2012/10/27

20121027_都内発柳沢峠経由甲府自走ロングツーリング

10月8日の体育の日、キノコ祭の帰りにラーメン屋で合流したテラさんの話によると、その日自分の体力測定がてら、輪行で柳沢峠に行ってきたということだった。自転車乗りには有名だというその過酷な柳沢峠、身近に行った人があるというならば我々も是非トライしてみようじゃないかということで計画された柳沢峠ツーリング。目的は柳沢峠であるとはいうものの、経過点である奥多摩は奥多摩で楽しみたい。というわけで自走で向かうことに。
なぜか奥多摩湖のところだけログが表示されず、、、
半端なデータになってしまったので敢えてスクリーンショットにしてみました。すみません!
メンバーはナッツさん(アルミシクロ)、ワンさん(カーボンロード)、エツラクさん(クロモリロード)、オガワンさん(クロモリランドナー)、私(カーボンロード)の5人。本来参加予定だったナリさんは風邪で欠席。もっと大人数になるかと思いきや、割とこぢんまりとした感じに。

ワンさんエツラクさんとは家が近いこともあり、多摩川に向かう途中で合流。多摩川に出たところで羽田からチャリでやってきたナッツさんと合流。
玉川兄弟像
多摩サイが終わるところにこの像がある。詳しくはこちらw
生活用水路である玉川上水を作った人物らしい。多摩川に玉川上水を作ったことで玉川の姓を名乗ることを許され、帯刀を許され、武士になったのだそうで。
そして青梅駅にてオガワンさん合流。
この時点で皆大分疲れていた。
青梅駅前のモスバーガー(旧マクドナルド)で軽くカロリーを摂取したのちにふらふらと出発。果たして峠越えとかできるんだろうか。私は例の如く既に股が痛み出している始末。。。1日持つのか・・・

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で、実は引っ越してから10日くらいしかあけずにこのツーリングの日を迎えてしまった為、カメラが見つからなくてスマホでしか撮れなかった。。。つまり途中の写真が全然ない。

ランでもチャリでもどうやら平地が苦手な私は、奥多摩ツーリングに引き続き今回も平地でクラクラしながらペダルを漕いでいた。最後尾でヒーヒー言っているにも関わらず追いつかない。元々「着いてこられない人は置いていく!」とか「柳沢峠に16時半までに着けない人は待たない」とか言っていたツーリングだったのだが、それ以前にあまりにも皆と離れてしまうと、何かトラブルに見舞われた時ヤバイな、などという不安もよぎるわけで。

と、視線の先にワンさんが止まっていた。ああすみませんお待たせしました・・・ありがとうございます・・・

しかしそこから少しすると坂がちになってくる。私は別に坂が得意なわけでもないのだが、坂と平地のスピードの差がそれほど無いのだと思う。皆がトバせる平地ではあまりトバすことが出来ない代わりに、平地で遅い人な割には坂が速いというだけだ。

ということでまずは近くに居たオガワンさんを捉え、そして折角待っていてくれたワンさんをも無情にも抜き去り、最終的に峠に着いた時は3位に。

1位は不動のエツラクさん。次いでナッツさん、私、ワンさん、オガワンさんという順位になった。しかしワンさんに至っては途中で私を待ってくれていたので、本気で勝負をかけていたら何位になったのかという点については未知数。否ひょっとしたら本人とっくにバテていて、待っていてあげたというのはただの口実で、実は本気で休んでいたのかもしれないし?次回のバトルに期待がかかる。
甘酒@300円 をそれぞれ頂く。ご飯もあれこれあったけれど割と価格帯高め。
しかし曇天でえらく寒い。ここからは一気に下り坂、60キロ近くは出すことが見込まれるので、それぞれ防寒対策をしっかりしてから出発。ズシャァァァァァァと一気に下るのは実に爽快だったけれど如何せん寒かった。私はとりあえずシェルの上にダウンベストを重ね着した状態で下ったけれど全然暑くなかった。ていうか手が冷たかった。この時期の甲府でここまで寒いとは、、、これから季節がすすんだら一体どんな装備でチャリに乗れば良いのやら。悩むところである。

ひたすら下った後はお風呂へ。目指したお風呂屋さんが閉まっていたりなどしてウロウロした挙句に辿り着いたのがこちらの新遊亀温泉(←公式ページではないです)。シャンプー・リンス・石鹸の類はないので持参するのがベター。

