2019/12/11

20191208-14_しまなみトライアングル&石鎚山系縦走 山編2


Day4--12月11日(水)
朝。小屋を出発して10分ほど歩くと、昨日小屋を探しながらうろついていた工事現場の脇に出た。なんと、関係者以外立入禁止と書かれた分岐に出た。工事が終われば立入禁止の札も取り除かれるのだろうし、そもそも私も明るい時間帯に到着していないので偉そうなことは言えないけれども、、、うーん、これは迷う気がするし危ない感じw
出発前に写真を撮るも、暗くてよく見えない・・・すみません
逆側は二段ベッドというか二階建てになっているので収容人数は多め
土間には小さなだるまストーブ
6:00 シラサ峠
↓ - 1:25 
7:25  瓶ヶ森登山口
↓ -  0:35
8:00 瓶ヶ森(女山)
↓ - 1:25
9:25 神鳴池
↓ -  0:50
10:15 自念子ノ頭
↓ - 0:15
10:30 主谷分岐
↓ - 0:30
11:00 東黒森
↓ - 0:40
11:40 伊予富士
↓ - 1:05
12:45 桑瀬峠
↓ - 1:00
13:45 寒風山
↓ - 1:30
15:15 笹ヶ峰
↓ - 0:30
15:45 丸山荘
舗装路より少し高い位置につけられた縦走路をゆく。石鎚山系の縦走は数年前から行きたいなと思っていて、地図はその時に買ってあったのだが、地図を見ると舗装路が登山道の近くをずっと走っているのがわかり、少し熱が冷めてしまったのだった。しまなみ海道とセットにできると気付かなければ、私はなかなかここに来ることはなかったかもしれない。
峠から50分ほどで、なにやら巨大なスラブを有する岩と遭遇する。地図にも何も書かれていないのだが、何か書いておいてもいいんじゃないのかと思うくらいのインパクトのある岩だ。写真ではなかなか伝わらないけれども・・・
子持権現山をトラバースした後のところに祠
子持権現山は地面から急に生えてきたような山で斜度がすごい。東側にトラバース道がついており、山頂への道は地図でもルートとして記載がされていなかったので私も例に漏れずトラバース道を利用した。後で調べてみると、子持権現山頂へのルートは矢張りちょっとしたバリエーションルートのようで鎖場が5回も連続するとかなんとか・・・。ここで時間を費やさなくて良かった。。。

