2012/11/25

20121123-25_小川山クライミングキャンプ

廻り目平キャンプ場は、営業を終えた今の時期でも自由に使えるのだとか。11月下旬の小川山は寒い、夕方には0度を下回るほどだ。水道も止まりトイレも鍵がかかり自販機も動いておらず何も頼れるものはない。とはいえ、近くを流れる沢から水は取れるし、当然地面は平らだし、例え寒くても全く申し分のないキャンプサイト。
冬場の大所帯キャンプは、メンバー全員が自由に出入りした感じ。春の小川山のように釣りとかランとかはできないシーズンなので、それぞれボルダリングとロープクライミングとキャンプに分かれて遊んできた。

金曜入日曜帰り:トリさん&アカリちゃん、ワンさん、私
金曜入土曜帰り:サンポさん、いのうえさんオガワンさん
土曜入日曜帰り:ハンさんやな先輩アヤちゃんヤスローさんタクローさん、ユーゾーさん
日曜日帰り:モッシーさん(会いもせずに終わってしまったw)

■11月23日(金・祝)
トリさんカーで都内を9時過ぎに出発するもなかなか着かずに結局午後幕営。一足先に到着していたいのうえさん達と合流し、頑張って雨の中タープを張る(って言っても、タープの持ち主であるいのうえさんがあっという間に張ってくれたので、我々はほとんど見ているだけだったが)。張り終わった頃になると雨が止むというムカつく展開になりつつ、そのままダラダラしている内に日が暮れた。結局この日はどこにも行かないただのキャンプに。
それぞれ気ままに幕営
17時前だというのに寝落ちしている人が約1名、、、
夕飯はある程度考えてきたものの、つまみ系を一切考えていなかったので、近所のスーパーの安売り砂肝とニンニクの芽で炒め物をしてみた(写真左)。味付けはニンニク醤油、だけど多分これオイスターソースとかの方が美味しいかも。そして自分のメインの夕飯は親子丼。味付けは麺つゆ(写真右)。お米炊いて上にかけてペロリ。結構なボリューム。皆様のアレコレも頂いて食べたけれど写真撮り忘れている、、、すみません、、、


■11月24日(土)
のんびり起きてうだうだしていると土曜入チームが到着してしまう。金曜から来ている意味が最早皆無に、、、
というか、土曜入チームが到着しているのにまだ朝食を作っているいのうえさんw
おいしそうな鯵の干物と明太子、豚汁(インスタント)とご飯の完璧な和朝食。。。
いのうえさんの朝食が終わって時は既にお昼。やっとロープしに出発。アヤちゃんはジム未経験ということで今回は見学ということに。
ロープじゃんけんの敗者はオガワンさん
しかし一体どれが本当に目指していたルートなのか?
あちこち行こうとしていたが中々目当ての場所に辿り着けず、とりあえず目的地のひとつであったお殿様岩大貧民ルート(5.7)と思われるルートに取り付くことに。取り付いたいのうえさんもオガワンさんも結局すぐに出す手がなくなりあっけなく敗退。そうこうしている内に、もう東京へ帰る時間になったからと撤退してしまった。日の当たらないルートだったので見学するにも寒く、アヤちゃんはとっくに帰ってしまった。結局ワンさんと私の2人で同じルートを再トライ。

最初に取り付いていたルートは正しかったようなのだが、もう少し脇の方から歩いて回り込める、ということがわかった。回り込んだ後、じゃんけんに負けた私がトップで登ることに。手前のCSから奥のCSに乗り移るトラバースのところでカムを使おうとするも岩がボロボロで全く効かなさそう。そうこうしている内に日が陰ってきたので、ワンさんは結局全く登らずにそのまま撤収。何をしているんだか・・・。しかも本当にこれ大貧民ルートだったのか?

テントサイトに戻ると、今日車で帰る筈だったいのうえさんオガワンさんサンポさんの3人は出発しておらず、本日入りしたばかりのボルダリングチームもまだ戻ってきていない中、焚火をつけていてくれた。凍えそうに寒かったのでなんとも嬉しい心遣い!

