実は私は全レース無料というのをそれまで理解していなくて、南阿蘇で再会したATMメンバーの友人達から聞いて知ったのだった。勝手に「無料なのは1レースだけ」と勘違いをしており、その1レースを南阿蘇にしていたのだった。全レース無料だったなんて嘘でしょ!もうそろそろシーズン終わりだというのに!もっと出ておけばよかった・・・
逆になんで無料なの1レースだけだって思ったの?ATMそんなにケチじゃないよ!なんて言われつつ、自分の9月いっぱい迄のスケジュールや航空券の価格とにらめっこをして決めたのがこのAKHA Trailだ。距離80km前後なら完走はできるだろうし自分の翌週以降の予定的にも疲れが残っても問題はなさそう。早速ATMのオフィシャルに連絡してみるとAKHA Trailのエントリー期間は少し前に既に終わっていたが、今日明日ですぐにエントリーするならいいよということでねじ込んでもらった。
| 行ったり来たりするルートで滅茶苦茶ややこしく、しかもGPXもちょいちょい違っていたりして私は何度もロストしたw |
2026/07/30 (Thu)
日本からチェンライの直行便はないのでバンコクでトランジットになる。それは予め理解していたのだが、予約詳細に「台北経由」と書かれているのに気付いておらず、普通に台北でも一旦降りることになった。座席番号は変わらなかったけれど荷物は全部持って降りてくださいということだったので機体は多分変わったのだと思う。
水夜発、木朝チェンライ着。タクシーとバスを乗り継ぎメーサイという街へ移動した。レース会場まではここから更に車で40分ほどかかる。この日私はホテルで少し仕事をして、それ以外は近所を散歩する程度でのんびり過ごした。カードでほとんど事足りるだろうと思って数千円しか現金化してこなかったが、金額が少なすぎたためキャッシングで繋ぐことにした。ホテルの人達は皆親切で助かったが、最初にいた受付の人はタイ語でも英語でもなくミャンマー語が母語だった。まぁ、ミャンマーとラオスとタイの国境付近だからそうなるか。こういう時は本当にスマホの翻訳機能が助かる。見たこともないようなミャンマー語の文字がスマホに表示されていた。もにゃもにゃした不思議な文字。
| 今回お世話になったAfter Glow Hostelはエアコン完備・温水シャワーのコテージタイプで1泊2300円くらい。ツインにしてもらえば2人でも泊まれるので1人1200円もしないw |
| 部屋も広くて快適、コンクリート打ちっぱなしみたいな内装。 |
| まあまあ人が入っているお店があったので突撃。 |
| 鶏肉や鶏の手などが入った麺をいただく。面はどれにする?と聞かれて細めのものを選んでみた。米粉のそうめんみたいな感じ?汁はちょい辛くらい。 |
レースはうまくいって22時間、そこそこで24時間くらいかかるだろうと見越していたので、あまりレース前に頑張って予定詰め込んで観光したり遊んだりしないでしっかり睡眠をとった方が良いなと思い、この日はちょこちょこ横になって体を休めるよう心掛けた。しかし80kmで22時間想定ってよく考えたら相当タフだよな。夕方からは激しい雷雨があり、雨が止んだと思ったら20時半くらいになっていたので再びご飯。昼間下調べして、良さそうだなと思っていた近所の人気店らしき店へ。
| 1人で食べているのは私だけw 中華とかもそうだけれど、1皿の量がそこそこあるので大人数で数種類の料理を食べたほうが絶対に楽しい。みんな大人数でいいなぁ |
英語メニューの用意がないような地元の店に入っているので、メニューをGoogleレンズで翻訳しながら、他の席に運ばれてくる料理の量をちらちら見ながら2皿ほどオーダー。はからずも蛋白質過多な夕飯になった。
この日はカオパンサーという仏教行事の日ということで国全体が禁酒なのだとか。売店でアルコールを買えないばかりかレストランでも一切のアルコールが飲めない。ついてない。仕方がないのでビールの代わりに水とお米を頼むことにした。なんてこった。
