2018/09/13

20180913-18_大朝日岳-飯豊縦走(1日目:原BS-天狗小屋)

公共交通機関でのアクセスが可能な行き先ばかりを選んできた恒例の夏休み山行。毎年土日祭日を含んだ5-6日という期間が多いのだけれど、国内で一度も下山せずに縦走できるルートを考えるのは結構苦労する。これまでには北アルプスの栂海新道や読売新道、大雪山(このときは夏休み9日間)、南アルプスのほぼ全山縦走などを試みてきたが、今年は家から遠すぎず、そして5泊6日のルートが取れる行き先ということでターゲットエリアを東北に決めた。

++++++++++++++++++++++++
<今回のルートの特徴>
今年の2月頃に膝を痛めて以来未だ完治せず、爆弾を抱えたような状態。しかも半年以上まったく走っておらず体力は落ち気味。この状態で長期間山に入るのは少し不安があったので自分なりの工夫を。
1.
今回は連続した縦走にこだわらない「一旦下山して再び山に入る」という二部構成ルート(2泊3日×2)。稜線歩きで繋ぐよりも累積標高を多く獲得する気もするが、前半で膝がダメだなと思ったら下山したまま後半戦に突入しなければ良いし、エスケープルートを予めデフォルトで組み込んでおくようなイメージ。
2.
CTの計算はゆるめ。ソロで長期だと最近は休憩込0.8くらいで計算しているが、今回は0.85くらい、到着時刻もだいぶ早目に設定。
++++++++++++++++++++++++

はじめは南から朝日連峰に入って北上し、後半は月山に抜けるルートを考えていたが、夏休み直前に発表された予報によると期間後半の天気は北よりも南が良いようだった。結局、朝日連峰から飯豊連峰への南下ルートに切り替えることにした。

■朝日連峰セクション
【1日目】
月山口BS-原BS-竜が岳の水場-天狗小屋
【2日目】
天狗小屋-狐穴小屋-寒江山-西朝日岳-大朝日小屋
【3日目】
大朝日小屋-平岩山-角楢小屋-大石沢小屋-五味沢-(バス・電車移動で)越後下関-大石ダム


2018/09/13 (Thu) くもりのち雨
8:30 月山口BS
↓ - 1:40
10:10 原BS
↓ - 0:55
11:05 南俣沢出合
↓ - 2:15
13:20 竜が岳の水場
↓ - 1
:30
14:50 天狗小屋

0:00新宿発の高速バスで山形へ移動、山形からは庄内交通の高速バス(予約不要)で月山口へ。山形駅での待ち時間は1時間半ほどだったが、駅前にはコンビニもあり、駅の待合室もあるので特に問題なく時間潰しができる。
多分初めて降り立つ山形駅!向かって右側の方に月山行バス停(1番乗り場)
山形駅から月山口まではバスで小一時間、平日ということもあり月山口で下車したのは私のみ。そもそも車内は通勤みたいな方ばかりで登山客自体私しかいなかった。
月山口から原の区間はバスも運行しているのだが午後しか動いていないので歩くしかなかった。
ここで左折したらひたすらまっすぐ
麓の村のおばあちゃんから何か声を掛けられるも、方言がきつすぎて何を言っているかよく聞き取れない・・・。熊に気をつけろみたいなことを言っているのがわかったので、熊鈴持ってきましたとお返事して先を急ぐ。
午前中のバスが無いってことはひょっとしてここから登る人少ないのでは?つまり登山届の投函ボックス無いのでは?と遅ればせながら気付き、電波の届くうちに山形県警へ登山届のメールを送信。バスを降りて1時間半ほど歩くと原バス停に到着、右折してさらに林道をゆくと登山口に到着。
ここからスタート(地味)
案の定登山届の投函ボックスはなかった。これを綴っている今、まだ一週間ちょっとしか経っていないのにすでにもうどんな感じの登りだったか覚えていないけれど、急登だったと思う。暑かった。
何を撮ったんだろう?雰囲気が良いから撮ったのかも
ところどころ色付いていて良い雰囲気。けれどガスが降りてきて展望はイマイチ。しかも時期的には花も終わり、紅葉にはまだ早い。中途半端なタイミングだったのだと思うけれど、人が少なかったのは良かった。
初日は荷物も重いし、尾根に乗るまではひたすら登りなので、行程は控えめに。天狗角力取山(てんぐすもうとりやま)の小屋までで行動終了。
山頂は砂地で、まるでテン場のように平ら。
山頂から小屋方面(東)
基本的にいつもテント泊である私は、今回も例に漏れずテントを持参していたのだが(しかも天気予報がそんなに良くなかったので、軽量化度外視でダブルウォールのいつものエスパース)、朝日連峰はテント設営禁止とのことだった。しかもそれを知ったのは山に入ってから。さらに、東北の避難小屋システムについても不勉強かつ未経験でまったく理解していなかったため、山と高原地図だと天狗小屋は営業小屋と書かれているからきっと素泊まり5500円くらいだろうと、関東甲信越の営業小屋みたいなものを想像した。テントじゃないとなると全体的に予算がかわってくるなぁ、と思いながらおそるおそる小屋へ。
とても立派な小屋。
小屋の前にはテーブルとベンチも。歩いて30秒くらいのところに水場。
二階建て。外のベンチのあたりと、二階のベンチに近い窓側はdocomoの電波がよく入る
東北の避難小屋というのは基本的に関東の避難小屋のように無人ではなく、たまにやってくる管理人というのがいて、小屋によって異なるようだが管理人も山岳会メンバーなどが持ち回り制で担当していたりするらしい。トイレも紙付きで水洗。完全な無料ではない分とても綺麗なのだが有料の営業小屋ほど高くもないというこの東北の小屋システムは、私にとってはかなり新鮮だった。この日は管理人さんはおらず、料金箱に利用料1500円を入れて利用させていただく。
到着して間も無く雨が降り出した。ウィスキーをちびちびやりながら本を読んだり、ラジオを聞いたり、たまに雲が切れると写真を撮ったりしながら過ごす。贅沢な時間。
歩いてきた稜線
天狗小屋ということで立派な天狗様が壁にかけられている

小屋にはサンダルまで置いてあるし、岳人のすごく昔のバックナンバーなんかもあった。
停滞してもまったく退屈しなさそう。
壁についている時計みたいな丸いものは、換気用のフィルター。下についている紐を引くと換気できる。
2日目へ

0 件のコメント:

コメントを投稿