2013/07/07

20130707_北丹沢12時間山岳耐久レース

must be white out!
---それは、team Run or Dieの哲学であり、私の未だ叶えられない夢である。

ゴールした時に自分が精神的肉体的に完全に燃え尽きること。自身のコンディションと実力を常に把握し、そのレースの距離やアップダウン、気候等を鑑み、燃え尽きるであろうタイミングを想定し、それがゴールのタイミングとぴったり重なるように調整しながらレースを走り抜けるということ。つまり、最高のレースにするということ。

レースの総距離が伸びれば伸びる程、がむしゃらで雑な走り方をしていたのではお話にならない。美しく燃え尽きるには肉体的精神的に多角的なアプローチが要求されるというもの。その域に達するには本当にあらゆる鍛錬が必要で、それは単なる体力増強だけではなくて、故障や怪我を避けた走りができるようになることだったり、自分に必要なエネルギー量や水分量を把握することだったり、はたまた集中力とその持続を養う練習だったりする。因みに私はこれらのどの練習もせずにレースに出た。前日までルートもいまいち把握しきれていなかったし、持つ水の量も人に言われて決めたくらい。そしてスタートしたこのキタタンという灼熱の、過酷で慈悲のかけらもない、けれどもマニアックな魅力に溢れたステージ。集中で目がギラギラして気が狂うかと思った。極度の興奮状態が続いた8時間34分だった。

勿論white outには到底及ばず。そして、このレースで勝つということは、物凄いことなんだなということを思い知らされた。というのも、これまでに出てきたレースで常に(はからずも)女子の中で割と上位にランクインしていた私の順位が、キタタンで半分よりギリギリ上というラインにまで落ち込んだからだった。これまで出てきたレースが割と小規模なものだったから上位にいられただけなのかもしれないけれど、きっとこのレースでも結構いい結果が出せるのではと思い込んでいた。当初の目標タイムは6時間40分だった。ろくに練習もしないでゴールできただけでも満足すべきなのかも知れないが、私は生意気にも悔しく思ってしまった。というか、いまだに悔しい。キタタン女子のレベルは半端なく高い。

それでもキタタンは兎に角楽しかったという他にない。15kmくらい走ったところであっという間に左足首を捻挫してしまい、そこから先は思うように走れなかったし(特に下りの着地で足が痛んだ)、気温は35度はゆうに越えていて暑すぎるし、タイムも別に良くないし、傍から見て別に楽しそうな要素なんてこれっぽっちもなかった筈なのだけれど、それでもこのレースは私が好き好んでエントリーするタイプのレースであることには間違いなくて、辛い止まりたいリタイアしたいなんて思ったところなんて1ヶ所もなかった。とはいえ、ゴールしてから8時間以上経過しても呼吸は浅いままで、よくわからないが極度の疲労がたまっていることだけは判った。でも、なんだろう?この、疲労感やあらゆる痛みがぐっと塊になって幸せ中枢を突き上げてくる感じは。レースにはこういうものを求めているんだよ私は。そして、やはり"トレラン"レースと言わずに"山岳耐久"レースという名前で開催するその運営側の心意気と、生半可な気持ちでかかってくるんじゃねぇぞという気迫のようなものを見てしまうと、ややや、これは真っ向から迎え撃つべし!と思わずにはいられないのだ。もっと真剣に事前準備を整えて、次回のキタタンと向き合いたい。今はそう思っている。とはいえ、連休手前のキタタンで私みたいに怪我をしてしまうと連休の山行が潰れちゃうんだよねぇ......
金曜夜。
レースはさぞかし暑かろう、ふと思い立って髪を自ら切り始めたらえらいことになった。腰上ほどに伸びた髪は肩ぐらいまでになり、こけしみたいになったところでタイムアップ、友達の音楽イベントに遊びに行って飲んでいたらあっという間に深夜3時。

