前回は雲取山まで抜けられなかったが、今回は抜けられるかな?と期待しつつスタートしたのだが、矢張り今回も前回と同じところまででタイムアップ、いや正確に言えば気力が途切れてしまった。更に言い訳をすれば、来週の本番に疲れを残すような走り方をすべきではないという判断と、夕方の雨予報を鑑みた早目の撤退ということで。
2013/06/30
20130630_キタタン1週間前・長沢背稜ソロトレラン
6月29日(土)はThe Labyrinthの早割発売日だったので、山には行かずにPC前にてチケット争奪戦に加わっていた。その翌日となる30日は、翌週のキタタンに備えてトレランのトレーニングに出掛けることに。家でなんやかんやしていたら結局一睡もできないままの奥多摩インとなったが、無事にそれなりの距離を走ることができて良かった。しかしこのルートは本当にタフで、しかも最後の下りが急すぎて全然走れないから登り甲斐が無いというか、何と言うか、、、。
前回は雲取山まで抜けられなかったが、今回は抜けられるかな?と期待しつつスタートしたのだが、矢張り今回も前回と同じところまででタイムアップ、いや正確に言えば気力が途切れてしまった。更に言い訳をすれば、来週の本番に疲れを残すような走り方をすべきではないという判断と、夕方の雨予報を鑑みた早目の撤退ということで。
もしも走って雲取山の方まで抜けた場合、終バスが終わった後で下山することになるだろうと想定し、今回は輪行をすることに。舗装路しか走らないので、今日はMTBではなくロードバイクの出番。いやはや、行きも帰りも手頃な駅から乗降できるし、終バスも気にしなくて良いし、輪行はラクでいい。車がない人にとって、輪行というのはひとつの解のように思える。
奥多摩からチャリで30分ほど山道を登ると東日原のバス停に到着。思ったより坂はきつくなかった。バス停の屋根の下に勝手に駐輪させてもらい、そこから一杯水方面への登山口へと進む。特に今回はCTは記録しなかったが、いつものルートをマイペースに走ったり歩いたりしながら、現状の自分の走力を確認するようにして進んだ。
スタートから1:15くらいで一杯水に到着。水の補給はせずにそのまま酉谷小屋を目指す。大好きな酉谷小屋ではエネルギー補給をしたり雑記帳を見たり書いたりしてのんびり過ごし、水を汲み、30分ほど休憩したのちに水松山方面へ向かって再び走り出す。ここはいつ行っても変わらない場所、そして私にとってはいつでも気軽に1人で行ける場所だ。しかも、、、いつ行ってもあんまり人がいないのでくつろげる。
天祖山への分岐のところへきて、雲取まで抜けるかしばし考える。前回のCTよりは大分早く進んでいるけれども、ここから雲取までの間は距離以上に時間がかかる厄介な区間なのだ。冷静に考えて、矢張り今回も諦めることにした。甘く見てはいけないエリア。
それにしてもガスが酷い。酷い時なんて視界が5〜6mくらいしか無いもんだから、全然走れない。雲取までのロングルートは諦めて正解だったか。とはいうものの、天祖山経由の下山ルートは本当に面倒臭い。1度がっつり登らされてしまうので、すんなり高度を下げて貰えないのだ。この辛気臭いルート上ではソロハイカーの初老の男性に出くわした。この人気のないルート上を女が1人で走ってきたということに、えらく驚いた様子だった。
下山してからもまだ余力があったので、家までそのままチャリで帰るつもりで走り出したものの、徹夜明けだったので青梅あたりで眠くなってしまって、そこから電車で帰宅。この日のトレーニングが本番に生きたとは全く思えないが、とりあえず私なりの最後の悪あがき。付け焼き刃トレーニングでした。
