5:20 栂海山荘発
↓ - 1:25
6:45 菊石山山頂
↓ - 0:35
7:20 下駒ヶ岳山頂
↓ - 1:00
8:30 白鳥小屋
↓ - 0:20(大休憩)
8:50 白鳥小屋出発
↓ - 0:52
9:42 水場
↓ - 0:36
10:18 坂田峠
↓ - 0:42
11:00 尻高山
↓ - 0:53
11:53 入道山
↓ - 0:47
12:40 下山
ささやかなピークにもきちんと山頂標が。 |
下の写真の右の方、遠くの山の端の上のあたりに白いものがぽつんと浮かんでいるように見えたのだけれど、よく見ると海にうかぶ船だった。空と海の境界線はぼんやりとにじんでぼやけている。いよいよ海が見えてきたんだ。
海が見えてきた。右端の方に船がみえる(拡大してみてください) |
下駒ヶ岳に向かう急登の途中。ロープまでかけてある・・・ |
赤ペンキに電話電話とか書かれていて、気持ち悪いな誰か遭難でもしたのかなとか思っていたら ここなら電波入るよという印だった。なんだか呪いのよう・・・ |
小屋はとても新しくて綺麗だった。日が余っていればここでのんびり泊まっていきたいと思えるほど。景色も良いし最高。中の様子を見たり行動食をたべたりなどしつつしばし休憩。風に吹かれて汗を乾かしつつのんびり。
冬場一体どれほど雪が積もるのだろう、、、屋根に梯子がかけられている |
中はとてもきれい。避難小屋とは思えない |
シキ割の水場かな?それなりに水量はあった |
そしてぬかるみは続く |
再びトレイルへ |
立派! |
階段で舗装路に降りる |
エンディング間近というのにこれでもかとぬかるみが訪れるのには参った。靴が乾いた状態で下山したいのに。。。
白いタマゴタケみたいな・・・毒かな? |
最後の登り(だったと思う) |
これはなんだろう。美味しそう |
いよいよです・・・ |
不思議なエンディング |
いろんな条件が揃わなければなかなか歩けないところだと思う。しみじみ。 |
栂海新道を歩く人達の間では、最後に「日本海ドボン!」をやるのが定番らしい。聞くまで知らなかった。きっとAさんと出くわさずに私ひとりで下山していたら、海を見ただけできっと終わっていただろうな。
写真で見るよりもずっと青くて綺麗な海!そしてそこに向かって延びている階段! |
しかしこれはドボンしないわけには行かない!かといって服を全部着たまま海に入って、その後着替えがなくなるのも困る・・・。結局着替えを持ち合わせていたものだけは身につけ、着替えを持ってきていなかったトレッキングパンツだけ脱いで海にダイブ。ひゃっはー!
スイー スイー |
1500円くらいだったかそれくらいでお風呂と親不知駅までの送迎がセットになる。 歩いて1時間くらいの距離なので、ここは是非送迎車の利用を。 |
お風呂からは圧巻の眺め!海〜そして独り占め〜 |
さよなら親不知 |
おいしゅうございましたー |
越後湯沢からは新幹線と各停とで時間が倍くらいかわるので各停で帰る気になれず、珍しく新幹線にて帰京。新幹線て速いね・・・
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Aさんはこのルートにこれまで来たくて来たくて仕方がなくて、本も読んで、温めて温めて、ようやく今回山行が実現したらしいのだが、そんな人がいる中で私のこの気軽な感じ・・・なんだか少し申し訳ないような気もしたが、それもまた良し。
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栂海新道---栂海新道は、日本海の海抜0mから白鳥山(1,286.9m)、犬ヶ岳(1,592m)を経て朝日岳(2,418m)を結ぶ北アルプス最北部の縦走路である。
栂海新道は、「さわがに山岳会」が1961年より黒姫山に新道・黒姫小屋を建設後、1966年から抜開を始め、1971年の全線開通まで、苦節6年間の歳月をかけて未開の朝日岳以北を拓いた岳人の夢の完全縦走路である。
吹上のコルから天険「親不知」まで約27km。所要時間は親不知からの上りコース約18時間、吹上のコルからの下りコースは約15時間を要す。特に上りは超健脚者コースのため、綿密な登山計画が必要である。(リンク先の糸魚川市オフィシャルサイトより)
栂海新道は、「さわがに山岳会」が1961年より黒姫山に新道・黒姫小屋を建設後、1966年から抜開を始め、1971年の全線開通まで、苦節6年間の歳月をかけて未開の朝日岳以北を拓いた岳人の夢の完全縦走路である。
吹上のコルから天険「親不知」まで約27km。所要時間は親不知からの上りコース約18時間、吹上のコルからの下りコースは約15時間を要す。特に上りは超健脚者コースのため、綿密な登山計画が必要である。(リンク先の糸魚川市オフィシャルサイトより)
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今更だけど「栂海新道を拓く」、読んでみようかなと思っている。
バリエーションルートも大好物だし沢も大好きだけど、人の拓いたルートというのもまた浪漫があって良いものだなと思い知らされた5泊5日の素晴らしい夏休みだった。こんな歳になって、山を歩き、海に入り、ここまで夏休みらしい夏休みが過ごせるというのも幸せなことだ。いつかおばあちゃんになってから、また栂海新道を歩いてみたい。きっと何か別のことを思わせてくれそうな、叙情的なトレイル。ありがとう。