土曜日。
まさかのタイミングで梅雨明け。そして、さすがにこの髪はやばいだろうということで近所に髪を切りに行く。土曜日に青根キャンプ場に行く予定になっていたのだが、私のせいで出発が遅れ(すみません)前日受付の時間帯を過ぎて現地に到着。前日入りの意味なし・・・しかも家に参加通知書(受付用紙)を忘れてきたことに気付く(特に問題はなかったが)。

当日。
よかれと思って食べた不慣れなバナナ3本食いに失敗し、トイレでバナナ3本分と思われるエネルギーに別れを告げる。。。レース中のエネルギー足りるのかよこれ・・・というわけで現地のブースでジェルを4本ほど買い込む。そんな頃、場内放送で、既に鐘撞山地点で気温25度に達し、無風であるということが告げられて衝撃を受ける。そして、アップをする出走ランナー達の強靭に違いない脚の筋肉に見とれ、場違いなのではと不安になる。

スタートは前の方を陣取らなくてはいけないというのに、そのタイミングでRun or Die出走メンバーで記念撮影などしていたら、結構後ろの方からのスタートになってしまった。
ところで、我々はチーム7名のうち6名がピンクゼッケン7:00スタート組だったのだが、6:30スタートの白ゼッケンは、前年に出場して良いタイムで完走したか、もしくはフルマラソンのタイムが良い人に渡されるのだそうだ。フルマラソンのタイムが良い人、ということで、どれくらいなのかなぁと思っていたら、なんとサブ3だって!敷居高過ぎでしょ・・・

当日現地入りの出走メンバーや、応援にきてくれたメンバーと合流し、他愛のない会話をしながらも心はルートのことばかり考えていた。第1関門と第2関門の間の制限時間が短く設定されているから、第1をギリギリで滑り込むとその先かなりキツイ、と前夜に聞かされてかなりびびっていたが、始まれば楽しいに違いないと思った。始まれば皆1人きりだけれど、心は繋がっている。くじけたりする気がしない。きっと大丈夫だ。
これから始まる長い旅路、期待に胸が膨らむ!行ってきます!楽しんでくるよー!
最初の水場で柄杓に1、2杯の水を飲む。暑い。もうこの時点でこのレースの全体的なヤバさを感じる。もう後には引けない。
途中、この春あたりにチャリで山中湖まで自走した時に通った国道を走ったりなどもして、思いがけず知っている道を走ることになったが、チャリとランじゃ訳が違うし記憶も怪しかったので、知っている道を走っている気はしなかった。上り基調のロードを終え、鐘撞山から県境尾根分岐(1280m)まで黙々と登る。少し前方にはずっとおがわんが見え隠れしている。すぐ後ろにはひらどん
渋滞中
3人ダンゴ状態のまま上りの渋滞にはまったりなどしていて、この間ひらどんと会話したりしていたので少しは気が紛れた。上りから下りに切り替わったのを確認するとすぐ、転がるようにトレイルを駆け下り、少しするとすぐおがわんを捕えた。前回のレースで体得した下りの走り方を再現するようにして走ったら、どんどん走れて前方の人が皆よけてくれた。なんか速いのが来たぞ、と。私に抜かれる時に「速いですね!!」と声をかけてくれる人までいた。おっしゃ行けるぞ、行けるぞー!

と、左足を着地したところで、ぐき。と足首が内側に曲がった。傍目から見ても明らかに捻挫しただろと判るレベルでおかしな方向に曲がっていたらしく、「大丈夫ですか」と即座に声をかけられる。全然大丈夫ではない。けれど、ありがとうございます、と返事するしかない。しばらく痛みをこらえてその場に立ち止まって痛みが引くのを待ってみたが、残念ながらここ最近知っている捻り方とは様子が違うのを感じる。これはもう走れないのか?脚はこんなにも元気なのに?まだ第1関門にも辿り着いていないのに??