この日は手持ちもなかったので、お隣りのオバサマに声を掛けて一式貸して頂いたのだが、なんでも以前銀座でお店をやっていたことがあるとかいうその女性、占い師みたいな感じでアレコレ私について語りだし、すっかり長湯になってしまった。なんだかんだで背中まで流して頂いた。ありがとうございました。
オバサマ曰く、ここのお湯は他のお湯と比べ物にならないくらい良い泉質だとのこと。
持ち帰って化粧水代わりに使っているくらいだそうで。飲用にもなる。
実際飲んでみたが、クセもなくまろやかなお湯だった。
そして今回のゴールである奥村本店へ。鳥モツが美味しいとのことで早速鳥モツをオーダー。でも実は本当はお蕎麦屋さんだとか。
滅茶苦茶美味しい
なんだかどれもこれも美味しくて興奮して食べ続けていたので全然写真が無いのが残念だが、どれもこれも一切ハズレが無く最高に美味しく、店の雰囲気も落ち着いていて素晴らしいお店だった。1630年創業というだけあって安定感が違う。

全体的にお値段は高め、何よりもアルコールがお高いのだが(安いもの縛りで飲み続ければ問題なさそうだけれど、一歩間違うといきなり高くなるので注意・・・)、全員ツマミとお酒で満足してしまって炭水化物に辿りつけなかったお陰で、1人3500円程度におさまってくれた。炭水化物を1人1品オーダーしていたら、1人あたり5000円くらいになったかなと。いずれにしても、あまり値段など気にせず食べたいものを食べまくりたい感じのお店である。甲府にお出掛けの際には是非。

結局長居しすぎて最寄り駅まで辿りつけず、輪行袋から再びチャリを取り出して組み直し、チャリで帰宅する始末に。いやはや疲れたけれども美味しいものを食べたお陰で全然疲れが残らなかったよ。美味しいものって偉大だね。

因みにルートは150キロぐらいだったかな。

2012/10/14

20121013-14_沢納会

この週は色々とバタバタしていて、ぎりぎりまで参加するか決まっていなかったため殆ど何の準備もできぬまま当日を迎えたような。
沢納会から戻ったら引越し先を決め、ここ5年程暮らした土地を離れることになっていた。これまで家が近かったナッツさんは、一緒に山に行く時はいつも家の前まで車で迎えに来てくれていたけれど、それも今回が最後になるのかなぁ、などぼんやりと考えつつ、睡眠不足のままいつもの丹沢へ。

新松田駅でタンさんとオガワンさんを拾い、林道入口まで進んだところで何人かと合流。今回のメンバーはナッツさん、タンさん、オガワンさんjanさん、エツラクさん、モリオさんワンさんナリさんjoさん、私の10名。今春の沢始め会に比べると小規模だったが相変わらず濃厚な時間。
チャリの人が多いのは事前に判っていたとはいえ、なんとタンさんと私以外は全員チャリ・・・
というわけで2人でトボトボ歩く・・・
禁漁前最後の土日というだけあって、我々以外の釣り人の姿もちらほら。途中でパンクしたというオガワンさんと途中で合流し3人で幕営地に到着すると、既に釣れない時間帯に差し掛かっていた。結局そのまま飲み始め、眠くなってきてそのまま昼寝。そうこうしている内に、朝寝坊したというワンさんが到着し、私はオガワンさんと夕まづめ狙いで出発。
ちょっとした巻き
この流れの中にオガワンさんのiPhoneが飲まれた・・・
結局我々は何も釣れずに終了。それでもjanさんを始め何人かが釣ってきてくれたので、お刺身にして食べることができた。しかも今回はイワナだけでなくヤマメも!特にヤマメは時期的にも脂がのっていてべらぼうに美味しかった。
kudaくんのところからお取り寄せした鹿肉を刺身で。春から漬けてある行者醤油をつけて食す。
ワンさんお手製のフィッシュ&チップス(こんなところで揚げ物・・・w)
joさんのトルティーヤサンド(ハムとチーズが巻いてある)
他にもあれこれたくさん食べた気がするけれど、書くまでに日が経ちすぎて忘れてしまった・・・。モリオさん作の栗の渋皮煮も美味しかった(写真撮ってなくて残念!)。私は自宅で作ったパニールカレーを持参したんだっけ。皆で鍋の具材を持ち寄ったのでいつものように鍋もやった。矢張り冷える夜には鍋が一番。