再び舗装路に出て、次は瓶ヶ森。時期が時期だけに誰もいなかったが、自転車の人も来る場所であるらしく、バイクスタンドやベンチなどが置いてあった。確かにこのあたりまでヒルクライムしてくるのも面白そうだ(下りが滅茶苦茶寒そうなので秋か春くらいがいいな・・)。
瓶ヶ森は男山経由で女山まで。男山への分岐で山に登らずトラバースしていくとキャンプ場が二箇所ほどある模様。
少し急な坂をあがると男山
まあるい山頂は女山
15分足らずで女山山頂到着。2000mに満たなくてもずっとこの辺りは森林限界は超えているようで360度の大展望!
海の方。しまなみ海道の方まで見える
長々と写真を撮ったりなどしていたが、なんだかんだ風が強くて寒いので適当に切り上げて先を急ぐ。ここから先も伊予富士のあたりまではずっと下に道路が見え隠れしているのだが、道路に車の影はなく、勿論登山道にもまったく人がいない。この時期のこのあたりはここまで不人気なのか。まぁ確かに雪があったりなかったりで地面のコンディションも良くはないけれども・・・
たまに道路
道路を歩いてもトレイルを歩いても結局同じところに着くといった感じが、奥武蔵グリーンライン界隈を彷彿とさせる・・・きっとこの辺りもランナーの峠走練習エリアなのだろうなぁ。
笹が多い、一番向こうが伊予富士
伊予富士の手前の分岐で舗装路に下りると水場があるようだったが、この時点では特に
水を追加する必要もなかったのでスルー
初日に土小屋までしか行けなかった場合は寒風山付近でビバークになるかなぁなどと思っていたのだが、初日にシラサ小屋まで頑張れたのでこの日の宿は丸山荘まで行けそう。寒風山の先あたりは、地形図を見ると割と平らなところが多くて、テントを張れるかなと想像していたのだが、実際歩いてみると笹がすごいわ道は狭いわで全然テントなんて張れる感じじゃなかった。まぁ眠ろうと思えば眠れるけれども・・・
読んで字のごとく、風が抜けて滅茶苦茶寒い寒風山・・・
丸山荘と笹ヶ峰山頂の分岐点に荷物をデポしてとりあえず山頂を踏むも、ガスのため展望なし・・・そしてここも風が強い!
水場を有した丸山荘へはCT0:35の下り。友人からここはいい山荘だと聞いて下りることに決めたのだが、この日ここへ降りて水を汲むのを前提にした水の量しか汲んできていなかったので、山荘が営業しているかどうかよりも、水が出ているかどうかの方が自分にとっては死活問題だった。さて・・・
写真中央あたりに見える赤い屋根が丸山荘
草ボーボーの平場(テント場なのかどうかは定かではない)を過ぎると小屋が現れた。なんとも言えない味わいのある古びた小屋で風情がある。しかし引き戸には南京錠がかかっていて営業していないようだった。代わりに、写真奥側の長屋のようなところが避難小屋として解放されていたので、こちらを使わせて頂くことに。結局山では二泊とも避難小屋で、テントは一度も使わずに担いだだけで終わってしまったw
張り替え作業中の網戸が置かれている。作業小屋の一角を使わせていただける感じ。
断熱材フォームなどが板の間に敷いてあり、結構暖かい。
水場はどうだ。
小屋の手前には蛇口が複数ついたシンクがあった。沢だろうが湧き水だろうが、水さえあれば十分なのにまさかの立派な蛇口!ほっと胸を撫で下ろし、手持ちのプラティパスに水を入れようと早速蛇口をひねる。トクトクトク、なんともいえない水流に疑問を感じながら20秒くらいすると1Lちょっとで水が止まった。複数の蛇口の全てを順番にひねり、出せるだけの水を出しても1.5Lにもならない。凍っていた感じもない。一旦蛇口に見切りをつけ、もみじ谷と書いてある方へ行ってみたが特に水場も現れない(翌朝登るルートがもみじ谷ルートという名前であるだけのようだった)。この先に水場があるかどうか調べたかったけれど、そもそもここは携帯の電波が入らない。

小屋に戻って蛇口のつくりを観察すると、どうやら水色の大きなタンクから水が引かれているように見える(写真左奥がタンク)。山の中から管が出て一台目のタンクに繋がり、そこから二台目のタンクを経由して蛇口側に通じている。タンクが浄水器になっているのかもしれない。山の方から水がじわじわ下りてきているのだとしたら、時間が経てばきっとまた水が増えてきて蛇口から出るだろうと踏む。寝る前に蛇口をひねると僅かに水が出てきたが、この調子だと朝になって調達できる水の量は高が知れている。このままだと翌日の行動中の水は200mlくらいしかなく、足りなければ途中で少しルートをそれて水を汲みに下りる必要が出てくる。

水がギリギリなので、焼酎のお湯割も自ずと濃い目に作らざるを得ないが致し方ない。

山編3へつづく

2019/12/10

20191208-14_しまなみトライアングル&石鎚山系縦走 山編1


Day3--12月10日(火)
宿に自転車関連の荷物と自転車本体を預け、宿から25分ほど歩いた伊予西条駅からせとうちバスに乗り石鎚山へ向かう。自転車は鍵付きの広い倉庫に置かせて貰い、荷物はなんと部屋にそのまま放置で良いとのことだったw

7:47 伊予西条駅
↓ -  0:46
8:33  河口BS着
↓ -  0:07
8:40 河口BS発
↓ - 3:00
11:40 石鎚神社成就社
↓ -  1:40
13:20 夜明峠
↓ - 0:50
14:10 弥山(石鎚山頂)
↓ - 0:30
14:40 弥山出発
↓ - 1:05
15:45 ベンチ2
↓ - 1:05
16:20 土小屋
↓ - 0:35
17:15 よさこい峠
↓ - 0:55
17:40 伊吹山
↓ - 0:50 (迷)
18:30 シラサ避難小屋

