2026/04/25

20260421-25_Gosaikunda Trekking(day5)


2026/4/25 (Sat) day5 Golphu Bhanjyang-Kathmandu
トレッキング最終日の朝が来た。昨夜の雨が嘘のように清々しい朝だ。本来ここからバスに乗るまで2時間ほどの林道歩きのようだったが、たまたまこの日は宿の近くからバスが出るらしく、宿からほぼ歩かずにバスに乗ることになった(とはいえこのバスがまた大変だったのだけれども)。
小屋のお母さんと
朝はあまり選択肢がなく、薄いパンケーキとゆで卵を食べたのだったと思う。珍しく写真を撮っていなかった。宿を出てすぐのところから乗り込んだバスには乗客は数えるほどしかいなかったのだが、進むにつれどんどん人が乗り込んできて最終的には満席に。満席というより席数より人数の方が圧倒的に多かった気がする。前日にNgimaがバスセンターにチケットを買いに行く、というようなことを話していたので、トレッキング関係者用で予約の必要なバスなのかなと思っていたが、どうやら集落の人が都市部に降りる公共交通機関のようだった。
暫く九十九折のダートの林道を降っていくのだが、これがまた道幅が狭くて、ハンドル操作を誤ればバスごと滑落待ったなしといった状況。乗っているだけのこちらまでとても緊張した。長さも幅も、いずれもギリギリなので、たまに一度では曲がり切れないこともある。
助手席付近まで客席がある。バンもバスも、出入口に近い席は所謂優先席のような扱いになっている。
ぎゅうぎゅうw
バスは長旅なので途中で休憩を挟む。往路のバンと同じような感じだ。ダートの九十九折が終わって街に出てから休憩。ここまで2時間ほど。座って乗っていただけなのに、なんだか緊張して疲れてしまった。ここで間食。
ひよこ豆とじゃがいものスパイス炒めとゆで卵が着席とほぼ自動で出てきた(多分Ngimaが頼んだのだと思う)。美味しかったのでお代わりした。こんなものまでお代わりできるの謎システムすぎる。
Ngimaがおもむろにビールを飲み始めるので、私も飲むと言ったら1瓶奢ってくれた。昼飲み最高。
人のザックに構わず足を乗せる隣のおばちゃん、そして何故か途中手を繋がれたw
最初乗客が少なかったから優先席に座ったのに、その後乗客が増えて奥に追いやられて出られなくなったNgima(左奥)
外は暑い。そして空調はない。窓が開いているので土埃がまあまあ入ってくる。そんな中、バンッ!!という激しい破裂音がしてバスが止まった。パンクしたのだ。パンクの衝撃で更に激しく土埃が舞い、皆が鼻と口に布をあててしのぐ。休憩の後また九十九折の林道になっていたのだが、こんなところでパンクしてしまってこの後大丈夫なのか??

剥がれた金属板を客席に積み込んで少し進み、乗客はタイヤ交換中しばらく外に出て待機。といっても外は日陰僅かな炎天下。私は鼻血が出てくる始末。そしてパンクしたタイヤと交換するタイヤを見ると、これまた新品ではなくゴムの剥がれかかった中古品w 不安しかない。けれどまぁ、彼等はこれで普段やりくりしているのだから大丈夫なのだろう・・・
タイやのすぐ上の金属板も剥がれ落ちたw
剥がれてひん曲がった金属板は、後で叩いて平らにしてから貼り付けようとしていたが、そう簡単に貼り付くものでもないので積み込んで持ち帰った。
このタイヤ冷静に見ると凄まじいwよくこれで走ってるなと思う・・・
因みにこれは交換前のタイヤか交換後のタイヤかどちらかはわからないが、どちらもコンディションは似たような感じだった
30分くらいでタイヤ交換が終わって再出発、都市部に戻ってバスを降りたのは13時半だった。今日の移動時間は4時間くらいと言っていたけれど、結局6時間かかった。ネパール時間、さもありなん。Ngimaは翌日だか翌々日からまたトレッキングに出るから時間がないとのことでタメルまで戻らずこの近くの自宅に直接帰っていった。私は手配されたバイクタクシーで宿まで戻ることに。
ここはまだ道がすいているので良いが、都市部に近付くにつれ車やバイクの数が増え、車間距離も縦横共に物凄く近くなる。そこまでの大荷物ではないにせよ、一応私はトレッキングの荷物を背中に背負ったまま乗っている(一応持ってきてと言われた寝袋も持っていっていたのでそこそこザックが大きい)。
トレッキングが終わって夕方から、ネパール在住のN津さんにお会いする予定になっていたのでホテルに戻ってシャワーを浴びたり身支度を整えて出発。待ち合わせ時間までふらふらお土産物を物色している中で、買う予定のなかったラグ屋さんで話を聞いていたら無性にほしくなってしまった。N津さんと合流して飲みに行く前におすすめのラグ屋さんに連れて行ってもらい、早速2枚購入。私が見つけた店よりだいぶお得な値段で購入できた。もうこれが持ち帰り荷物の重量とキャパの限界w
アマダブラムとエベレストのラグを購入。1人サイズのチェアにピッタリサイズで超お気に入り。カモシカスポーツ本店のコーヒーコーナーごっこができる(伝われ)。
ラグを抱えたままN津さん行きつけのローカル飲み屋さんへ移動。この日まで食べたことのなかったローカルフードをつまみに、ここでもビールと地酒をいただく。山の中で初日に飲んでいた透明の焼酎のようなお酒は"ラクシー(Rakshi)"、最終日に飲んだのはネパールのどぶろく"チャン(Chyang)"というらしい。ここではビールから始めてチャンを飲み、その後はレース前後にも飲んでいた"トゥンバ(Tongba)"を飲んだ(よく飲むw)。
スパイシーな炒め物、大豆かな??
こちらは宗教的な理由で牛肉を食べないが水牛は食べても良いらしく、左側のものはスクティ(Sukuti)という水牛のジャーキーのようなものを調理したもの。これもスパイシーで美味しい、おつまみに最高。
N津さんとは共通の友人が多く、彼がネパールに移住する前から認識していたのだけれども、彼も私のことは以前から認識していたようで、実際に会ってお話しするのはこれが初めてだったにもかかわらず5時間以上ずっと飲み食い喋りしていた。何気に歳も近かったので、この年齢層ゆえに似たようなことを考えたりしているのが分かったのもとても嬉しかった。「旅のそと」という冊子を頂いたが、移住に至った経緯などが書かれているので機会があれば是非読んでみて欲しい。真摯に人生と向き合っている人となりが伝わってきてとても良い時間が過ごせた。
移住に至る前にも何度もネパールを訪れて活動されている経緯があるとはいえ、この年齢で移住をするという決断ができるのは本当にすごい。今はネパール語の学校に通われて語学習得に励んでいるそう。
22時近く、ひとりで道を歩いていても何ら危険を感じない良い国、良い街。犬もくつろぐ。