それでも騙し騙し動き出してみると、物凄く痛い。着地が痛い。というかここから暫く結構急な下りだし、着地が痛いとかほんとどうするんだよ!!と、怒りと悲しみの入り交じった気持ちで進みながら、足の状態を細かく観察。どうやら指の付け根を使った正しい着地をすると痛みを感じるようだ。踵から着地すれば割と痛くない。ここから先、左足の着地はほぼヒールストライクで進むことを余儀なくされた。たまには普通の着地を混ぜながら。

下りきったあたりで沢があったので、渡ってすぐのところで頭ごと沢に突っ込みクールダウン。さらに進んで第1関門の神之川ヒュッテに到着するとまた頭から水をかけてもらった。髪の毛切ってきて本当に良かった!そしてここでもまた応援メンバーに会うことができた。2L積んできたポカリスエットの水割りは1.6Lくらい消費していたと思う。ここで薄まったポカリスエットをさらに水で割って2Lのハイドラパックを満タンにする。ここでもたくさん水を飲み、バナナと塩キュウリを頂いた。第1関門到着が10時半過ぎくらいだった。ここの制限時間が11時半だったから、それなりに余裕はある。

キュウリを食べながら、応援メンバーに足を捻挫したことを伝えると、救護班がテーピングをやっているよと教えてくれたので急いでテーピングをしてもらうことに。整体師?みたいな人が足首をゴリゴリ動かしてから、これで固定ね、といって別の人にテーピングを頼んだ。リタイアだよね、と、当たり前のように言われたが、いえ走りますと否定する。捻ってから走ってここまで来たんだから、そりゃまだ走るでしょ、と。まだ走るなら完全な固定はできないからこのテープで固定するよ、とキネシオテープみたいなテープでぐるりと巻かれることになった。
巻かれて歩いてみると明らかに調子がいい。行ける!
膝の調子が悪いというひらどんは、先にエイドに着いていたにも関わらずまだしばらく休憩を続ける模様。私は先に出発したおがわんを追うようにしていそいそと走り出した。まだレースは始まったばかりだ!ここまでで20km近く走っているのだが、足首以外はピンピンしていてまだまだ体力が余っている。20kmも走った気がしないし、もうあと20kmしかないのかと思うと少し寂しい気持ちにさえなった。

応援メンバーに見送られて第1関門を後にすると、ここから神之川園地(第2関門)までの約10kmは渓谷沿いの林道だ。上りが終わるとアスファルトとなり神之川園地までの緩やかな下りが続く。淡々と走るけれど、攻めない。歩かないけれど飛ばさない。しかしこれが捻挫した足首にはズンズンと響く。かといって歩いていると第2関門が厳しくなってくる。ちんたら進んでいると途中で太腿の後ろをさするおがわんに遭遇する。どうやら足が攣りそうだとのこと、声をかけて抜いて行く。そうこうしているうちに、下りに強いひらどんに抜かれる。

途中数カ所、涼しいトンネルを通り抜ける。いくつかトンネルを越えた頃、トンネルの向こうに人が見える、と思ったらその先にトイレ、更に先にエイドがあり、エイドのまた更に先は第2関門だった。12時を過ぎたあたりで到着できたのでほっとしてとりあえずトイレに並んでいると、応援メンバーに発見してもらえて、すぐ冷たい水を飲むことができた。
ゼッケンをつけて立っているのがひらどん。十分に休んで、もうじきスタートするところ。
速すぎてレース中一度も拝めなかった、チームメイトのアキラさんとトイダさん。
エイドでは水を飲み、ハイドレーションの水はまだ十分に残っていたのでここでは補給はせず、レモンの砂糖漬けを食べて、応援メンバーのところへなだれ込む。氷嚢で首と足首を冷やしてもらいながら暫く会話をする。そして、脚は疲れていたけれど、長くだらだらと続いた下りのせいで疲れているだけで、この先の上りを攻めたらきっと回復するだろうと信じていたので辛くはなかった。先に第2関門に到着したひらどんが出発するのを見送り、休んでいる間におがわんが来るのを確認すると、すぐ出発をした。おがわんはこの時点で物があまり食べられなくなっていて、エイドでは水の補給だけしてすぐに私の後を追ってきた。