前回は雲取山まで抜けられなかったが、今回は抜けられるかな?と期待しつつスタートしたのだが、矢張り今回も前回と同じところまででタイムアップ、いや正確に言えば気力が途切れてしまった。更に言い訳をすれば、来週の本番に疲れを残すような走り方をすべきではないという判断と、夕方の雨予報を鑑みた早目の撤退ということで。
2013/05/11
20130511_奥武蔵もろやまトレイルラン
昨年12月の鋸山レース以来、2度目となるトレランのレースに出場してきた。
スポーツエイドジャパンが運営する大会に前回出たのは奥武蔵グリーンラインチャレンジの時。スポーツエイドジャパンのレースは参加費が安くてエイドが充実しているのが特徴で、スタッフもとても親切で面白い(いつも誰かしらスタッフが仮装している)。だからここのレースは大好きなのだけれど、如何せん一般的にみるとかなりレースとして地味な分類になるらしい。。。というわけで、喜び勇んでエントリーしたレースはまたしても地味と言われながらも、スピードレースが予想される20キロという短距離を走ってきた。
今回はRun or Dieメンバーのうえちゃん、彩ちゃん、私の3人がエントリー。KMDもエントリーしていたけれど仕事の都合で無念のDNS。
いつからだか覚えていないが、私は緊張するとお腹が痛くなってしまう。だから、面接の前やレースの前、登山をしていて危険を察知した時など、ドキドキするとお腹にきてしまう。大学生くらいまでは確か便秘気味だったのにこの変化は不思議だし理由もわからない。そしてこのお腹と付き合い出して何年も経つのに、私はいつもその精神的時間的マージンを考慮に入れられない。この自らの計画力の無さがまた悲しくもある。
朝、家を出発して、乗り換えポイントでどうにもならない腹痛に見舞われた。乗り換えてから先はしばらく降りられないということが予め分かっていたので、ギリギリだけれどトイレに行くことにした。間に合うと思っていたのに、結果ギリギリのところで電車は動き出してしまった。ああついてない。レースの直前に余裕がなくて慌ただしいなんて最悪だよこれ。スタート直前のトイレ行列とか大丈夫なのか?(ってトイレの心配ばかりしている)
天気は曇。
雨の日なんて近所を走ることさえしないのに、雨のトレランなんて対処しきれるのか。前回は強風だし、今回は雨だし、本当にトレラン運が無いというか何というか。
東毛呂駅9:25発最終のシャトルバスの乗客は、私を含めてたったの6人。9:30までと謳われていた受付時刻を過ぎてから駆け込みで受付を済ませ、スタート/ゴール地点である毛呂総合公園に備え付けのロッカールームで大急ぎで着替えをし、いそいそとスタート地点へ向かう。もう皆アップを済ませてそわそわしている。アップって何ですか、、、
と、スタートラインに立つ少し手前のところで彩ちゃん&うえちゃんと合流。わたくし初めての短パンレースということで緊張気味(ていうか脚が太くて小恥ずかしいだけ)。
で、肝心のレース詳細については、レースが終わってから時間が経ちすぎてしまってほとんど記憶なし。(写真から上は割と早くに書いていたのですが、その後筆が進まず今に至るという、、、すみません)ただ、かなり下りで走れて満足したのは覚えている。ほらね↓
なんだかGPSの調子が良くなかったのか、距離はかなり短く測定されていたけれど、下りできっちり飛ばせたのでかなり気持ちよかった。下りが速いと楽しいのね。
心配していた雨も、前半ざーっと降っただけでその後はそれほどでもなく安心。
ゴールして15分おき位に彩ちゃん、うえちゃん、と順にゴールして、全員が3時間以内にゴールできた。にもかかわらず!私は彩ちゃんのゴールも見届けず、私と彩ちゃんはうえちゃんのゴールを見届けず!!しかもうえちゃんはこれが初めてのトレランのレースだっというのに酷い!わたしたちってば鬼!悪魔!