この日はカオパンサーという仏教行事の日ということで国全体が禁酒なのだとか。売店でアルコールを買えないばかりかレストランでも一切のアルコールが飲めない。ついてない。仕方がないのでビールの代わりに水とお米を頼むことにした。なんてこった。
| 大好きなイカメニューから1品。Seafoodとかの項目の括りではなくてイカというだけで1項目設けられていたことにちょっと驚いた。これはイカと青菜のピリ辛炒めみたいなもの。イカがぷりぷりで美味しい!ビールが欲しい!! |
| 1房はあろうかという大量のブロッコリーとエビの炒め。にんにくたっぷりで基本的には塩味系なのだがナンプラーも使われているのかシンプルなのに物凄く美味しい。ブロッコリーの火入れ具合も最高で、結構固めの仕上がり。 |
2026/07/31 (Fri)
目覚ましをかけずに惰眠を貪り朝9時起床。ロビーのコーヒーは勝手に飲んでいいよと言われていたのでロビーに行ってみると、コーヒーどころかパンとかバナナ、ココアなんかが予告なしに色々置いてあるので頂くことにする。
| ジャムにつられて蟻がいっぱい集まってきていたけれど気にしない・・・w |
| バナナ美味しかった |
とりあえず今日は午後にレース受付をするとして、それまでどこか観光に行くかどうするか。しかしその前にレース当日の移動が心配である。フロントでレース当日の早朝のタクシー状況について相談したところによると、矢張りGrabで早朝4時台にタクシーがつかまるかどうかは何とも言えないとのことだった。フロントの彼が予約のできるタクシー会社に2か所ほど問い合わせてくれたが、Grab料金の5倍くらいの値段を言われたらしく「とりあえず朝Grabで試した方がいいよ、予約すると高すぎるよ」と。とはいえ当日の交通手段がいちかばちかというのも不安すぎる。レースの受付会場で誰かと友達になって、明日の朝車で拾ってもらえるか交渉するかとか、そもそも会場に知り合いがいないかなとか、はたまたこの同じホテルに選手が誰かチェックインしてくれれば一緒にタクシーを予約して料金折半できるのになぁとか、とりとめのないことを考えながらコーヒーを啜ってぼーっとしてしまった。しばらくそこに座っていただろうか、ふと誰かの気配を感じて入口の方に目をやると、何らかのレースの参加賞らしきTシャツを着た男性が現れた。この人、レース出そうじゃない!?
おそるおそる声をかけると彼は名をPhuwinといい、案の定レースに出るタイ人だった。カテゴリーは58k、私の出る80kとスタート時刻が同じだった。しかしこのホテルに泊まっている訳ではないと言う。残念、明日一緒に会場入りできるかもという望みは絶たれた。しかしあれこれ話していると「これから一緒にBib Collection行こうよ」となり「その前に行きたい観光地があるから一緒に付き合ってくれ」と言われ、更には「明日の朝はこのホテルに拾いに来るから一緒に会場入りしようぜ」と。彼の宿から私の宿まで40分、そこから会場まで40分。彼の宿から会場までの道に私の宿がある訳でもなく、完全に遠回りなのにそれをやってくれるという。滅茶苦茶優しい!!そもそもタイ人には英語が話せない人もたくさん居るので、彼は英語が話せる人で本当に助かったし、色々と滞っていた問題が一気に全部解決した。有難い。
因みに私の英会話はカタコトに毛が生えたくらいなので、話が弾むかどうかは相手によるところが大きい。Phuwinは聞き上手で色々質問もしてくれ、発音も癖がなく聞き取りやすかったので、ドライブ中も結構ずっと話ができて意思疎通ができたのは本当に良かった。
