確実に日帰りで終えられて、しかもあまり下調べをする必要のなさそうな沢にしようということで
決まったのが倉沢谷本流。ウォーターウォーキングに掲載されているルートそのままだ。
しかも横にずっと林道が通っているので、時間的に厳しかったら林道に乗ればすぐエスケープできる。
しかし「谷」と名前が付くだけあって地形的には割と険しく、水量も多くて水深も深い。
夏場は泳ぎ中心で楽しめる沢だとのこと。
いずれもグレードは1級程度のようで、今回もしも時間があったら詰めても良いかなーと思っていたが
私がビビリなので遡行ペースが遅く、そんな余裕はなくなってしまった。
※因みに、その後更に調べてみたところ、塩地谷は2級と書いてあるブログもいくつかありました。
実際長尾谷や塩地谷を遡行する人はこの本流は遡行せずに林道を歩き、
魚留滝からスタートして日帰りをするようだ。
詰めると一杯水や蕎麦粒山に出る。アクセスが良い割には大きな稜線に出られる良いルートだ。
またの機会にでも。
10:00 倉沢到着
↓ - 0:10
10:20 入渓ポイント
↓ - 0:48(入渓準備&おにぎり)
11:08 入渓
↓ - 1:30
12:38 標高630m付近
↓ - 1:47
14:25 堰
↓ - 0:30
14:44 倉沢鍾乳洞
↓ - 0:30(往復)
15:14 渓へ戻る
↓ - 0:25
15:39 魚留橋
↓ - 1:16(ラーメン休憩&装備解除)
16:55 出発
↓ - 0:30
17:25 倉沢バス停
本には緑の看板のところから沢に下りると書いてあるが、看板のところは斜面がかなり急で
↓ - 0:10
10:20 入渓ポイント
↓ - 0:48(入渓準備&おにぎり)
11:08 入渓
↓ - 1:30
12:38 標高630m付近
↓ - 1:47
14:25 堰
↓ - 0:30
14:44 倉沢鍾乳洞
↓ - 0:30(往復)
15:14 渓へ戻る
↓ - 0:25
15:39 魚留橋
↓ - 1:16(ラーメン休憩&装備解除)
16:55 出発
↓ - 0:30
17:25 倉沢バス停
川乗山大人気、殆どの人がここで下車した |
倉沢下車(カメラのストラップが入り込んでてすみません)、橋を越えたところで停車する。 橋のすぐ右の道に入る(赤い車の方) |
とても降りられるようには見えなかった。かと言って最初の最初に懸垂するのも馬鹿らしいので
もう少し先へ進んでみると、ガードレールが攀じれた辺りの斜面が緩そうだったのでここから下ることにする。
もう少し先の植林地帯のような所からも降りられそうだった。
因みに、一番手前にあったはずの沢への踏み跡をたどると「マイモーズの悪場」という有名な
S字ゴルジュがあるらしいのだが、そこへ向かう踏み跡がどれなのかイマイチよくわからなかった。
ただ、この悪場は入ると抜けるのに時間がかかるのと、それなりに難しいようなのでスルー。
ていうか「マイモーズ」て何よ。
ツメるのも諦めていて時間的に余裕がありそうだし、折角だから鍾乳洞跡を見に行ってみた。
林道から沢を挟んで逆側に鍾乳洞跡がある。
普段は昼食はとらずに行動食だけで過ごしているが、今回は泊まりの予定で準備していたネギとか
そのまま持ってきていたのでラーメンを食べてから帰ることに。お箸忘れたのでその辺の木で。
林道へあがってくると、ビジュアル系のしなっとしたソロバイカー(ハイカーじゃなくて)が佇んでいた。
コンニチワしてもほぼ無反応、そのままメット被って去っていった。何してたんだろう・・・
ここの斜面に踏み跡があった |
この薄い尾根から下る(中央奥に私)。割と明瞭な踏み跡 |
降り始めの段階から沢は見えている |
S字ゴルジュがあるらしいのだが、そこへ向かう踏み跡がどれなのかイマイチよくわからなかった。
ただ、この悪場は入ると抜けるのに時間がかかるのと、それなりに難しいようなのでスルー。
ていうか「マイモーズ」て何よ。
最初は割と穏やか |
と思ったのも束の間、水量が多いと書かれていただけのことはある。全体的に結構深い。 (今回日除けでラン用のキャップをヘルメットの下に被ってみたが、、、悪くないけど、、、見た目が酷いな) |
結構深いのでへツリで抜ける(ちょっと寒い) |
抜いたり抜かれたり、、、でナントカ大学ってメットに書いた大学生らしきパーティー 空身だったし歩き慣れているみたいで早い。途中から完全に追い抜かれた |
右側の岩の上を歩いていったけれど、帰りに左側のところを林道から覗いたら 物凄いゴルジュぽくなっていた。あんなところ間違えて突っ込んだら絶対に抜けられないし溺れそうw |
高低差がない分ラク。 |