バスに乗ってから小一時間で登山口まで着いてしまうのが凄い。というか有難い。そして羨ましい。事前にロープウェイの運営会社かなにかに問い合わせたところによると、雪は山頂付近に少しあるくらいでほとんどないとのことだった。雪でCTより大幅に時間がかかってしまうようであればロープウェイを使わざるを得ないかなぁと思っていたが、普通に歩けそうだったので河口バス停から歩いて登ることにした。あまり使われていないルートのようで、ここから登るの?登ったことあるの??と運転手さんに聞かれるほどだった。バスの利用客は皆降りてしまい、途中からは私ひとりだった。
もう8:00すぎだというのになんだか薄暗い登山口
河口バス停は、尾根寄りを行く今宮ルートと、黒川谷を行くルートのふたつのスタート/ゴール地点となっている。黒川谷ルートは手元の地図(山と高原地図2015年版)では破線になっているので、私が利用した今宮ルートよりも更にマイナーなのだと思う。

山と高原地図には出ていないのだが、登山道は700mくらいまでの間に3回ほど林道と交差する。一度目か二度目に林道に出た時はその先の登山道が見当たらず、結局林道を歩く羽目になってすこしだけ時間が多くかかった。林道以外にも「三十六王子社巡り」をする人の踏み跡が錯綜しており若干わかりづらい。
途中までいくと参拝ルートと一般登山道ルートが合流するが、標高の低いところは登山道と違うルートに
社があるため、社に向かう人の踏み跡があって少し考えながら進む必要がある
まぁ、いずれにしても合流するので問題ないのかもしれないが・・・
参拝ルートに惑わされるエリアさえ越えてしまえばルートはきちんと踏まれていて、特に迷うところはない。暫くは尾根に上がりそうで上がらないコース取りなので、景色もなく薄暗く特に面白くない。足で登りたいという欲求を満たすのが目的ならば、ロープウェイ乗り場のバス停のひとつ先である西之川バス停まで行ってから登った方がいいのかもしれない(西之川からだとCT2:40、河口からだとCT3:30)・・・
誰とも会わずに石鎚神社に到着、ロープウェイの山頂駅付近。
大きな建物が並ぶロープウェイ駅付近に到着。どこも営業しておらず、人の気配もほぼ無い。登山口に登山届ポストがなくて登山届を出せていなかったのだが、ロープウェイで上がって来た人達が登山届を出すための用意がされている建物があったので、遅ればせながらここでお届けを出すことにした。建物にはおそらく奥に人がいたのだろうけれど、特に人も出てこなかったので勝手に入って勝手に書いてきた。猫のタマちゃんがお出迎え。
登山届けの上に鎮座w
ここに着くまでも結構長々と登ってきていたし、ロープウェイの駅も過ぎたし、少し歩けば山頂だろう、という気がしていたのだがそれは単なる思い込みでここから山頂までCT2時間以上あるため先を急ぐ。流石百名山だけのことはあって、ルートはますます整備されている。
巨大な鎖場の鎖
鎖場は3ヶ所、ほぼ垂直に垂れている。今日の行程が結構長いので無駄に疲れたくなく、鎖はすべてパスして巻道を使うことにした。
真ん中あたりにある鳥居から先、山頂まではピストン。
鳥居のあたりに荷物をデポしてピストンしても良かったのだが、山頂が寒いと困るので
全て担いで登ることにした。鳥居のところにはトイレもあるが、この時期は利用不可。
巻道は金属製の階段などでできていて歩き易いが、鳥居からはかなりの急勾配できつい。雪はたまに足首くらいまで積もっていたけれど、スパッツをするほどでもない。丁度山の向こう側に日が隠れてしまっていてコース上に日が差さず寒い。14:00を過ぎた頃ようやく日の差す山頂へ到着。な、ながかった・・・
この日は全部で4名ほどの登山客とすれ違い、同じ時刻に登頂したソロ男性登山者も2名いた。何度か登っているらしき方が「向こうまで歩けるよ」と指差すので、荷物を山頂にデポして天狗岳へも登頂。
天狗岳から石鎚山頂を見た眺め。結構なナイフリッジ