おそるおそる声をかけると彼は名をPhuwinといい、案の定レースに出るタイ人だった。カテゴリーは58k、私の出る80kとスタート時刻が同じだった。しかしこのホテルに泊まっている訳ではないと言う。残念、明日一緒に会場入りできるかもという望みは絶たれた。しかしあれこれ話していると「これから一緒にBib Collection行こうよ」となり「その前に行きたい観光地があるから一緒に付き合ってくれ」と言われ、更には「明日の朝はこのホテルに拾いに来るから一緒に会場入りしようぜ」と。彼の宿から私の宿まで40分、そこから会場まで40分。彼の宿から会場までの道に私の宿がある訳でもなく、完全に遠回りなのにそれをやってくれるという。滅茶苦茶優しい!!そもそもタイ人には英語が話せない人もたくさん居るので、彼は英語が話せる人で本当に助かったし、色々と滞っていた問題が一気に全部解決した。有難い。
因みに私の英会話はカタコトに毛が生えたくらいなので、話が弾むかどうかは相手によるところが大きい。Phuwinは聞き上手で色々質問もしてくれ、発音も癖がなく聞き取りやすかったので、ドライブ中も結構ずっと話ができて意思疎通ができたのは本当に良かった。
| 予期せず行くことになった国立公園(大雨) |
| 手前側が実際の洞窟の奥側。少年達は自転車でここまでアプローチして、洞窟探検に行ってしまったそう。やめろって・・・ |
12~18時のBib Collectionには12時半頃到着。装備チェックを受けて参加賞Tシャツやゼッケンを受け取ると、丁度タイミングよくDanonに会えた。Danonは昨年10月のチェンマイのレースで優勝した選手で、前日の空港やホテルまでずっと一緒だったタイの超エリートランナーだ。Bib Collectionの時間枠が結構広く設けられていたにもかかわらずバッタリ会えたのには驚いた。
| 3人で記念撮影! Danonは英語を話さないので、Phuwinに通訳してもらう。 因みに今回Danonは80kで3位(1、2位は欧米勢)、Phuwinも58kで4位だった(強いw)。 |
| ここでようやくゼッケン見せながらの撮影をするも、遠くてゼッケンよく見えず・・・ 3人で撮る時に私もゼッケン見せればよかった・・・ |
| Bib Collectionから駐車場までの道の途中、いくつか商店があり、そのひとつでPhuwinがアボカドを購入。4つ買って私に2つくれた。売っているお姉さんが実際に自分で育てたアボカドなのだそう。 |
無事に受付も終わり宿へ送り届けてもらったが、丁度お腹もすいていたのでランチに誘ってみた。ホームセンターの中にちょっとしたチェーン店のような小綺麗な店がテナントとして入っていたのでそこで食べてから解散。Phuwinが良い人すぎる・・・
| エビと卵のカレー(大盛)。タイでは卵をこうやって溶いてカレーの具材にすることが結構多いらしい。日本ではあまり無いよね。辛すぎず、マイルドな味。良くも悪くも尖ってない。 |
部屋に戻ってレースの準備を整えてからスーパーへ買い出しに。今回かなり弾丸で日数も限られていたので、せめて予定のない日はそこらの店に入って美味しいタイ料理を食べたいとは思ったが、この日はランチが遅かったし翌朝も早いので部屋ご飯&飲みとした。もしこれでどうしても足りなかったら食べに出よう・・・と思ったが結局ビールが1Lもあったのでお腹いっぱいになって終わった。
必携装備で持参していたカトラリーを取り出し、フォークの脇の僅かなナイフ状の部分を使ってアボカドを切ってみると、中は美しいクリーム色をしていた。傷や斑点、傷みなどが一切ない。元々アボカドは大好きなのだが、日本で買うと結構な割合で傷んでいたりしてガッカリすることも多い。しかしどうだろうこの完璧なアボカドは!食べてみるとそれはもうこれまでの人生で食べたアボカドの中でぶっちぎりで美味しくて幸せな気持ちになった。味をつけなくても美味しい。すごい。アボカドってこんなに美味しいのか。しかも、皮がこんなに薄い色なのにこんなに熟れているものなのか。日本で買うアボカドのあの色は一体何なんだろう?人生で一番美味しいアボカドだとPhuwinにメッセージを送ると、僕もだと返事が返ってきた。タイのアボカドが全部美味しいのかと思ったら、このアボカドが特別美味しいみたいだ。| 気になるビールがどれも500mlなのでやむを得ず500×2本に。。。 |
