手を繋いで輪になって、タノシイと思えることをその輪で囲みながらひたすらに。
昨年の10月15日から約4ヶ月半にわたる禁漁期間がようやく終わった。
3月に入って丹沢の渓での釣りが解禁となり、今回は「沢始め会」と銘打った宴会をしに丹沢で集った。
メンバーは全部で19人、
joさん、
ナッツさん、わだっちさん、マスタ、私、
janさん、よーこさん、ハムちゃん、
管くん、 角瓶さん、エツラクさん、fooさん、
おかねくん、 モリオさん、トーチャンさん、
ヨシマーさん、ミミさん、オガワンドさん、大将(到着した順にしたつもり)
■2012/03/24(土)
何台もの車や電車に分かれて現地に向かう。
全体での集合時間とか決めた訳でもないのに、
どういうわけか誰かと現地に着く前に出くわしてしまうもの。
ワクワクの波長がある時刻に集中するというのは、気が合うということなのかもと思ったりもする。
結局駐車場の辺りまでに8人も集まってしまった |
今回は山行ではない。宴会場(?)までひたすら林道なので自転車組は自転車で向かう。行きは登り坂がキツイ |
自転車組を見送りつつ歩いて向かう私達。歩いて2時間ちょっと |
真っ暗なトンネルを幾つも抜けていく。 |
2つのザックを乗せた自転車はかなり重く、とてもじゃないけど乗って走るなんて出来ない・・・janさんお疲れのご様子w |
途中からjanさんは沢に降り、そこから宴会場となる場所まで釣り上がるとのことでお見送り。
釣果期待してます!!と声援を送っているそばから、その姿は沢筋に消えた。
ワイワイ歩いて10時過ぎには到着。
実はjoさんのテントを生で見るのは初めてだった。 手作りとは思えないこの造形美と張り姿、あまりにもエロい・・・さすがプロです |
とりあえずそれぞれの基地をつくる。思い思いの場所にテントやらタープやらを設営 |
そうこうしている内に次のグループが到着。人数が増えてきたところで薪集めにとりかかる。今宵の焚火の準備。 |
(という名のグダグダw)
そこへソロでトーチャンさん登場。そしてオレンジ色が鮮やかなMYOGのテントに面食らう我々。
そうこうしている内に、なんだか外が明るくなってきていい感じ。
と言っているそばから青空が広がってゆく。地面からは水蒸気。
山のお天気に翻弄されっぱなし。でもこれが山。これが自然ってものだ。楽しもう。
そうこうしていると、雨に降られたjoさんが戻ってきた。隠れる場もなくて釣りどころではなくなり
トーチャンさん登場時に居合わせたメンバーのほとんどが初対面だったのだが
颯爽とMYOGテントを拡げる様に強烈なインパクトを受ける。
興味津津。テントもテントポールも勿論手作り。むむむ凄い。
戻ってきてわかったのだが、トーチャンさんとは2003~2006年頃に私が元職場で何度もお会いしていた人だった。 世の中狭いなぁとつくづく感じる。 |
土曜日はずっと雨予報だったのだが、直前になって奇跡的に晴れ予報に変わっていたのだった。
しかしどういうわけか、蓋を開けてみたらやっぱり雨。
というか、、、アラレが降った。
釣り人たちは大丈夫なのか。
我が家はタープ。雨ザーザーでタープの下にも若干の雨が吹き込む |
宴会用に広げてしまったアレコレにビニールなどを被せた後に、自分達は橋の下に避難。
もう、先発隊を追いかけて釣りをしに行くなどという気力も失せ、一次会をスタートすることにw
思ったよりも雨が止まないので、酒だけではなくツマミも、、、ということにw |
焼いた豚肉をエゴマの葉やキムチなどと一緒にくるんで食べる。 トーチャンさんの田酒やエツラクさん自作梅酒などと合わせて頂く。拝みたくなる。 |
もうこれだけで幸せですよ |
と言っているそばから青空が広がってゆく。地面からは水蒸気。
山のお天気に翻弄されっぱなし。でもこれが山。これが自然ってものだ。楽しもう。
水蒸気もやもや |
引き返してきたとのこと・・・まだ戻ってこない2人は雨をどうにか逃れてまだ釣りをしているのだろうか?