この日の宴、普段にないくらい皆のペースが速くて、21時頃には全員撃沈していた。私も大して飲んでもいない内からすぐに飲めなくなり、あっという間にテントへ撤退。その後一旦起きて外に出て結局明け方までゴロ寝w
明け方の様子・・・
翌朝もダラダラと起床。
まったり。
そしてこのあと何名かで自然薯掘りに出かけてみることに。
ちょっと時期が早いとのことだったが果たして・・・
これが自然薯の葉っぱだそうです。幅がもっと広いのはバカイモというそうな。そっちは別物。
途中で発見した巨大なキノコ。食べられることは食べられるらしいと聞いて採ってみたものの
あまり美味しくないというので結局調理せずじまいに。
葉っぱを見つけて掘ってみる
掘ってはみたもののまだ芋は成長していなかった。本来の収穫時期は12月ぐらいだとか。場所にも拠るだろうが、また頃合いを見て是非掘ってみたいと思う。しかし根が深く、掘るのも結構難しいのだとか。土の柔らかいところにまっすぐ伸びた自然薯を求めて、一団は師走にどこへ行くのやら。

他のところからチャリでやってきて合流したナリさんとjoさんは、
帰りも再びチャリでハードコアなルートを辿って帰っていったw
そして往路同様に復路もタンさんと私以外はチャリでツツツーとかっ飛ばしていく・・・
駐車場に到着すると、チャリ組が下界に一旦降りてコーラを買って待っていてくれた。ありがたや。
帰りはワンさんを途中で降ろしてから、ナッツさんとラーメン食べて帰りましたとさ。おいしゅうございました。というか今回も確実に収支プラス。嗚呼・・・

2012/10/08

20121007-08_キノコ祭

少し前回のブログから間があいてしまったのでタラタラと綴ります。

前日のヒルクライム組の我々が眠っているところへ、日曜未明、今回の主催者タンさんと、janさん、ヨーコさんが合流していよいよキノコ採り。連れ立ってキノコということはつまり、間違えて毒キノコを掴めば全員ヤバイことになるわけだけれども・・・まぁ大丈夫だった。良かったw

日が高くなってからダラダラと出発し、目的地に分け入ってはあちこち探すも、なかなかお目当てのキノコが見当たらない。まだ時期が早かったのかなーそれとも誰かに先越されたのかなーなどと言いながら探すこと1時間ほど?でようやく群生地に辿り着く。キノコ初心者にも判断し易いと言われるハナイグチをゲット。イグチ系は殆どが食用らしいし裏側が網目状で判りやすいとのこと。これなら自分ひとりで歩いてて見つけても食べる勇気出るかな。
上がぬめぬめしている。
裏返すと網目状
沢筋に降りる途中でナラタケをゲット。
沢筋に降りるのも割と藪がちだった。最後は笹を鷲掴みにしながらズルズルと泥斜面を下って沢へ。
こちらはブナハリタケ。死ぬほど生えてて取りきれなかった。
裏が針のようになっているからブナハリタケというらしい。
沢筋でもっとたくさんの種類のキノコが採れる予定だったらしいのだが、思ったよりも生えていなかったとかで収穫少なめ。でもブナハリタケはたくさん採れたので満足。
沢筋から上がるのに支流があるはずーということだったのだがどうにも見つからず適当に這い上がることにw
「ここなんかどうでしょうね」とjanさん。
ヨーコさんとワンコは途中で引き返していたのだが、残りの5人でこの藪に突っ込むことに。いや、全然こんなところで期待してなかったんだけれども沢へ下るにも沢を後にするのにも藪。やっぱり藪はいいね。闘志がみなぎる。でも私も、ただただ漕ぐだけじゃなく、タンさんのように藪の中でのルート取りに強くなりたいな。
流石タンさん!一流の藪漕ぎ師(違
どこで幕を張るのか全く考えていなかったのだけれど、人里に降りてきたところで適地を発見。これより食道楽のはじまり。
全然写りきってないけれども今回の収穫。とりあえず鍋、
そして写っていないけれどハナイグチはベーコンとバター炒めに(←これが激ウマだった)
あふれんばかりのキノコ鍋。これが何回も何回も続いた・・・
近くの某温泉に何度も何度も入ってふやけそうになりながら過ごした。いや、多分ふやけてた。
そして翌朝。ベーコンブロックに縦にナイフを入れて贅沢に食らう
朝風呂を終えて更にダラダラw
犬もダラダラ。
まあよく食べたしダラダラした。ダラダラしすぎて初日の藪漕ぎのこととかすっかり忘れてしまったよ。。。
味噌一で〆。
しかしキノコは難しい。キノコ図鑑を見てもさっぱり分からないし、挙げ句の果て、キノコ図鑑にさえ食用とか可食とか、不明とか(!)書いてある。食用と可食の違いって何なのだろうね。食べられるけど美味しくもないのが可食なんだろうか。不明とか、、とりあえず掲載するのならせめて詳らかにして欲しいんだけども。というわけで奥が深くて迷宮的なキノコの世界。また来年。