天狗岳から先をそのまま赤い矢印のルートで進めばわざわざ鳥居(下の地図上で公衆トイレ休憩所と書かれたところ)まで戻らなくて済むのだが、先がよく見えないほどのナイフリッジぽかったのでやめておいた。私の地図だと赤い破線がついているのだが、現行の地図(下の地図)だと無線になっているようだ・・・行かなくて良かったかな。岩場だったし、この4年ほどの間にどこか崩れたりしたのかもしれないなぁ。
写真におさまらないほどの絶景!
私は百名山を目指しているわけではないけれど、百名山を目指している人は「行ってみるとやっぱりいい山が多い」と言う。ここも例に漏れず、360度の絶景でとても良い山。
鳥居まで戻る
元々この日のゴール地点に定めていたのは土小屋というところ。鳥居から土小屋までのルートは割と雪が積もっていたのでチェーンスパイクを履いたりしながら歩みを進めた。土小屋は車も入れる道路と交差していて、人も多そうだし、テントを張るのが憚られる感じかなぁと思っていたのだが、到着してみると人っ子ひとりおらず閑散としていて建物もすべてがクローズ、車も一台もない。逆に廃墟みたいで怖い・・・
冬場は完全クローズなのだろうか、建物の二階の窓のあたりには木の板がバッテンに打たれている
地図だと、土小屋には水場のマークもあったので道路に幕営地すれば良いかなと思っていた。しかし翌日の幕営予定地を笹ヶ峰から35分おりた丸山荘にしようとすると、翌日の行程がかなり長くなるなぁと思い、頑張ってシラサ避難小屋まで進むことにした。この先に1ヶ所、更にシラサ小屋にも水場マークがあるので、土小屋界隈では水の補給はなし。まぁ避難小屋到着前に日が暮れるのは間違いなかったがそれも想定内。
よさこい峠までの登山道は道路と平行して走っているトラバース道なので、左下を見下ろすと時々道路が見える。少しすると水場らしき谷筋があったので、ここが水場かー凍ってなくて良かったなーとか言いながら水を汲んだ。シラサ小屋の水場が枯れていると困るし、ここから先そんなにきついコースでもなさそうだから荷物が多少重くなっても構わないなと思って汲んだのだが、その後少しするときちんとした水場が現れたw さっきのはただの谷筋だったか・・・まぁ普通に美味しかったし、濁っておらず綺麗な水だったので入れ替えもしなかった。
地図に記載された正式な水場はこちらですw
登山道が道路と交差したところがよさこい峠、ここでヘッドライト点灯をすることにした。うーん、まだまだかかりそう。
地図に書いていないけれどやたらと平らで普通にテント張れそう。
夏場は売店として営業しているよう
道路すごくきれい
本日最後の登りを終えると満月に照らされた笹の平原が現れた。ああこれは絶対に昼間来るべき山頂だわと思いながら伊吹山の山頂に佇むこと暫し。見渡す限り笹で高い木などの障害物が無く、それ故に風が抜けて寒い。きっと景色いいんだろうな・・・
いつか昼間訪れたいw
ここから僅か15分ほどでシラサ峠の舗装路に到着。やれやれ一安心、、、と思ったのも束の間、避難小屋が見当たらない。舗装路の向かい側に工事中の建物があり、道路を挟んだ手前側に二階建の建物があったが、どう考えても避難小屋ではなさそう。ダメ元で二階建建物の一階と二階のドアノブをいずれも回してみたが当然開かない(おそらく工事現場の方のための待機用プレハブだったのだろう)。キャッシュしておいた地形図を見ても細かいところがよく見えない。やむを得ず携帯(docomo)の機内モードを切ると電波が通じていたので、詳細地図を読み込んで登山道や避難小屋の位置を細かく確認してみることにした。この先の道路の途中から道がのびているように見える。

道路を進むと、進行方向左に避難小屋と書かれた立派な看板があった。しかし近くに道と思しきルートはまったく見当たらず、うっすらと笹薮の倒れた跡があった。こんな真っ暗なのに藪漕ぎは嫌だなと思ったが、まぁ入ってみてダメならGPS通りに戻ってくればいいか、ということで藪へ。

