いつもテン泊で山に入ると、僕らはついつい夜まで歩いてしまうもので、
山での朝は得てして起きられず、出発は遅くなりがちであった。
しかし今回は違った・・・!奇跡が起きた(大袈裟w)!
地形図を見ると国師まではそこそこ斜度もあり厳しいように見えるのですが
実際はそうでもなく安心。。。
でも、岩場があるので、そこでゴリゴリ標高を稼ぐといった感じ。
エアリアについてる冊子にも、天狗尾根は紹介されております。
まぁ、帰ってきてから読みましたが、、、文面から抱く印象よりはいかついルートですよ。
冊子は読まないで行ったので、地図を見て想像していたよりは楽だったかなという感じ。
但し藪漕ぎはぼちぼちありますw
藪地帯をエイヤッと通り抜ける時、無数の小さな虫がわわわっと飛ぶのですが
そいつらが焦って、どこでもいいからと人の体にとまるんですよ・・・ わわわわわ・・・
そして遂にメジャールートに!(今回の山行で初のメジャールートw) 快適なトレイルをずんずん進み、遂に国師ヶ岳に到着です!!
テンションmax!!
はいしつこくてすいませんw
もう次行きましょう・・・時間ないですからw
絶壁といえば絶壁。でも落ちるようなことはないでしょう。
岩場後半、エアリアには「迷」マークがありますが、正しい道を外すことがある、
という程度で、本当に迷うことはなさそう。
明らかな尾根なので。
岩エリアを抜けると普通のトレイル。どんどんいきます。
大日小屋の水場はうっかりスルーしてしまいましたが、
とりあえずどうにかバス間に合いそうだと分かったのが富士見平小屋の辺りだったので
小屋のすぐ下にある、大日沢源頭の水場で最後の水を補給!
一旦バケツに溜めて、そこからパイプが数方向に出ています。
水はものすごい勢いで出てましたので、枯れることもなさそうでした。
そしてみずがき山荘到着!
身支度を済ませてバスに揺られること約1時間半。
なんとバスに乗っている間に、雲行きがみるみる怪しくなって、結局雨が!
なんていいタイミングで下山できたんだろう。
今回は色々と運良過ぎて怖いわ・・・
更に、韮崎駅で降りたら虹が出ていた!あんびりばぼー!
初渡渉というイベントを経て、
山での朝は得てして起きられず、出発は遅くなりがちであった。
しかし今回は違った・・・!奇跡が起きた(大袈裟w)!
6:42 天狗岩
↓ - 1:08
↓ - 1:08
7:50 国師ヶ岳
↓ - 0:15(写真撮影など)
↓ - 0:15(写真撮影など)
8:05 国師出発
↓ - 0:30(前国師岳経由)
↓ - 0:30(前国師岳経由)
8:35 大弛峠
↓ - 0:30(水汲み&トイレ休憩)
↓ - 0:30(水汲み&トイレ休憩)
9:05 大弛峠出発
↓ - 0:30
↓ - 0:30
9:35 朝日峠
↓ - 0:35
↓ - 0:35
10:10 朝日岳
↓ - 1:05
↓ - 1:05
11:15 金峰山
↓ - 0:15(五丈岩の記念撮影等w)
↓ - 0:15(五丈岩の記念撮影等w)
11:30 金峰山出発
↓ - 1:00
↓ - 1:00
13:30 大日岩
↓ - 1:00(大日小屋経由)
↓ - 1:00(大日小屋経由)
14:30 富士見平小屋
↓ - 0:37
↓ - 0:37
15:07 みずがき山荘
1日目の就寝時刻が22時半頃と遅めだったにも関わらず
こうしてきちんと起きられたのは、
甲州タクシーさんの宿直室でがっつり寝かせて頂き
完全に寝不足を解消して山に入れたからだろう。
いつもはパッキングで前日はほぼ徹夜か2時間程度の睡眠、
それでいて夕暮れまで歩くから
翌朝早い時間に起きるだけの気力と体力が残らないわけで(自業自得・・・)。
朝、準備が早く終わるようにと思って、今回はいつもと違っていくつか工夫も。
星がたくさん出ており、夜間に雨は降らなさそうだったので、
エスパースマキシムミニはフライ無しで張り、
朝お湯を沸かさないで済むように、THERMOS山専ボトルに夜の内にお湯を入れ、
アラームはいつもマスタの携帯1本なのに対し、
今回は私のスマホのアラームもセットしておいた。
いつもなんだかんだで出発までに2時間以上かかっていたのに、
あらゆる工夫や運の積み重ねで
今回は起きてから1時間半弱で全て済ませて出発!素敵すぎる!