ボルチームは車で瑞牆まで行っていたのだが大興奮で帰還されたw ついでに小川山のビクター岩コンケーブ(3級)の課題をしにいくというのに付いて行って見学させてもらうも、あまりに楽しそうだったので勢いで8級の課題を登らせてもらった。とりあえずクリアしたけれど、帰ってきてから課題名見たら課題名すら付けられていない簡単なルートだった。初の外岩ボルダリングだったしまあいいか。登れないで終わらなくて良かった、、、
なんとこれこの場で串刺し作業からやったらしいw
角煮w(すごすぎ)
ボルチーム
瑞牆とコンケーブがえらい楽しかったやな先輩、かなり飲んだ挙句に焚火の脇で寝落ち

■11月25日(日)晴れ
アヤちゃんは単独で金峰山へ登山。こちらはハンさんという強力な助っ人と一緒にロープ!と思ったら、ハンさん達全員またボルだって言うじゃないの・・・ちょっと・・・
昨日は寒かったので今日は南面でお願いします・・・
で結局またワンさんとサシでクライミング。この日は屋根岩3峰の南稜神奈川ルート(5.8)へ。1P目は私がじゃんけんに負けて登る。今日は南面で暖かそうだし、防寒着や荷物などは下にデポしたまま登る。上の方に見える立木(奥の方)の辺りが最初の終了点かな?
★1P目登り中。こう見えて支点が1箇所しかないので結構怖い・・・
(途中、見様見真似でナッツを2箇所ほど使ってはいるけれど、、、)
序盤は少ししんどかったけれど中盤以降は割と楽。うまい人ならロープなんて要らないと思う。辿り着いた立木のところでセルフビレイをしてロープの引き上げをスタートするも、私の引き上げ速度がえらく遅い。。。よくよく考えたら釣瓶で登るのはこれが初めてだ。二子山の時はアッセンダー組が上がってきてからセカンドビレイのセットをしたりしていたから、ロープの引き上げは人に手伝って貰っていたと思う。つまりまだ一度も一人でロープの引き上げをしたことがなかったんだった。やっぱりロープは重い!日当たりもよくて汗だくになりながらどうにかこうにかビレイセット。ワンさんは私のような悲鳴など上げることもなくするすると登ってきた。
次、2P目はワンさんでさえもかなり苦戦の様子。私よりもずっと登れる人であると思っていたが、まさにその人が目の前で苦戦しているとなるとこのルート、私は一体全体登れるのかどうなのかと不安になってくる。途中で「これちょっと落ちるわ」とか言い出す始末(落ちなかったけど)。。。

そもそも私は誰のフォールも受け止めたことがない。いきなりこんなところで体重差15キロ程もある人のフォールを受け止められるのかという不安もある。せめて一度目はジムで経験しておきたいものだ。
ビレイ中にパチリ。。この上の方から左へトラバースしていく

自分が2P目の終了点に行ってみてから、私を呼ぶかどうか判断する、と言っていたけれど、結局私も登る羽目に。見るからに苦労させられていたけれども、大丈夫と判断したってことなのかね、それとも、、、

と、案の定悲鳴で半泣き状態。半ばパニックに近い状態でロープにしがみついたりスリングを掴んだりしながら無理矢理登る体たらく。全然登れてない。絶対に人に見られたくないくらいかなり無様な状態でどうにかこうにか2P目の終了点へ。(ココで合っているのかどうかも若干怪しいけど。)
既に腕がパンプ。
怖いながらも一応カメラに収める景色
もうこれ以上登らないで降りますよね、と提案するも半ば強引に3P目を登らされる。しかしクラックなんて正直ちゃんとやったことないし、挟まったまま全然動けず、ビレイ地点から3-4mくらい上がって1、2箇所確保をとったところで終了。。。
クライムダウンすることさえもできず、途中からロアーダウンしてもらってどうにかこうにか撤退。というわけでカラビナ1枚残置(こんなところで!)。本当は一番安いやつを残置したかったのだが、岩を掴んでいた左手が既にいっぱいいっぱいでカラビナ選んでる暇無かった。本当にもう精神的に疲れすぎて気が狂うかと思った。うわーん。色々と反省、そして自分は本当にクライミングを続けていくのか、いけるのかという部分を自問自答してかなり落ち込んだ。。。ていうか私ってクライミング好きなのか(涙)?今後どうするんだろ?