で、レースが終わる前にさっさと会場を引き上げて渋谷で打ち上げ。結果は年代別女子7位とのことー。彩ちゃんは9位。10分以上離れていても間に1人しか女子がいなかったのか、と思うと、相変わらずトレラン女子の人口は少ないのだなぁと感じてしまう。
レース直後は9位だったけれど、計測ミスがあったとのことで後日正しい完走証が送られてきた(写真下)。入賞は3位までだったので遠く及ばず、、、しかし昨年よりタイムが全体的に速いようだったので、昨年であれば入賞できていた筈、と聞いて少しだけ安心する(何故・・・)。
今回はRun or Dieメンバーのうえちゃん、彩ちゃん、私の3人がエントリー。KMDもエントリーしていたけれど仕事の都合で無念のDNS。
いつからだか覚えていないが、私は緊張するとお腹が痛くなってしまう。だから、面接の前やレースの前、登山をしていて危険を察知した時など、ドキドキするとお腹にきてしまう。大学生くらいまでは確か便秘気味だったのにこの変化は不思議だし理由もわからない。そしてこのお腹と付き合い出して何年も経つのに、私はいつもその精神的時間的マージンを考慮に入れられない。この自らの計画力の無さがまた悲しくもある。
朝、家を出発して、乗り換えポイントでどうにもならない腹痛に見舞われた。乗り換えてから先はしばらく降りられないということが予め分かっていたので、ギリギリだけれどトイレに行くことにした。間に合うと思っていたのに、結果ギリギリのところで電車は動き出してしまった。ああついてない。レースの直前に余裕がなくて慌ただしいなんて最悪だよこれ。スタート直前のトイレ行列とか大丈夫なのか?(ってトイレの心配ばかりしている)
天気は曇。
雨の日なんて近所を走ることさえしないのに、雨のトレランなんて対処しきれるのか。前回は強風だし、今回は雨だし、本当にトレラン運が無いというか何というか。
東毛呂駅9:25発最終のシャトルバスの乗客は、私を含めてたったの6人。9:30までと謳われていた受付時刻を過ぎてから駆け込みで受付を済ませ、スタート/ゴール地点である毛呂総合公園に備え付けのロッカールームで大急ぎで着替えをし、いそいそとスタート地点へ向かう。もう皆アップを済ませてそわそわしている。アップって何ですか、、、
と、スタートラインに立つ少し手前のところで彩ちゃん&うえちゃんと合流。わたくし初めての短パンレースということで緊張気味(ていうか脚が太くて小恥ずかしいだけ)。
で、肝心のレース詳細については、レースが終わってから時間が経ちすぎてしまってほとんど記憶なし。(写真から上は割と早くに書いていたのですが、その後筆が進まず今に至るという、、、すみません)ただ、かなり下りで走れて満足したのは覚えている。ほらね↓
なんだかGPSの調子が良くなかったのか、距離はかなり短く測定されていたけれど、下りできっちり飛ばせたのでかなり気持ちよかった。下りが速いと楽しいのね。
心配していた雨も、前半ざーっと降っただけでその後はそれほどでもなく安心。
ゴールして15分おき位に彩ちゃん、うえちゃん、と順にゴールして、全員が3時間以内にゴールできた。にもかかわらず!私は彩ちゃんのゴールも見届けず、私と彩ちゃんはうえちゃんのゴールを見届けず!!しかもうえちゃんはこれが初めてのトレランのレースだっというのに酷い!わたしたちってば鬼!悪魔!
で、レースが終わる前にさっさと会場を引き上げて渋谷で打ち上げ。結果は年代別女子7位とのことー。彩ちゃんは9位。10分以上離れていても間に1人しか女子がいなかったのか、と思うと、相変わらずトレラン女子の人口は少ないのだなぁと感じてしまう。
レース直後は9位だったけれど、計測ミスがあったとのことで後日正しい完走証が送られてきた(写真下)。入賞は3位までだったので遠く及ばず、、、しかし昨年よりタイムが全体的に速いようだったので、昨年であれば入賞できていた筈、と聞いて少しだけ安心する(何故・・・)。
矢張り20キロではレースとして短すぎるなぁと思った。長いレースの方が私には向いている気がする。
2013/01/11
20130110-11_毛木平-甲武信-十文字峠-柳小屋-川又(2日目)
■1月11日(金)晴れ
8:00 出発
↓ - 0:19
8:19 白泰山・股ノ沢分岐
↓ - 2:35
10:54 真ノ沢吊橋
↓ - 0:06
11:00 真ノ沢林道分岐
↓ - 0:07