2日目は、予定の段階で時間がカツカツだったので、
寝坊したらルートを変えざるを得ないという危機感ゆえ起きられたという
話もありますが、、、でも、やればできるじゃないかw
今後の良い教訓、そして良い経験となりました。
支度の遅さって結局は致命傷になると思うので・・・。
さて今日は国師までが破線ルート、その後はずっと実線のメジャールートです。
問題は・・・距離が長いこと!
みずがき山荘発韮崎行バスに間に合うように下山できるかは
自分らの体力にかかっています。
1日目の就寝時刻が22時半頃と遅めだったにも関わらず
こうしてきちんと起きられたのは、
甲州タクシーさんの宿直室でがっつり寝かせて頂き
完全に寝不足を解消して山に入れたからだろう。
いつもはパッキングで前日はほぼ徹夜か2時間程度の睡眠、
それでいて夕暮れまで歩くから
翌朝早い時間に起きるだけの気力と体力が残らないわけで(自業自得・・・)。
朝、準備が早く終わるようにと思って、今回はいつもと違っていくつか工夫も。
星がたくさん出ており、夜間に雨は降らなさそうだったので、
エスパースマキシムミニはフライ無しで張り、
朝お湯を沸かさないで済むように、THERMOS山専ボトルに夜の内にお湯を入れ、
アラームはいつもマスタの携帯1本なのに対し、
今回は私のスマホのアラームもセットしておいた。
いつもなんだかんだで出発までに2時間以上かかっていたのに、
あらゆる工夫や運の積み重ねで
今回は起きてから1時間半弱で全て済ませて出発!素敵すぎる!
2日目は、予定の段階で時間がカツカツだったので、
寝坊したらルートを変えざるを得ないという危機感ゆえ起きられたという
話もありますが、、、でも、やればできるじゃないかw
今後の良い教訓、そして良い経験となりました。
支度の遅さって結局は致命傷になると思うので・・・。
さて今日は国師までが破線ルート、その後はずっと実線のメジャールートです。
問題は・・・距離が長いこと!
みずがき山荘発韮崎行バスに間に合うように下山できるかは
自分らの体力にかかっています。
黒金山林道の右手の斜面に取り付きます |
石が立てかけてあるので、これに乗って斜面へ。 |
標高がそこそこあるので、まだシャクナゲが咲いていたり。きれい。 |
シャクナゲ多いですが、トレイルに生えてるわけではないので シャクナゲのせいで歩くのが大変、ということはありません。 |
実際はそうでもなく安心。。。
でも、岩場があるので、そこでゴリゴリ標高を稼ぐといった感じ。
エアリアについてる冊子にも、天狗尾根は紹介されております。
まぁ、帰ってきてから読みましたが、、、文面から抱く印象よりはいかついルートですよ。
但し藪漕ぎはぼちぼちありますw
藪を抜けていきなりの道標w 近づかないと気付かないwww |
1mも進めばもう見えないという状況w 矢印の中に見えている わずかなあずき色が、私のザックですw 見えてないw |
天狗岩。登らずに巻きました。 |
岩場ー! |
そいつらが焦って、どこでもいいからと人の体にとまるんですよ・・・ わわわわわ・・・
そして遂にメジャールートに!(今回の山行で初のメジャールートw) 快適なトレイルをずんずん進み、遂に国師ヶ岳に到着です!!
テンションmax!!
撮って |
飛んで |
また撮って |
撮りまくるwww |
もう次行きましょう・・・時間ないですからw
前国師岳と北奥千丈岳への分岐を経て
木の階段をひたすら下り、大弛峠へ向います。
(この階段、登りでは使いたくないですね・・・
階段やだなー、と思ってましたが、下りで使う分には、想像してたほど
辛くはなかったです。とても綺麗で段差が丁度良い。
トントンと軽快なペースで行けます) あっという間に大弛峠到着
大弛峠には車道が通っているので、金峰ピストンの人やら何やらが
タクシーやマイカーで乗り付けており、非常に賑わっていました。
大弛小屋から車道に出て左へ行くとトイレ、
右へ少し進んだ道の左側には金峰山への取り付きがあります。
さくさくと朝日峠到着。
なんだか岩がちです。
ていうか森林限界越えはじめてます。
登山客多め。
奥秩父もこの辺りまで来ると、だいぶ雰囲気が違いますね!派手です!