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お決まりの大食らいで〆。今回初の龍福源にて。お疲れ様でした。
この量で980円。でも正直お味はあんまりでした。ラーメンは美味しかった気が(ラーメンだけでも普通に1人前ある)。
因みにラーメンは醤油、とんこつ、こってりから好きなものを選べる。
メニューによっては美味しいのかもしれない。チャーハンがおいしかったとか。

2012/10/27

20121027_都内発柳沢峠経由甲府自走ロングツーリング

10月8日の体育の日、キノコ祭の帰りにラーメン屋で合流したテラさんの話によると、その日自分の体力測定がてら、輪行で柳沢峠に行ってきたということだった。自転車乗りには有名だというその過酷な柳沢峠、身近に行った人があるというならば我々も是非トライしてみようじゃないかということで計画された柳沢峠ツーリング。目的は柳沢峠であるとはいうものの、経過点である奥多摩は奥多摩で楽しみたい。というわけで自走で向かうことに。
なぜか奥多摩湖のところだけログが表示されず、、、
半端なデータになってしまったので敢えてスクリーンショットにしてみました。すみません!
メンバーはナッツさん(アルミシクロ)、ワンさん(カーボンロード)、エツラクさん(クロモリロード)、オガワンさん(クロモリランドナー)、私(カーボンロード)の5人。本来参加予定だったナリさんは風邪で欠席。もっと大人数になるかと思いきや、割とこぢんまりとした感じに。

ワンさんエツラクさんとは家が近いこともあり、多摩川に向かう途中で合流。多摩川に出たところで羽田からチャリでやってきたナッツさんと合流。
玉川兄弟像
多摩サイが終わるところにこの像がある。詳しくはこちらw
生活用水路である玉川上水を作った人物らしい。多摩川に玉川上水を作ったことで玉川の姓を名乗ることを許され、帯刀を許され、武士になったのだそうで。
そして青梅駅にてオガワンさん合流。
この時点で皆大分疲れていた。
青梅駅前のモスバーガー(旧マクドナルド)で軽くカロリーを摂取したのちにふらふらと出発。果たして峠越えとかできるんだろうか。私は例の如く既に股が痛み出している始末。。。1日持つのか・・・

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で、実は引っ越してから10日くらいしかあけずにこのツーリングの日を迎えてしまった為、カメラが見つからなくてスマホでしか撮れなかった。。。つまり途中の写真が全然ない。

ランでもチャリでもどうやら平地が苦手な私は、奥多摩ツーリングに引き続き今回も平地でクラクラしながらペダルを漕いでいた。最後尾でヒーヒー言っているにも関わらず追いつかない。元々「着いてこられない人は置いていく!」とか「柳沢峠に16時半までに着けない人は待たない」とか言っていたツーリングだったのだが、それ以前にあまりにも皆と離れてしまうと、何かトラブルに見舞われた時ヤバイな、などという不安もよぎるわけで。

と、視線の先にワンさんが止まっていた。ああすみませんお待たせしました・・・ありがとうございます・・・

しかしそこから少しすると坂がちになってくる。私は別に坂が得意なわけでもないのだが、坂と平地のスピードの差がそれほど無いのだと思う。皆がトバせる平地ではあまりトバすことが出来ない代わりに、平地で遅い人な割には坂が速いというだけだ。

ということでまずは近くに居たオガワンさんを捉え、そして折角待っていてくれたワンさんをも無情にも抜き去り、最終的に峠に着いた時は3位に。

1位は不動のエツラクさん。次いでナッツさん、私、ワンさん、オガワンさんという順位になった。しかしワンさんに至っては途中で私を待ってくれていたので、本気で勝負をかけていたら何位になったのかという点については未知数。否ひょっとしたら本人とっくにバテていて、待っていてあげたというのはただの口実で、実は本気で休んでいたのかもしれないし?次回のバトルに期待がかかる。
甘酒@300円 をそれぞれ頂く。ご飯もあれこれあったけれど割と価格帯高め。
しかし曇天でえらく寒い。ここからは一気に下り坂、60キロ近くは出すことが見込まれるので、それぞれ防寒対策をしっかりしてから出発。ズシャァァァァァァと一気に下るのは実に爽快だったけれど如何せん寒かった。私はとりあえずシェルの上にダウンベストを重ね着した状態で下ったけれど全然暑くなかった。ていうか手が冷たかった。この時期の甲府でここまで寒いとは、、、これから季節がすすんだら一体どんな装備でチャリに乗れば良いのやら。悩むところである。

ひたすら下った後はお風呂へ。目指したお風呂屋さんが閉まっていたりなどしてウロウロした挙句に辿り着いたのがこちらの新遊亀温泉(←公式ページではないです)。シャンプー・リンス・石鹸の類はないので持参するのがベター。