2012/10/06

20121006_美ヶ原ヒルクライム

この3連休はどこに行こうかとアレコレ試行錯誤の挙句に登場したタンさん主催の1泊2日キノコ採集のお誘い。日月で行くことになったものの、土曜日が勿体無いよねということでナッツさんワンさんと3人で、美ヶ原のヒルクライムに出掛けることに。マスタはこの裏ですけろくさんと野湯へ。
ナッツさんは前回のヤビツ峠でMTBではどうにも太刀打ち出来なかった悔しさを糧に、今週新しいチャリを購入したばかり。さてどんな結果となるか・・・

より大きな地図で ツール・ド・美ヶ原コース案内 を表示

ルートはツール・ド・美ヶ原のレースの試走といった体で。公式ルートでは片道21.6km、標高差は1270mとある。勾配は平均10%、最大勾配は15%とのこと。
無料の駐車場に車を停めて出発の準備。持ち物はできるだけ削る。軽量化・・・

走ってみた印象。序盤の勾配が酷かったが、正直序盤はルートを外れていた可能性もあるので本来どこが一番きついのかはよくわからなかった。スタートしていきなりの激坂に撃沈し、ナッツさんと私は自転車を降りていきなり歩き出す始末。なんだこりゃ。このままこの勾配が続くのだとしたら、とてもじゃないけど上までたどり着ける気がしない。

途中から私もチャリにまたがり必死でペダルを踏み込む。こんなところで千切られてもどうしようもないのでヒーヒー言いながら頑張っていると、少しずつワンさんとの距離が縮まってきた。しかしナッツさんが見えない。とりあえず激坂が終わって少しのところでナッツさんを待とうということ一休み。
折角手に入れたチャリでも勝てないということで無茶苦茶悔しそうなナッツさん。
ギア比じゃね?とか車体の重さじゃね?とか言いながらワンさんと私のチャリにまたがっては
「こんなに軽いの!?」と驚嘆
最初は「休憩なし!」なんて言っていたのだが最終的にはペース合わせも兼ねての休憩が頻発。
なかなかゴールに辿りつけない
必死。
余裕をかます
ここを最終休憩地としてこのあとゴールまでの5kmほどを一気に駆け上がる。どうあがいても勝ち目がないと悟ったナッツさんは先に出発。
僕らはもう少し休んでから出ようか、とか、トイレ行っといたら?などというあからさまな言葉を私に投げかけるワンさんにまんまと騙され、ボケっと坂の下の方へ目をやった隙にワンさんがチャリを漕ぎだした!ひでぇ・・・

必死に追い掛けるも、ゴール間際の下り坂のスピードに追い付ききれずに敢えなく2位に。。。
言い訳できるようにしてあげたんだから!と言われてもイマイチ納得のいくものでもなくモヤモヤ。
とりあえず最後の坂は気持ちよかった。曇天の中にふわりと浮かぶ山々の景色がなんとも言えず美しく、ひとりで何度もウヒャーと声を上げた。足で登ってこようがチャリで登ってこようが、こういうご褒美的な景色というのは最高だな。ナッツさんはここの区間の景色、全然見る余裕なかったらしいけれどもw
到着
標高2000mを超えているので凄く寒い!なのに誰もシェルとか持ってきていない。。。
けれどお腹もすいているし何か食べたいということで、期間限定ストロベリー味のアイスクリーム@200円。。。寒い・・・
ここから激下りをカマして一気に下山。下りが大得意のナッツさんがぶっちぎり。私は最後尾で下る。全員ヘルメットしてないけど、このスピードで落車したら洒落にならんがな。
メーヤウでご飯。
イエローカレー(一番辛い)がご飯と一緒に出てきて600円。安いし美味しい!
枇杷乃湯で温泉に入ってさっぱり。下りで大分体が冷えていたので温まったー
その後、キノコ採集山行用の食料などを調達してキノコポイントの近くへ車を走らせる。途中草津に立ち寄ったりなど。公衆浴場が23時までやっており、洗い場は無いものの無料で入れるということで軽く10分ほど入ってみたり。温泉梯子。
湯畑見学w
土曜夜都内発、日曜未明現地入りの3人との待ち合わせ場所に到着して、こちら3人は早々と宴会スタート。そしてその場で適当にゴロ寝。こんなに深酒して明日起きられるのか・・・
キノコ祭へ続く