でも意外と山頂は狭い。
さて、まだ金峰山で11:30な訳ですが、なんせみずがき山荘のバスが15:30なので
大急ぎで下山しないと間に合いません!ということで頑張ってペースアップ。
木の階段をひたすら下り、大弛峠へ向います。
(この階段、登りでは使いたくないですね・・・
階段やだなー、と思ってましたが、下りで使う分には、想像してたほど
辛くはなかったです。とても綺麗で段差が丁度良い。
トントンと軽快なペースで行けます) あっという間に大弛峠到着
大弛峠には車道が通っているので、金峰ピストンの人やら何やらが
タクシーやマイカーで乗り付けており、非常に賑わっていました。
大弛小屋から車道に出て左へ行くとトイレ、
右へ少し進んだ道の左側には金峰山への取り付きがあります。
さすがメジャールート。快適なトレイルです。 |
ていうか森林限界越えはじめてます。
登山客多め。
絶景! |
森林限界を越えた道を、金峰山山頂に向かって歩きます。 |
でも意外と山頂は狭い。
五丈岩。手前側から登れるそうです |
この稜線を下るのか・・・思ったより岩がち・・・ |
大急ぎで下山しないと間に合いません!ということで頑張ってペースアップ。
岩場後半、エアリアには「迷」マークがありますが、正しい道を外すことがある、
という程度で、本当に迷うことはなさそう。
明らかな尾根なので。
岩エリアを抜けると普通のトレイル。どんどんいきます。
ようやく大日岩到着。さすがに空腹がやばいので最後のエネルギー補給 |
富士見平小屋到着! |
とりあえずどうにかバス間に合いそうだと分かったのが富士見平小屋の辺りだったので
小屋のすぐ下にある、大日沢源頭の水場で最後の水を補給!
一旦バケツに溜めて、そこからパイプが数方向に出ています。
水はものすごい勢いで出てましたので、枯れることもなさそうでした。
そしてみずがき山荘到着!
かなり余裕をもって下山できました。 バスの時間さえ気にしなければ、こんなに日が長いんだし もっと長く山にいられるのに、と後ろ髪をひかれつつ・・・ |
なんとバスに乗っている間に、雲行きがみるみる怪しくなって、結局雨が!
なんていいタイミングで下山できたんだろう。
今回は色々と運良過ぎて怖いわ・・・
2度目のチャレンジにして取り付くことができた石塔尾根。
西滑頭まではそこそこの体力とルーファイ力が試されるルートでしたが、
その後の石塔頭まではきつくもなく、
そして石塔頭から黒金山林道までの下りもすんなりいって、
とりあえず今回の目的は果たせました。
そして地味で黙々とした石塔尾根を経てからの、
2日目の華やかな国師ヶ岳、金峰山での眺めは圧巻!
鬱屈した藪と、地味で殺伐とした林道での一夜からは想像もつかない
ダイナミックな眺望に、否応なしにテンションも上がり、
そのギャップに萌え萌えなのでした。。。
本当に良いルート。
シンプルで楽なルートで国師、金峰に登ることもできますが、
敢えてキツくマニアックなルートから登ることで、同じ景色も違って見えてくるもの。
久々に筋肉痛の残るきついルート、且つ、時間的にもタイトな中で
このルートを制覇できて、わたくし感無量です(涙)。
まじ泣きそうでしたw
やっぱり強く印象に残ったのは渡渉かなぁ。
たったあれだけの沢を越えるのに、ああでもないこうでもない、
って、1時間もかかったんだものなぁ。
渡渉のベストポイントを探ったり、準備したり、渡った後で体勢整えたり。
きっと数年後に思い返したら「そんなこともあったなー」とか思い返して
しみじみするのでしょう。
楽しい山行でした。
帰宅して、脚は痣だらけ、あちこち虫に刺されてカユカユだったのは内緒です・・・
*******************************************************
参考にした記録を以下に挙げておきます。
貴重な記録、ありがとうございました。
■石塔尾根の貴重な記録
wetcradleさんの記録(ヤマレコ)・・・ルート全てパクらせて頂きました!
滝あり、藪あり、岩場あり、で、水場あり、後半展望良し、
飽きのこない良ルート!