この日は手持ちもなかったので、お隣りのオバサマに声を掛けて一式貸して頂いたのだが、なんでも以前銀座でお店をやっていたことがあるとかいうその女性、占い師みたいな感じでアレコレ私について語りだし、すっかり長湯になってしまった。なんだかんだで背中まで流して頂いた。ありがとうございました。
オバサマ曰く、ここのお湯は他のお湯と比べ物にならないくらい良い泉質だとのこと。
持ち帰って化粧水代わりに使っているくらいだそうで。飲用にもなる。
実際飲んでみたが、クセもなくまろやかなお湯だった。
そして今回のゴールである奥村本店へ。鳥モツが美味しいとのことで早速鳥モツをオーダー。でも実は本当はお蕎麦屋さんだとか。
滅茶苦茶美味しい
なんだかどれもこれも美味しくて興奮して食べ続けていたので全然写真が無いのが残念だが、どれもこれも一切ハズレが無く最高に美味しく、店の雰囲気も落ち着いていて素晴らしいお店だった。1630年創業というだけあって安定感が違う。

全体的にお値段は高め、何よりもアルコールがお高いのだが(安いもの縛りで飲み続ければ問題なさそうだけれど、一歩間違うといきなり高くなるので注意・・・)、全員ツマミとお酒で満足してしまって炭水化物に辿りつけなかったお陰で、1人3500円程度におさまってくれた。炭水化物を1人1品オーダーしていたら、1人あたり5000円くらいになったかなと。いずれにしても、あまり値段など気にせず食べたいものを食べまくりたい感じのお店である。甲府にお出掛けの際には是非。

結局長居しすぎて最寄り駅まで辿りつけず、輪行袋から再びチャリを取り出して組み直し、チャリで帰宅する始末に。いやはや疲れたけれども美味しいものを食べたお陰で全然疲れが残らなかったよ。美味しいものって偉大だね。

因みにルートは150キロぐらいだったかな。

2012/10/14

20121013-14_沢納会

この週は色々とバタバタしていて、ぎりぎりまで参加するか決まっていなかったため殆ど何の準備もできぬまま当日を迎えたような。
沢納会から戻ったら引越し先を決め、ここ5年程暮らした土地を離れることになっていた。これまで家が近かったナッツさんは、一緒に山に行く時はいつも家の前まで車で迎えに来てくれていたけれど、それも今回が最後になるのかなぁ、などぼんやりと考えつつ、睡眠不足のままいつもの丹沢へ。

新松田駅でタンさんとオガワンさんを拾い、林道入口まで進んだところで何人かと合流。今回のメンバーはナッツさん、タンさん、オガワンさんjanさん、エツラクさん、モリオさんワンさんナリさんjoさん、私の10名。今春の沢始め会に比べると小規模だったが相変わらず濃厚な時間。
チャリの人が多いのは事前に判っていたとはいえ、なんとタンさんと私以外は全員チャリ・・・
というわけで2人でトボトボ歩く・・・
禁漁前最後の土日というだけあって、我々以外の釣り人の姿もちらほら。途中でパンクしたというオガワンさんと途中で合流し3人で幕営地に到着すると、既に釣れない時間帯に差し掛かっていた。結局そのまま飲み始め、眠くなってきてそのまま昼寝。そうこうしている内に、朝寝坊したというワンさんが到着し、私はオガワンさんと夕まづめ狙いで出発。
ちょっとした巻き
この流れの中にオガワンさんのiPhoneが飲まれた・・・
結局我々は何も釣れずに終了。それでもjanさんを始め何人かが釣ってきてくれたので、お刺身にして食べることができた。しかも今回はイワナだけでなくヤマメも!特にヤマメは時期的にも脂がのっていてべらぼうに美味しかった。
kudaくんのところからお取り寄せした鹿肉を刺身で。春から漬けてある行者醤油をつけて食す。
ワンさんお手製のフィッシュ&チップス(こんなところで揚げ物・・・w)
joさんのトルティーヤサンド(ハムとチーズが巻いてある)
他にもあれこれたくさん食べた気がするけれど、書くまでに日が経ちすぎて忘れてしまった・・・。モリオさん作の栗の渋皮煮も美味しかった(写真撮ってなくて残念!)。私は自宅で作ったパニールカレーを持参したんだっけ。皆で鍋の具材を持ち寄ったのでいつものように鍋もやった。矢張り冷える夜には鍋が一番。