ほんの10分もかからず、いや5分くらいだったのかも知れないが林道のような広い道に出て、少し下っていくと避難小屋に辿り着いた。こんな広い林道、どうして見つからなかったのだろう?今すぐにでも答えを見つけたいという気持ちもあったが、明日の朝この道を登ればどこかに出るのは間違いないので、答え探しは翌日に持ち越してすぐにご飯を食べて眠ることにした。小屋が見つからなくて、もうとっととそこらでテントを張ってしまいたいなぁと思ったりもしたけれど、執念で見つけて良かった。とても綺麗な小屋で、どうやらできたばかりのようだった。因みに、水場を確認できるほど明るい時間でもなく、翌朝も暗いうちに出発してしまったので、この辺りに水場があったのかどうかは定かではない。

山編2へつづく

2019/12/09

20191208-14_しまなみトライアングル&石鎚山系縦走 前編

転職をした。

正直、いい歳だし、とりわけ取り柄も資格もない女が転職ともなると相当次が決まるまでに時間がかかると思っていたのだが、結構あっさり次の職場が決まってしまって、ああ別に元職場にしがみつく必要なんてなかったのだなぁと思った。狭く滑稽な世界で闘ったり悔しがったり泣くほど辛い思いをした日々は、自分にとって無駄なものではなく何かしら意味のあることだったと理解してはいるものの、その日々をもっと生産性のあることに費やした方が良かったのは確実だった。ただ私にとって非常に救いだったのは、その後の転職活動が素晴らしく実り多きものだったということだ。機知に富み、物事を冷静にしっかり見ることが出来、私の長所も短所も特色も一瞬で見抜くような素晴らしい方々と出会えたり、近しい友人から客観的な意見を聞けたりしたのは幸せだった。まぁ一言でいえば、転職活動がとても楽しかったということだ。転職活動中お世話になった方々に心から感謝申し上げたい。

有休がたくさん残っていたので、約2ヶ月のお暇を頂戴した。有休消化中に転職活動をしたのでその期間まるまる遊んでいたわけではないにせよ、有休36日+土日祝17日の合計53日中26日は山やらキャンプやらに行っていたので、山行と山行の合間を縫って面接を入れていた感じだった。締めくくりに海外でも行こうかと思ってパスポートも更新したが諸々準備不足になりそうだったので、結局今まで行きたくてもなかなか行く機会に恵まれなかったしまなみ海道を自転車で走ることにした。決めてから1-2日くらいで一気に予定を組んだので、前日は滅茶苦茶わくわくしながら集中して計画を練った。

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<今回のルートの特徴>
しまなみ海道は尾道〜今治76kmと距離もそこまで長くないため、他の何かとあわせたハイブリッドな旅にしようとの企み。今治から手の届く距離に石鎚山があるため、登山と絡めることに。
1.
幕営装備一式を含んだ自転車装備と、幕営装備一式を含んだ2泊3日の登山装備を全て背負って自転車を漕ぐのは不自由すぎるため、自転車↔︎登山のスイッチ用の拠点を設ける(同じ宿を2度利用)。
2.
自転車区間中は気ままにあらゆる場所で立ち寄ったりできるよう、1日の走行距離を長くしすぎない。
3.
しまなみ海道だけでなく、とびしま海道とさざなみ海道も合わせてトライアングルのコースを自転車で走破する。(このサイトのGoogle Mapが大変参考になりました。)
++++++++++++++++++++++++

予定としてはこんな感じ。空路という手段もあったけれど、今回は直前ということで格安航空券が確保できないこともあり大人しく陸路を選択。
dayTimePlaceRemarks
12/8日--発
5:49東京着
6:00東京発東海道新幹線のぞみ1号博多行
9:26福山着
9:38福山発山陽本線三原行
9:57尾道着せとうちサイクルーズPASS入手駅前?
Stayどこかの道の駅しまなみ海道のどこか50K
12/9月Spa湯之谷温泉西条市州之内1193 / 0897-55-2135400円 / 8:30-22:00
Stayたちばな旅館西条市神拝乙108-1 / 0897-55-758650K