残置スリングのあった場所を突破しているところ。 別に巻いても良いんだけれども、、、横が林道とかこういう好条件の時にこそアレコレ練習しておかないと ということでド真ん中を突破し続ける・・・ |
この辺が630m地点らしい(他のブログで見た)。少し休憩できそうではあるけれど虫が多い! というか、ここだけではなくこのルート、虫が無茶苦茶多かった・・・ |
どこかの滝を巻いているところ。下りに箇所にロープがかけてあるので伝って下りる |
へつり(別にそんなに深くはないけど寒いのでへつる) |
これも大きな滝を巻いているところ。左岸。 逆側も行けそうだったのでトライしてみたが失敗したのでこちらへ。 |
なんかこうして写真見ていると巻いてばかりに見えるな、、、 |
CS小滝 |
ここだったかな、、、足つかなくて立ち泳ぎした(ぱっと見そんなに深くないと思ったのに深くて焦る) |
下に穴が開いているのでそこを潜るという堰堤はこれか?(別に穴を通らなくても巻いてもOK) |
穴発見。ここを通る(普通に立ってても頭つかないくらいの高さがあるので難なく通過できる) 某サイトには「蜘蛛の巣をはらいながら通過した」と書いてあったがこの日は大丈夫だった。 もしかしたら大学生のパーティーが通過した後だったからかも? 因みに穴は2つあるが、左側の穴は向こう側が倒木で塞がれているため右側を通過する |
穴を抜けるとまた穏やか |
と、橋脚跡発見。ここが倉沢鍾乳洞の入口に通じていた橋か? |
林道から沢を挟んで逆側に鍾乳洞跡がある。
一応階段ぽくなっている。崩れかけてるけど。 |
少し高台に登るとすぐにこんな穴があるけれど、これはただの窪み。別に奥行きはない。 |
そして右側にこのようなフェンスが。ここを入り、岩沿いに少し登る。足元は不安定ながらも崩落の心配はなさそう。 |
かつては観光地だったのでしょうね |
更にここを入る |
ちょっと道幅狭い |
ここが鍾乳洞の入口のよう。かなりデカイ。中から物凄く涼しい風が吹き出してきて寒い |
入って出られ無くなっても怖いので入口から覗きこんで終了。ケイビングの人とか来てそうですね |
再び遡行 |
時間もあるので無駄に面倒臭そうなルートを練習で通過してみる |
ゴールの魚留滝。ここから先行くにはこれを突破するのか・・・(大変だな) (→と思ったら、どうやらここは登らなくてもいい模様。林道で通過できるとのこと。) |
そのまま持ってきていたのでラーメンを食べてから帰ることに。お箸忘れたのでその辺の木で。
林道へあがってくると、ビジュアル系のしなっとしたソロバイカー(ハイカーじゃなくて)が佇んでいた。
コンニチワしてもほぼ無反応、そのままメット被って去っていった。何してたんだろう・・・
ソロバイカーに続きもう一組、、、
コッヘルを片付けていると、街中でつままれてココへいきなり落とされたような雰囲気の
20代カップルが現れて「倉沢ってどこですか」みたいなことを聞いてきた。
この辺一帯が倉沢でこれが倉沢谷だよって教えると
「この辺に廃村とか鍾乳洞とかあるらしいんですけども、、、どこだかわりますか」
と。廃村はわからんけども鍾乳洞行こうとしてるんかい。
しかも廃村とセットで考えている辺り、営業してない鍾乳洞だということも理解した上で行きたいようで。
女子の足まわりをチラと見ると、素足ともストッキングともつかない足に小洒落たぺたんこ靴。
視線を上へあげると、なんと膝丈のフレアースカートw
とりあえず沢渡りますよっていうのと、道ぐずぐずで崩れそうですよっていうのだけは伝えた。
カップルはその後、その先に続く林道を少し進んでいったけれど、
林道は確か途中までで行き止まりの筈だし、きっとあのままピストンで戻ってきたんだろうな。
女子が率先して行きたがっているようだったけれども、次回は是非鍾乳洞に辿り着いて貰いたいw
--
この沢はグレードが低い割にダイナミックで面白いし、横に林道もあるので練習には丁度良いと思う。
更に時間を掛けて良いならツメても良い。
また、どういう時間配分と日程で入渓したパーティーのものかは分からないが、
途中に焚火跡が2ヶ所くらいあった。
(まぁこんなところで寝泊まりしている間に鉄砲水でも来たら完全にアウトだろうけどw)
距離も短いし迷いようがなく、殆ど遡行図も見ずに終わってしまった。
また、今回は今までで初めて胸の上ぐらいまで水に浸かったということもあり、
帰宅後はザックなどの防水についても色々と考えさせられた。些細な試行錯誤もまた楽し。
いつもお世話になってます、東工大ワンダーフォーゲル部の記録はこちら
ヤマレコはこちらからドゾ
0 件のコメント:
コメントを投稿