この日の宴、普段にないくらい皆のペースが速くて、21時頃には全員撃沈していた。私も大して飲んでもいない内からすぐに飲めなくなり、あっという間にテントへ撤退。その後一旦起きて外に出て結局明け方までゴロ寝w
明け方の様子・・・
翌朝もダラダラと起床。
まったり。
そしてこのあと何名かで自然薯掘りに出かけてみることに。
ちょっと時期が早いとのことだったが果たして・・・
これが自然薯の葉っぱだそうです。幅がもっと広いのはバカイモというそうな。そっちは別物。
途中で発見した巨大なキノコ。食べられることは食べられるらしいと聞いて採ってみたものの
あまり美味しくないというので結局調理せずじまいに。
葉っぱを見つけて掘ってみる
掘ってはみたもののまだ芋は成長していなかった。本来の収穫時期は12月ぐらいだとか。場所にも拠るだろうが、また頃合いを見て是非掘ってみたいと思う。しかし根が深く、掘るのも結構難しいのだとか。土の柔らかいところにまっすぐ伸びた自然薯を求めて、一団は師走にどこへ行くのやら。

他のところからチャリでやってきて合流したナリさんとjoさんは、
帰りも再びチャリでハードコアなルートを辿って帰っていったw
そして往路同様に復路もタンさんと私以外はチャリでツツツーとかっ飛ばしていく・・・
駐車場に到着すると、チャリ組が下界に一旦降りてコーラを買って待っていてくれた。ありがたや。
帰りはワンさんを途中で降ろしてから、ナッツさんとラーメン食べて帰りましたとさ。おいしゅうございました。というか今回も確実に収支プラス。嗚呼・・・

2012/10/08

20121007-08_キノコ祭

少し前回のブログから間があいてしまったのでタラタラと綴ります。

前日のヒルクライム組の我々が眠っているところへ、日曜未明、今回の主催者タンさんと、janさん、ヨーコさんが合流していよいよキノコ採り。連れ立ってキノコということはつまり、間違えて毒キノコを掴めば全員ヤバイことになるわけだけれども・・・まぁ大丈夫だった。良かったw

日が高くなってからダラダラと出発し、目的地に分け入ってはあちこち探すも、なかなかお目当てのキノコが見当たらない。まだ時期が早かったのかなーそれとも誰かに先越されたのかなーなどと言いながら探すこと1時間ほど?でようやく群生地に辿り着く。キノコ初心者にも判断し易いと言われるハナイグチをゲット。イグチ系は殆どが食用らしいし裏側が網目状で判りやすいとのこと。これなら自分ひとりで歩いてて見つけても食べる勇気出るかな。
上がぬめぬめしている。
裏返すと網目状
沢筋に降りる途中でナラタケをゲット。
沢筋に降りるのも割と藪がちだった。最後は笹を鷲掴みにしながらズルズルと泥斜面を下って沢へ。
こちらはブナハリタケ。死ぬほど生えてて取りきれなかった。
裏が針のようになっているからブナハリタケというらしい。
沢筋でもっとたくさんの種類のキノコが採れる予定だったらしいのだが、思ったよりも生えていなかったとかで収穫少なめ。でもブナハリタケはたくさん採れたので満足。
沢筋から上がるのに支流があるはずーということだったのだがどうにも見つからず適当に這い上がることにw
「ここなんかどうでしょうね」とjanさん。
ヨーコさんとワンコは途中で引き返していたのだが、残りの5人でこの藪に突っ込むことに。いや、全然こんなところで期待してなかったんだけれども沢へ下るにも沢を後にするのにも藪。やっぱり藪はいいね。闘志がみなぎる。でも私も、ただただ漕ぐだけじゃなく、タンさんのように藪の中でのルート取りに強くなりたいな。
流石タンさん!一流の藪漕ぎ師(違
どこで幕を張るのか全く考えていなかったのだけれど、人里に降りてきたところで適地を発見。これより食道楽のはじまり。
全然写りきってないけれども今回の収穫。とりあえず鍋、
そして写っていないけれどハナイグチはベーコンとバター炒めに(←これが激ウマだった)
あふれんばかりのキノコ鍋。これが何回も何回も続いた・・・
近くの某温泉に何度も何度も入ってふやけそうになりながら過ごした。いや、多分ふやけてた。
そして翌朝。ベーコンブロックに縦にナイフを入れて贅沢に食らう
朝風呂を終えて更にダラダラw
犬もダラダラ。
まあよく食べたしダラダラした。ダラダラしすぎて初日の藪漕ぎのこととかすっかり忘れてしまったよ。。。
味噌一で〆。
しかしキノコは難しい。キノコ図鑑を見てもさっぱり分からないし、挙げ句の果て、キノコ図鑑にさえ食用とか可食とか、不明とか(!)書いてある。食用と可食の違いって何なのだろうね。食べられるけど美味しくもないのが可食なんだろうか。不明とか、、とりあえず掲載するのならせめて詳らかにして欲しいんだけども。というわけで奥が深くて迷宮的なキノコの世界。また来年。