因みに、6:30スタートの白ゼッケン組の第2関門の制限時間が12時半、我々ピンクゼッケン組の制限時間が13時ということで、丁度12時半にこの関門にいた私は、白ゼッケンのタイムオーバー組を見届けることになってしまった。間に合って喜んでいるピンクゼッケンと、この先走れないと通告された白ゼッケンの悲喜こもごも。なんともいえない。

ここからゴールまで14km。距離的にはちょうど3分の2が終わった計算になるのだが、時間的にはここから6時間かけていいことになっている。つまり、一般的にはここから先が余程きついという意味と解釈してほぼ間違いはない。そう、「一般的には」。

神之川園地から最高地点1433mの姫次までは、標高差823mを上る。前半の神之川キャンプ場〜県境尾根分岐の登りが880mなので、それをもう1度やるようなものだ。気が狂っている。でも、私は上りが強いから、上りでヒーヒー言って止まりそうになっている人達をじゃんじゃん抜く。止まるどころか寝転がっている人もいたし、白ゼッケンの人もいたけれど、とにかく抜く。抜けるだけ抜く。おがわんはもう見えなくなったし、ひらどんにも追いついて早いうちに抜いてしまった。全然きつくない!というよりも寧ろ、楽しい。ひらどんにはいつも下りで抜かれるから、上りでたくさん差をつけておかないと最後の下りで抜かれてしまう。しかも今回は最後の下りが9kmと長いから、余程間が開いていないと殺られる、と思ってずんずん上った。そして、やはり上っている内に脚の疲労は回復してきた。

幾度か偽ピークを経てようやく最後のピークに達する少し手前のところで、見知らぬ私設エイドの方にコーラを貰ってあと一踏ん張りの力を頂く。ようやく辿り着いた姫次には応援メンバーが駆けつけていて、凍ったジュースや冷たい飲み物を用意してくれていた。あがりきった体温が少しだけ下がって気持ちがよかった。脚もまだ死んでいないし、残り9km程、走りきれるかもしれない。血湧き肉踊る。14:25頃姫次を出発し、この旅の最後を締めくくる下山コースに入った。

はじめの2kmくらいは傾斜もそれほどでは無かったので気持ちよく走れた。しかもここへきて満足に走るだけの脚が残っていたことに少し感動もした。しかしたまにアップダウンがあって、いまいちリズムに乗り切れない。そうこうしている内に傾斜がきつくなってきて、そのあたりから捻挫の痛みや前腿の疲労が頭をもたげてきた。走れない走れない走れない!

走れれば風を切って少しは涼しいかもしれないのにそれも無く、標高も下がってきてますます暑い。救いの無い下りをズルズルと下りながら、たまに小走りになっては休み、7時間台ゴールも最早見えなくなった頃、後ろから「うはぁやっと追いついた」という声に振り向くと、大分前に追い抜いた筈のひらどんがいた。やっぱりひらどんは下りが無茶苦茶速い!下りでかっ飛ばすもう1人の誰か知らない人を率いて、ひらどんはあっという間に私を追い抜いて行った。また負けか・・・。もうどうあがいてもひらどんには追いつけないということを悟り、私はまた黙々と下山作業に専念した。

とにかく暑い。少し頭が痛いなと思ったら、今度は気分も悪くなってきた。そういえば暫く水を口に入れていないなと我に返って水を飲む。上りでは息切れしながら水をよく飲んでいたが、下りに入ると水を飲むのを忘れがちだなと思った。息切れしないからうっかりしがちだけれど、ここでの水分補給もすごく大事。そして時間的にはそろそろエネルギー切れかなと思って、姫次で貰った最後のジェルを流し込んだ。