2026/4/26 (Sun)
もう帰るだけなので午前中はご近所ショッピング。ザックのサイズや重量を考えながらの真剣な買い出しだ。あまり重たいものや嵩張るものは増やせないので細々したものや小さなものを中心に買う。N津さんに教えてもらったモモセンターでラストモモを食べてから空港へ。帰りはバンコクにて5時間ほどのトランジット。
美味しくて安い!特にタレが絶品で、2皿食べてしまった。1皿150円くらいと破格。
この後空港でも美味しい物がたくさんあったのだがお腹いっぱいでほとんど食べられなかった。ここでは我慢して1皿にしておけばよかったと後悔したw

こうしてぎゅうぎゅうに詰め込んだ2週間弱の旅が終わった。
思えばこんなに長い海外旅行は大学3年生の頃に50日弱行っていたヨーロッパ以来だったかも知れない。日本円が強かった頃にもっとたくさん行っておけば良かったと思わずにはいられないけれど、今それを言っていても仕方がないので、今後時間が作れる時はできるだけ旅に出たい。レースと絡めてトレッキングや観光などの予定を入れると、レースの準備やコース研究などと同時進行で調べないといけないことが増えてしまって大変ではあるのだけれど、ついつい欲張ってまた次もきっとこうやって破綻寸前みたいなスケジュールを組んでしまいそうな気がする。あと、ネパールに来ることが決まるまで、ヒマラヤが見えるところを歩くトレッキングというものに大して興味がなかったのだが、実際行くことが決まり、自分の足で歩いてみたらとんでもなく素晴らしくて驚いてしまった。ヒマラヤなんてものは限られた実力者たちが何か月もかけて頂を目指すものだみたいな感覚があったので、低いところからその頂を眺めてのんびり歩くのは楽しいんだろうか?とさえ思ったりしていた。でも行ってみたら違った(行く前、具体的に想像しはじめた頃から段々意識は変わっていった)。なんだろう、登山と普通の旅行の中間のようで、旅行にしては山要素が強いし、山にしては旅行要素が強い。悪い言い方をすればどっちつかずなのかも知れないが、山に無理なく登っていながらにして文化にも触れられて旅行要素もあってヒマラヤも見えているならどっちつかずが最適なように思う。大体、ヒマラヤが肉眼で見えるということ自体が非日常で、生まれて今まで見たことがない景色な訳だから自分が想像している以上に感動してしまうものだということがよくわかった。今はこれ以上うまく言葉にできないが、いつか言葉にできる時がきたら何らかの形で吐き出したいと思う。今外国人がこのエリアを歩こうとするとガイドが必須なので、今回はガイド登山となり、航空券と同じくらいお金もかかったが、これはこれで良い経験になったし、なにより尊敬すべきNgimaに会って一緒に楽しく過ごせたこともとても良かった。

帰国して次の週末はすぐGWで、私はカレンダー通り5連休だった。折角の連休だしどこかに行きたいなと思ってはいたものの結局どこにも行かずに終わった。天気が少し微妙だったこともあって調べるのが億劫になってしまったというのもあるが、どこかネパールの余韻を楽しみたかったのかなという気もしている。ネパールへ行こうとすると航空券は高くはないけれどべらぼうに安い訳でもなく、時差もちょっとあり、時間もかかる。けれど欧米ほど遠くもなく、物価も高くなく、人は穏やかで優しく、治安も悪くない。個人的にはとても馴染む国だった。行ける内にまた行きたい。

おしまい

↓↓↓楽しんで貰えたら嬉しいです!応援どうぞ宜しくお願いします!

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