Day1--12月8日(日)
尾道駅の観光案内カウンターのようなところに立ち寄り、乗船料などが割引になるというせとうちサイクルーズパス(無料)を入手。自転車を組み、ひとまとめにして持ってきた荷物を登山用と自転車用に分別する。そもそも登山用の荷物だけ先に家から宿に直接送っても良かったのだが、輪行袋なども一緒に送りたかったことや、近くから送った方が送料も安くなるだろうという目論見もあり、尾道駅前のヤマト運輸の営業所から発送をすることにした。ハイシーズンには朝発送すると夕方には宿で荷物が受け取れる当日便サービスも行なっているらしいが、12月はもうそのサービスは行なっていないということで翌日着(想定内)にて手配。
黄色いザックが宿へ発送する荷物、黒いザックが自転車用荷物。
ヤマト発送時には無料の半透明ゴミ袋で包んでもらうことができた。
100円で向島へ渡る。数分の船旅。
船というだけで正直テンションは上がる。そして船を降りて少しだけ街中を走るとすぐにこの景色。海!海!海!
船を降りてすぐのドラッグストアで目薬などの忘れ物を調達してからライドスタート。
島の中では沿岸を走っては橋を渡り、また次の島に入って沿岸を走っては橋を渡り、というしまなみ海道のコース。基本的に海沿いを走っているので割とフラットではあるのだけれど、橋に入る時だけ傾斜4-5%の坂をぐねぐねと登り、橋が終わるとその分を降りてくるという繰り返し。急すぎる坂もないしとにかく走りやすい。向島、因島を経て生口島へ。
ドルチェというジェラートやさんが人気のようで立ち寄ってみた。いちじくとピスタチオのダブル!美味。
ひたすらみかん!レモン!橋に向かって登ってゆく坂道の脇はずっとみかんとレモンの木が続いている
生口島から多々羅大橋を渡ると大三島。島に入ってすぐのところに多々羅しまなみ公園。ここにはサイクリストの聖地碑なるものがあったのでとりあえず撮るw
良いお天気! 
橋の手前になると下の写真のような感じで自転車&歩行者用と原付用と車用の3つに道が分かれるので、車との接触を怖がるようなポイントもなくとても走りやすい。20年ほどの年月をかけて作られたというこのルートは本当に素晴らしく、言うなれば大人のための長大な自転車ワンダーランドといったところか。こんな規模の遊び場を作るために尽力してくださった過去の方々には頭があがらない。凄いものだし、とても有難い。
たまに歩行者がいるのでハイスピードでおりていくと危ないけれど、峠道のようにぐねぐねしているので
私レベルのチャリダーだとそこまでハイスピードが出せない・・・ので危なくもない。
雨上がりで路面が濡れていたりすると怖いかも・・・
地元の方々が落ち葉の清掃などもしてくれているため、落ち葉がわさわさしているというようなこともなく大変走りやすかった。本当にありがたいことだ。

往路の新幹線で見つけた、伯方島の船折瀬戸キャンプ場が初日のゴール地だ。しかし現地に着くと管理人などが全く不在だった。とりあえず幕を張っていると見回りの人(地元の有志??)がやってきて、17:00までに伯方S・Cパークへ支払いに行かないと今夜は泊まれないと仰る。(しかも310円かと思っていたら、追加で場所代1050円取られるとのことでしたオートキャンプ場価格ですね)・・・・というわけで16:30すぎに急いで3キロほど来た道を戻って支払うという無駄足を踏んでしまった。料金の支払場所についてウェブサイトに書いてあると助かるのだけれども・・・
近くに夕飯を食べられるところがなく、少し走ってさんわにてラーメンをいただく。
胃に優しい丁寧な塩ラーメン(写真写りだいぶ悪いw)。  貝飯も美味しかった。

Day2--12月9日(月)

朝。ちなみにキャンプ場は独り占めだった。
水道も使えるし、普通にトイレもあって快適。自転車は東屋の下に置いたので夜露に濡れずに済んだ。
伯方島の次に現れる、小さな身近島という無人島があるのだが、ここにかつての営業キャンプ場跡があると後で知ることに・・・。こちらは管理キャンプ場ではないためまさかの無料。こちらは車が入れず、徒歩・自転車・バイクなどしか入れない穴場らしい。次回はここを使おうと心に決めつつ偵察。
看板があるのでここから降りていくとすぐ幕営地
月曜でも何組か幕を張っていた。自転車の人は不在だった様子。
完全にコースが分かれているので安心、安全・・・
初日は営業時間に間に合わなかったり諸事情あったりで海鮮の店にはどこにも辿りつけなかったので、今日こそは絶対に海鮮を食べる!!と心に決めていた。幕営していた伯方島の次がしまなみ最後の島となる大島なのだが、その大島の最後に位置する道の駅・よしうみいきいき館を目指してのんびりスタート。この海の家は2018年のトリップアドバイザーの道の駅ランキングで1145駅のうちの15位に選ばれたという人気スポットだそうだ。私のお目当は朝食ソロBBQ・・・10:40に焼き始めたとき先客は老夫婦1組。
事前予約をするとおまかせセットみたいなものが頼めるらしかったが、これもたしか2名から・・・
牡蠣食べ放題や牡蠣御前も要事前予約で2名から・・・
というわけでアラカルト(って呼んでいいのか)