最後にロードに出る手前で、前方の人が派手に転んでうずくまっていた。あと少し頑張って!と声を掛けて抜く。ロードに出ると更なる灼熱が待っていたけれど、その先にきらめく水しぶきが見えた。なんとミストシャワーまである!あと少しでゴールと判っていながらもついつい水を飲んでシャワーに当たって、バケツで水を2杯くらいかけてもらってそこに暫くとどまる。気持ちがいい!頭に水をかけてもらうのってこんなに気持ちがいいものかと多幸感で意識が飛びそうになりながら、ここまで来られたんだという感動で、既に感極まっていた。あと少し。少しで終わってしまうんだ。

ロードに不向きなinov8のmudclawでパタパタと走り、最後の分岐でルートミスをしそうになる一団を率いる形になりながらゴールに向かう。ゴールまであと僅かというところで、女性ランナー1人に抜かれてしまった。抜き返せないもどかしさを抱えながらとにかく進んでいると、見知った場所と応援の人達の姿が見えてきた。おかえりなさい!おかえりなさい!ナイスラン!凄い凄い!よく頑張ったー!お疲れ様!と見ず知らずの人達が暖かく迎えてくれる。たったの8時間半だったけれどすてきな旅だったよ!と応えるようにして最後の力を振り絞って脚を前に出す。スピードは全然あがらないけれど、この素敵なレースの締め括りとなる数10mを一歩一歩踏みしめる。残念ながら今回もwhite outとはいかなさそうだけれど、でも自分史上最高最上のゴールであることは間違いないと確信する。

ゴールかと見紛う横断幕を通過し、そこからぐるっとU字に曲がってようやくゴール。
見よ!このランナーとは思えぬ脚の太さを!w(これでよく走れるなぁと我ながら感心する)
長いようで短かった8時間半が終わり、走るのを止めると途端に捻挫した足首が痛みだした。この状態で44kmよく耐えたよ、そして、右足がよく左足のことをサポートしてくれたよ。自らの体へ感謝と礼をし、既にゴールしていたひらどんやハギーとお疲れ様を言い合い、KMDがわざわざ用意してくれたスイカと完走賞のうどんを食べて温泉に入ってさらりと解散。その後おがわんとハギーと3人で八王子でラーメン食べに行ったけれど、いつもなら食べられる筈の大盛りやライスが辛くて仕方ない・・・胃が疲れているんだろうね。
ハギーは途中でギブアップ。美味しかったです。
チーム7名のリザルトはこんな具合でした。
第1関門   →        第2関門   →    ゴール
3:03:27 1:40:16 4:43:43   DNF
3:28:38 1:40:08 5:08:46 3:00:17  8:09:03
3:18:11 1:54:00 5:12:11 3:15:10  8:27:21←ハギー
3:34:56 
1:56:53 5:31:49 2:56:33  8:28:22←ひらどん
3:34:27 2:03:26 5:37:53 2:56:41  8:34:34←わたし
3:35:01 
2:03:14 5:38:15 4:48:32 10:26:47
4:02:39 
1:50:43 5:53:22 4:36:50 10:30:12

走るための脚が出来ていないので、私はどうしたって下りの衝撃に耐えることができず、持続する筋肉もない。キタタンという壮大なステージに於て、私は自分がいかに力不足かを思い知らされた。キタタンは、鍛え抜いたランナー達が、その力をわざわざ炎天下で試すという変態度の極めて高いレースだが、トレイルランや山登りをしている人であれば是非一度は出てみるべきレースだと思った。うまくまとめる言葉が見つからないのだけれど、本当に頭のいい人達こそ本気で馬鹿をやる、というのに近い感じの祭典だった。つまり、物凄く実力のある人達が、わざわざこの猛暑の中を走って水をかぶってウヒャウヒャ言って楽しむ、崇高で神聖な場所。

このレースが好きな人というのは多分たくさんいて、きっとその人達の多くは毎年ここに還ってくるような気がする。こんな素敵なお祭りが私を受け入れ走らせてくれたという運命的なもの、そして炎天下のエイドでランナーを支えてくれたボランティアの方々、そして、こんな私をサポートし応援し励ましてくれた仲間、一緒に走って刺激し合った仲間達のすべてに感謝をささげたい。

楽しかったよ!!!!!!!