もう雨も降らないだろうということで点火 |
そこへにこやかな笑顔をたたえてjanさんのお帰り。お腰に付けたレジ袋・・・の中には魚が2匹! |
なんと大きな方がヤマメ!小さい方がイワナ。 |
と、トーチャンさんが何やら持ち出す。。。え・・・餃子って言ってたけど・・・皮から作るんですかwwwww |
皮を伸ばして・・・ |
★包むwww 因みに具はもう既に作ってあり、ジップロックに入れて持参されてました |
★火もいい具合です |
もうお料理は完全にfooさんの担当と化している。そして切っているのは角瓶氏が獲った鹿肉。 |
★目の前に居る友達が、その手で仕留めて捌いた鹿の肉。なんと全部で2キロも持ってきてくれた |
そしてちゃんこ鍋の素にぶち込んだ具材の数々。janさんが持参した干しイワナの出汁も出ていい具合。 最後に戻ってきたナッツさんも2匹の魚をお土産にもってきてくれた。 |
ヨシマーさんとミミさんも到着 |
とりあえず乾杯! |
正直全種類は覚えきれず食べきれず。写真も当然撮りきれておらず。
ちゃんこ鍋第一弾(このあと何度も続く)。餃子の具の残りのつみれ、普通のつみれ、ちくわ、きのこ、 何故かブロッコリーなんかが入っている。練り物ばかりになったw |
マスタ作タンドーリチキン |
joさん持参のおでん(この後雑炊に) |
ヨシマーさん持参のテビチ |
さっき包んでいた餃子の完成形! |
ヨシマーさんのグリーンカレー(近すぎてわけわからんw) |
これ以外にもミミガーのピーナツ和え、牛肉のたたき、小松菜とかまぼこの辛子和え、
パルミジャーノレッジャーノのカット、生ハム、卵の黄身の味噌漬け、などなどを初日に頂いた。
(すみませんこれぐらいしか思い出せない…誰か教えてくださいw)
食べきれない分については翌日へ持ち越し。
夜暗くなってから、鴨とネギをしょったモリオさん(本当の話)と、
アンコとお餅をそれぞれ2キロずつ、さらに日本酒2Lを持ったオガワンドさんも到着。
勿論、オガワンドさんのザックは先日のMYOGで優勝したあのザック。
夜が更けようとも僕らのテンションは高い!寒くなってこようともスピリットは熱い!!w
(そしてそろそろ眠い・・・)
アンコとお餅をそれぞれ2キロずつ、さらに日本酒2Lを持ったオガワンドさんも到着。
勿論、オガワンドさんのザックは先日のMYOGで優勝したあのザック。
夜が更けようとも僕らのテンションは高い!寒くなってこようともスピリットは熱い!!w
(そしてそろそろ眠い・・・)
ワタクシ21時半くらいにダウンw |
■2012/03/25(日)
翌朝、明るくなってきたなと思って目を開けると7時少し前。
しかし既に8割方の人が起きていた。山の朝は早い。
しかし既に8割方の人が起きていた。山の朝は早い。
★起き抜けにいきなりオガワンドさんのお汁粉をいただく。 |
夜空に星がたくさん見えたから予想がついた放射冷却。 案の定夜はそれなりに冷え込んで、タープにもびっしりと霜がおりた。 |
昨日の魚4尾を刺身とソテーにしていただく |
朝になってさらに1名到着。大将だった。夜の内にゲートまで到着していたらしいが
再びフードファイターとなる我ら |
★この照り!janさんナッツさんありがとう! |
鍋モノで腹ごしらえをした後、エツラクさん引率のワイワイ釣りチームが出動。 本気釣り師たちはソロでそれぞれ沢割りをした後にそれぞれの沢へ。 |
とりあえず竿を振ってみよう。 本気釣り師たちはテンカラとフライとルアーだったが、我々は初期投資の安いテンカラを。 私の竿は今回エツラクさんに貸していただいたもの。 |
★わたくしなんとなく釣り師っぽいw 角瓶さんありがとう! |
重かった・・・w |
戻るとまた鍋が出来上がっていた。fooさん本当にありがとう~(涙) |
焼きうどんの後でさらに焼ききしめん。 |
朝も昼もご飯が途切れない。
みそキュウリ、鴨肉のロースト、バゲット、鴨鍋、ホワイト餃子、お餅、芋煮。
完全に収支プラス。
そろそろ鎮火。 |
ザックに収まる。
そこには何もなかったのようなテン場だけが残る。
自転車組を後に残して徒歩組が先に出発 |
そして、解散。本当はいい写真あったんだけれども、皆の表情が良いのが「いい写真」の要素なので 顔が出せないと意味がないなと思ってブログには使えず。 |
皆の役に立つ何か、皆の記憶に残る何かをしたい、
否、皆でなくてもいい、誰かの記憶に残ればいい。
そんな風に思ってはみるものの、まだそこまで自分が追いつかない感じ。
ただ、この仲間と築く素敵な空間は一生大切にしたい。
そういえば、「社会に貢献したい」など、私は実はこれまで一度も考えたことがなくて
別にそういう価値観に基いて仕事を決めたりしている訳ではないのだけれど、
山仲間と築くこの社会のためには惜しみなく貢献したいと思える今日この頃。
尚、一番最初の写真と、説明のアタマに★をつけたものは全て角瓶さんの撮影によるものです。
素敵な写真をありがとうございました!多謝!