あわびだの伊勢海老だのとこぶしだの、地元の海鮮も然ることながら、冷凍のはまぐりやら肉野菜やらも取り揃えてあり、普通に地元の人がBBQしても楽しそうなラインナップ。私は地元の海鮮中心に、お値段がいきすぎない程度に、、ということで2000円程度チョイスして焼き焼き&お刺身。やーーーお酒飲みたいですね!
七輪の上は左が牡蠣、右が緋扇貝という地元の貝。味の濃いホタテのような感じですごく美味しい!
右上のプラケースにあるのが焼く前の瀬戸貝、そしてその下がサザエとタコのお刺身。
瀬戸貝のサイズがとにかく巨大!これひとつでだいぶお腹にたまる・・・
水をたくさん貝の中に蓄えているとのことで、貝が口を開いた時わたしは盛大にその熱い汁を浴びました・・・
焼く時は、蝶番のところを手前に置く事をおすすめします・・
この道の駅では普通の定食も食べられるため、BBQの後さらに定食も食べようかとかなり迷ったのだが、これからまた前傾姿勢で自転車を漕がなくてはならないことを踏まえ、定食は諦めた。伯方の塩ソフトというソフトクリームもあったので、これはミニサイズで。
次の橋の上からの眺め。絶景!
最後の橋を四国側にわたってすこし走ると今治に到着。しまなみ海道の末端。駅にあるジャイアントストアに立ち寄り、しまなみのスタートとかゴールとかそういった記念碑とか看板はないですかと尋ねると、シクロの家に看板がありますよと教えてくれたので、そこで記念撮影をすることにした。公式のものではないらしいけれど、皆大体ここで写真を撮って行くみたいですよーとのこと。
駅からほど近いところに看板。シクロの家は宿泊施設でもあるが、物販もしているらしい。
このときは営業しておらず中を見ることはできなかった。残念。
今宵のお宿は伊予西条駅近く、今治からは30キロほどのところにあるが時間に余裕があるので今治城などをぐるりと見たりなどして軽めの観光。
ここからはナントカ海道とか名前がついている訳でもないので、サイクリングロードとして整備されておらず道幅も狭く走りづらかった。トラックもガンガン走っているので、そこそこ走り慣れている人でないと怖いかもしれない。なんやかんやで二日目の宿、たちばな旅館に到着。伊予西条駅前にはいくつも安い宿があったが、予約があまりにも直前すぎて部屋が取れなかったためこちらの宿となった。しかし結果的にはオーナーさんが非常に融通のきく方でとてもよくして頂き、しかも近くに美味しいお店もあったのでこの宿で良かったなぁと思っている。また利用したい。
駅よりも海寄りに位置する旅館で、駅から徒歩だと25分ほどかかる。
しかし素泊まり一泊3850円というお値段で、3人一室だとなんと1名2500円w
6畳1間テレビとエアコン付き、お風呂とトイレは共同。お風呂は宿のご主人が沸かしてくれていて
17:00から順番に入れる。
廊下
初日に尾道駅から発送してあった荷物も無事に到着していて一安心。翌日からの2泊3日の山行にむけ山のパッキングを済ませてスシローへw(近辺の食べ物屋さんの十分な調査ができておらず、それでも海鮮食べたい!ということでこちらに・・)
美味しいエリアのチェーンの回転寿司はそこそこ美味しいんですよ・・・
右上の白子の軍艦はかなり美味しかった!14皿ほど完食。
途中の道の駅で購入した牡蠣の缶詰をアテに、宿近くのスーパーで購入した地元のにごり酒で一杯。うーん、美味しい・・・
コップは洗面所にたくさんあるもののうちのひとつを拝借w
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