2011/10/14

20111013‐14_西丹沢渓流釣場 - 中川川白石沢モロクボ沢

一緒に暮らしていた時期があるわけでもないけれど、
何故か気付くとその叔父と同じような趣味の変遷を辿っているのである。
まさか叔父の山釣りや沢でのヘツリの話を興味深く聴けるようになるとは。
血が濃いのだろうと思わずにいられない。

叔父はあれこれ釣りを教えたくて仕方が無いらしかった。
最近源流釣りには手をだしていないとかで、沢登りは行かない、と拒否られたものの
マスタと私と明広おじさん、という奇妙な三巴で幕が開いた。
最初に世附行ってみたいだの、地蔵平を拠点にあーだこーだしたいだのと希望を述べたが
どれも却下されてしまったけれど、暫く体力作りを怠っている60過ぎの叔父には
そこへ若者2人を連れて行くというタスクはあまりにも荷が大きかったのだろう。
(若者って言っても別に若くないけども叔父よりは若い訳で・・・)

先に釣果を言うと結局のところボウズだったのだが、
叔父が昔かなり釣る人で、その腕は今でも確実にあるのだ、ということだけは分かったw
しかし最近の沢は嘗てと余りにも変わってしまっていた。
昔はこの渓流釣場のすぐ前の沢でいとも簡単にヤマメが釣れていたのだそうだ。

10:20 西丹沢渓流釣場の奥の林道の終点(キャンプ場跡地)
↓ - 1:00
11:20 大滝
↓ - 4:25
15:45 稜線到着
↓ - 0:50(畦ヶ丸避難小屋まで歩いて、その後小屋で休憩)
16:35 畦ヶ丸避難小屋出発
↓ - 2:15
18:50 西丹沢自然教室バス停到着
初日は釣り。
釣り場なので1人1000円くらい払う。1匹も釣れなかった・・・
1回、何かかかって水面に顔を出したが、私が竿を持っていたのでうまく釣り上げられず終了。
釣れる予定で行ったので持ち合わせの食料がなさすぎてひもじい。
夕方になってしまったので、買い出しのため車でコンビニへ。
再び釣り場へ戻って、テン場として予定していたキャンプ場跡まで歩いて行くことに。
明らかに不気味な様子のキャンプ場跡地でおじさんと別れ、我々は翌日に備えて早々と就寝。


翌日。
沢登り(沢歩き?)はこの時以来、そして我々2人で沢に行くのは今回がお初。
今回の核心は大滝という前半に登場する滝、ということで、そこが登れなかったら多分敗退だろうと思っていた。
屋根のある場所があったので幕無しで寝ました。
相変わらず寝起きで朦朧としている僕
釣った魚とお米を焚き火で焼いて・・・のつもりだったのだが仕方なくガスで米を炊き
朝ご飯は塩こんぶと米というわびしいスタート
時期も時期なので結構遅い時間にならないと寒くて無理!!
ということで割と遅めのスタート。
前日の釣りで、水が想像以上に冷たいということが判ったので、おじさんが持ってきて貸してくれた
ネオプレーンゲイターを今日も引き続き借してもらって遡行することに。
ゲイターの下に履いているのはユニクロのスポーツタイツみたいなもの。
もう売っていないのだろうか?ユニクロのページで見たらもう掲載されていない模様。1575円也。
そこそこ丈夫で、岩にちょっとぶつけた程度では破れない。
歩き始めて1時間程すると大滝がお目見え。釣り人が1人で竿を出しているのが見えた。
何やら恰好が玄人風。登れますよ大丈夫ですよと言われて右岸から高巻きスタート。
少し登るとロープが垂れているので、これを手がかりにして登る
ここさえ越えてしまえば後はそれほどきつい場所はない、という事前情報を信じて進むことに。
さすがにあの大滝を戻るのは厳しい・・・
まぁ結論から言うと、とりあえずここから先は割と大丈夫だった。良かったー・・・

沢水が涸れてきた
ルートサインのテープがちらほら登場
いよいよ稜線が見えてきた!けど、詰め間違う・・・
ピンクのルートサインがあるのでこれを信じて右へ進んだらガレガレだった。本当はここで左側に進む。
ガレポイントはかなりやばかったので写真が無いw
ガレからの最後の藪ポイントを抜けると稜線に出た。
もうかなり良い時間なので先を急ぐ。とりあえず畦ヶ丸避難小屋を目指す
畦ヶ丸避難小屋。ここでしばしの休憩と地図の確認。
段々周囲がガスってきたので急いで下山。
はじめは丹沢らしく整備されたルートだったが・・・
下山に使ったこのルート、CT2:15と書かれているメジャールートで、
確かに自分らも2:15で踏破できているようなのだが、感覚としてはもっとずっと長く感じた。
というのも、ルートをよく見ると分かるように、後半ずっと沢筋で渡渉回数も多く、
歩いていて不安なくらい廃れたルートで、メジャールートの割には踏み跡がかなり薄い。
途中で暗くなってしまったからルートサインや踏み跡が見えづらかった、というのもあるが、
それにしてもルートが分かりづらいと思った。
明るい時間帯に歩けばそんなに難しくはないのだろうけれど、暗くなってからのこの道は結構怖い。
そもそも出発が遅かったというのが一因だが、遡行にかかる時間を読むのはまだ素人には難しい。
とりあえずここまで暗くなる前に下山するべし、である。反省。
沢のアプローチシューズにはトレランシューズを。
持っているトレランシューズはHarricane Ridge1本だけで少しだけ重いが、ゴアだしとても重宝している。
丹沢も稜線と沢筋だと大分様相違う。前回に引き続き痛感させられたな。
また来季も来よう。

ヤマレコはこちらからドゾ

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