| 滅茶苦茶美味しい |
| 醤油とワサビを買って食べたい気もしつつ、塩でもいいかなとも思いつつ、いずれにしても量が多すぎるのでライムパウダーとかいうものを買ってみて、それをかけてソーセージスライス(ハムのようなもの)に乗せていただく。ワカモレとかにレモンやライムを垂らすから合うかなと。これもとっても美味しかった! |
<エネルギーと水分>
・エネルギー:写真に載せたもの全部持つつもりだったが、Phuwinがそんなに持たなくても大丈夫だと言うのでかなり削った。結局持参したのはアミノバイタルと、桜わらび1本、抹茶わらび1本、メダリスト2本のみ。それでも抹茶わらびは1本残したままゴール。
・水分:2Lのウォーターストレージがレギュレーションだったがエイド区間が最大10kmのためインナーファクトのフラスク500ml+エバニューのウォーターストレージ900ml。100ml足りていないがその辺は結構適当なので問題なし。結局エバニューは一度も使わず。500×2を全部飲み切ったセクションもなかった。多く飲んだセクションでも700-800mlくらい(その代わり、エイドで結構多めに飲んでいたかも。)
| ゼッケンベルトは相変わらず昔のハセツネの参加賞 |
<服装、装備> ※ドロップバッグは無し
・ヘッドギア:Hunger Knockの甲州アルプスオートルートチャレンジ2024の参加賞キャップ(日差しが強かったらHaloのハットの方が良いだろうと思い迷っていたため写真にはハットもキャップも写り込んでいるが、ずっと雨になりそうだったので結局キャップにした)
・上半身:Finetrackのノースリーブドライレイヤー+Patagonia半袖T(Run or Dieロゴ入り)、ORのアームスリーブ(肌寒い時たまに伸ばして使用)、チャリ用指切りグローブ
・下半身:知り合いがカモシカの刺繍を入れて販売してくれているバギーズショーツみたいな感じの短パン(3000円くらいの)、ドライマックスのトレイルラン1/4クルーソックス・マキシマムプロテクションシャーマン
・ライト:レッドレンザーH8R(メイン)+モンベルマルチパワーヘッドランプ(予備)
・ザック:The North FaceのTR10
・シューズ:MerrellのAgility Peak 5
・その他(必携装備等):エマージェンシーキット、雨具(Outdoor Researchのヘリウム2、必携装備ではなかったが持参。結構着た。レインパンツは持たず)、ヘッドライト予備電池(レッドレンザー用のみ)、レッドレンザーのフォグフィルター(暫く使用した時間帯あり)、モバイルバッテリー(Ankerの10000mAh)+ケーブル(タイプCとライトニング)、ヘリテイジのULトレイルポール、ティッシュ&ビニール袋、Fold-a-cup(マイカップ必携のため)、Snowpeakの極コッヘル小+スポーク風ノーブランドのカトラリー、手拭い、現金、クレジットカードやパスポート等の貴重品、サングラス、現地で買った虫除けスプレー(写真には写ってない)、目薬、痒み止め(使っている暇はなかった)、日焼け止め、形状保持ワイヤーの入っていないタイプの100均洗濯ネット(上の写真の右下のもの、暑い時間帯に氷を持ち歩くため)
| 毎回変わり映えしないwww |
| 反射ストラップは15cm×4本で前後につけろというレギュレーションだったので、100均で買ったシールを、剥離紙をはがさずにつなげて結束バンドでとめて手作りしたw(結束バンドの長すぎる部分はこの写真を撮った後で切った) |
本編へ続く
0 件のコメント:
コメントを投稿