda Lake-Lauribina Pass-Tharepati
(14.5km/1008mD+/1808mD-)
2日目の朝は起きるのが遅すぎて朝焼けや日の出が見られなかったので、今日こそ日の出が見たい。この日は行程中最も標高の高いところでの宿泊、こんな高い所から日の出を見ることも人生でそうそう無いだろうと思い、前夜のうちからネットで日の出時刻を調べておいて早目にアラームをかけた(※この標高でWi-Fi環境が整っていたことも驚き)。5時過ぎに起きて昨夜の残りのチョコプリンを食べ、5:15頃から外で待機。ベンチには霜が降りていた。
5:30頃
6:00、ようやく稜線に日が差し込む。太陽はまだ出てこない
結局ご飯の時間になってしまった。太陽はまだ稜線の向こう側に隠れているようだ。日の出を諦めて朝食をとる。前の晩、今日は人数が多いから夜のうちにオーダーを決めて頼んでおこうとNgimaから提案されて夜の内にオーダーしてあったので、朝は着席してすぐにご飯が出てきた。この日はオートミールとヤクのミルクティーみたいなのを頼んだのだったような気がする。オートミールは凄まじい量だった。上には細かく刻んだりんごが乗っていて温かい。寒い朝を見越して頼んだホットミールは大正解だった。
7時過ぎに出発。湖の向こう側に見えていたルートは坂ではなく階段だった。階段、レースでも散々登らされてきたが、4400mオーバーのこの場所でもまだまだ続く。でもなんだかんだであの峠を越えたらもうそれより高い所に登ることはもう無いのだ。あと少し。すぐそこに見えるゴールまでほんの少しだ。でも息苦しくて全然進まない。苦しい時というのは大抵、すぐに終わって欲しいとか、もうこんなの嫌だとか、そんな風に考えるものだと思うのだが、この時は不思議とそんな考えは一瞬たりとも浮かばなかった。苦しいことは苦しいのだけれど、ずっとここに居たいと思ってしまった。登らずじっとこの景色を眺めていられたら最高だけれども、8時間この場所を登り続けろと言われたらそれでもいいと思った。通り過ぎたくない。

階段が終わって雪が出てきた。チェーンスパイクは持参していたが、雪が太陽で緩んで歩きやすかったし踏み跡もあったのでスパイク無しのまま進む。照り返しがすごい。
カメラを向けたらポーズをとってくれたNgima
湖が少しずつ遠くなる、そして奥には7000-8000m峰が並ぶ!
すごい!
4600m地点から見ているのに、更にあんな雲みたいな場所に山並みがある。ネパールに来る少し前に山野井妙子さんの本を読んでいたのだが、あんなところを彼女は無酸素で歩いているんだよなぁなどと思ったら改めてとんでもないことだなと思った。それにしても美しい。うまく言えないけれど、ネパールってすごい、すごいところだ。スケールが違い過ぎる。月並みだけれど、自分という存在がとてもちっぽけに感じる。
ぼちぼち下の湖が見えなくなってくると同時に7000-8000m峰がよく見えるようになってくる。どれが何の山か、色々聞いたけれど忘れてしまったw アンナプルナは見えていたと思う。若干自分は具合悪そうw
凍結した湖。そこまで氷は分厚くなく、上を歩ける程ではないそう
ようやく最高地点!
私の時計にこの標高が表示されることは今後あるのだろうか?
写真を撮りつつのろのろと2時間弱でLauribina Passに到着。ここが今回のトレッキングの最高地点となる。お天気に恵まれたので寒いと感じる時間帯もなくすんなりと登れてしまったが、ここも天候が荒れたら相当厳しいと思うので晴れてくれて良かった。

ヒマラヤの稜線に別れを告げて今度はひたすら降り。こんなに一気に降るような場所は日本にはないと思う。4000m越えの日差しに晒されながら歩くこと暫し、Ngimaがランチを想定していた小屋が営業していなかったので更に1-2時間進んで13時を過ぎた頃にお昼休憩となった。似たようなペースで進んでいたイスラエル人の2人組が手前の小屋でヤクのチーズをくれたが、ここでもまた食べるかと言ってきた。君らが持ってるヤクのチーズ、多分1kg以上あると思うんだよ・・・(多すぎるだろうw)
食べようと思ったら営業していなかった小屋。そんなこともあるのかw
振り返って稜線を眺める
沢を右に見下ろしながら進む。とても綺麗な沢だったが、この辺りでかつて飛行機が墜落して大変だったらしい。乗客乗務員全員亡くなったとか。
沢の上流部
ようやくランチ
Ngimaが担いできたフルーツはブドウとリンゴとザクロだった。ザクロなんて食べるの何十年ぶりだろうw
ここでもダルバート。出てくるまでにここも時間がかかり、食べ終わるまでに1時間くらいはかかった気がする。とにかくネパール時間はとてものんびりだ。穏やかな時の流れが心地良い。
いちいちブログには書かなかったが、ダルバートの時は大抵あれもこれもお代わりしている
遅めのランチだったし夕飯までの間隔が大分くっつくなと思っていたが、この先階段のアップダウンでペースが上がらず、結局3時間ほどかかった。
よくこんな場所にずっと階段を作ったよなと感心してしまう。
トラバースしながら進む道で谷をいくつも越えていくためアップダウンが多い
ようやくTharepati着。道標にはThadepatiと書いてあるが、調べてみるとTharepatiが正しいみたい・・・。いずれにせよネパールの地名だから、ネパール語の発音をアルファベットにしただけなのだろうし、解釈によってスペルが違うのかも知れない(このすぐ下の写真だとスペルはThatepatiになっているw)
本日のお宿
写っていない手前側に掛け布団がある
今日は飲むのかと聞かれて少し迷ったが、迷いを打ち消すかのように「明日はもうずっと降りだ」とNgimaが言うので飲むことに。もう完全にメトロニダゾールの成分は抜けただろう。
ガイド料金にご飯代と宿代はすべて含まれていたが、水とアルコールだけは別料金。富士山なんかと同じで標高の高いところほどご飯もアルコールも値段が高くなる。ここは1瓶1200ルピーくらいだったと思う(ルピーの円換算は1ルピー=1円くらいな感じなので、大体1200円くらい)。瓶は600-700mlくらいだったか、結構デフォルトのビールの瓶は大きくて、逆に小瓶とかは置いていない。
暖炉に火を入れる宿の御主人。ここの小屋のキッチン担当は若い青年だった。
ビールは特に冷えていないが、ぬるくもない
ビールを飲むならダルバートではないよな、と思って今夜のメニューはモモにした。飲み屋の感覚でいけば、正直別の料理をもう一皿くらい食べたいなとも思ったが、食事込みのガイド料金の1食分の予算がいくらまでなのかもよくわからなかったので夕食はモモのみ。(昨日デザートのチョコプリンも頼んでしまっているので一応自粛してみた。)
このモモがまた美味しいこと!ここに来るまでは日本でよく見る丸いモモはほとんどお目にかかっておらず、餃子型のチベット式モモばかりだった。こんな山の上でも明らかに今作ったであろう作りたてのジューシーなモモが食べられるなんて!写真を見ていたらまた食べたくなってきた・・・。滅茶苦茶美味しかった。
小屋のおじさんとNgimaはダルバートを食べていた。本当にダルバート好きなんだな、というかもうダルバートが常食で、他の物を食べなくてもダルバートだけで満足しているから他のメニューを選ぶ必要もないのかもしれない。

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