11:07 柳吊橋・柳小屋
↓ - 0:30(行動食&トイレ休憩)
11:37 小屋出発
↓ - 2:32(凍結箇所突破に30分近く費やす)
14:09 赤沢吊橋
↓ - 0:58
15:07 林道(舗装路)
↓ - 0:38
15:45 川又BT
朝起きてからもう一度水を汲みに行こうかとも考えたが、今日のルートはほとんど沢沿いなので、どこでも水は手に入りそうだなと判断し、残りの水450ml程で出発。
| 元々メジャールートなので、始めのうちはルートは明瞭だった。トレースはなし。 |
| ここで白泰山側と柳小屋側とルートが分岐する |
| 崩落地があるな・・・と左にこの崩落箇所を見やりつつ、 まっすぐ進もうとしたらこの右側を下って行くルートが正解だった。正解ルートはすぐわかるけれど 崩落地を見てその脇にトレイルがあるとはあまり思えない気がする、、、 |
| これ道? |
| そして当然沢沿いなので沢が凍結していたりとか。慎重に渡る |
| たまにロープあり(別になくても平気だけれど) |
| またまた凍結 |
| 1600m程のところでトレイル上に水場的なものを発見。他にも水が汲める場所はたくさんあったけれど とりあえず飲みやすかったのでここでコップ2杯ほど水を補給。普通においしい。 |
| 場所は忘れてしまったが尾根を乗っ越したところに大岩と、それを祀るような祠があった。 |
| 真ノ沢と股ノ沢の出合に到着。真ノ沢側にかけられた吊橋を渡る。 橋の右側から左に向かって流れるのが真ノ沢、左側の手前から奥に流れるのが股ノ沢。 |
| 股ノ沢 |
| 奥から手前に向かって流れている真ノ沢 |
| 文字が消えかけているけれど、「真の沢林道分岐」と書かれている。 エアリアだと、赤ではなくベージュ色みたいな薄い色の破線になっているのが真ノ沢林道。 |
| 名も無い鉄製の橋がいくつかかかっているのを越えていくと柳小屋に到着する |
| おお!見えた! |
雑記帳をぱらぱらめくると、川又からここまで歩いてきた人の書き込みを見て少し血の気が引く。「ここまで来るのが大変で、滑落しそうな切れ落ちたところがたくさんあって生きた心地がしなかった」「途中で歩く気力を失いかけたところに柳小屋が現れてほっとした」・・・というような文章がいくつか目に付く。ダラダラ長い沢沿いのゆるふわトレイル歩き、と勝手に思い込んでいたけれどもどうやら大分違うようだ。地形図をよくよく見ると沢から大分高いところにトレイルがついているようだった。また、沢に対して何本も細かな谷筋があったりするのがわかる。まぁ進むしかないので、とりあえず行動食を食べて再出発。
と、出発早々トレイル凍結。最初の凍結箇所はどうにか突破したのだが、次に現れた大凍結、足元はチェーンスパイク。最初に突破した凍結箇所はまだどうにかなったが、ここは滑って落ちたら結構洒落にならない。頭をひねる。
まずは正規ルートの強行突破を試みる。足を下に向かって氷に蹴り込んで歩いてみようとするが、スパイクが刺さらない。普通にアイゼン持参していれば難なく歩けたのだろうな、と若干後悔しつつ、後悔しても仕方が無いので次の対策を考える。
| 何本もロープがかけられているのだが、この使い方がよくわからない。。。 カラビナで確保しろってことか?と元の位置に戻ってきて初めて思った。 しかし確保のお陰で滑落しなかったとしても、 ソロでこんなところで宙ぶらりんになったところで対処のしようがない。 |
降りることはできたが登れなかった。実際その場に立ってみたら、傾斜や岩の状態が良くなくてどうにも手が出ないというありがちな状況。よく見たら若干ハングしているし、ホールドには悉く氷がついているので滑って握れない。ピッケルをアイスクライミングのようにして使って登ろうとしても、ピッケルが1本なのでどうにも上がれなかった。無理をして滑落したら余計面倒なことになる。
その場で更に考える。もっと沢の方へ降りて、トレイルから離れたまましばらく進んだのちにトレイルに復帰することはできないだろうか。GPSを見ると、この後更にトレイルと沢は遠ざかり、暫く両者が近付くことはないようだった。トレイル上の凍結でさえ越えられなくて苦戦しているというのに、沢に近い場所の凍結をこのスパイクで突破できるとはとても思えなかった。とりあえず一旦元の位置に戻ってもう一度考えよう。
そしてトレイルに戻る。もう一度よく見て、上部に攀じ上がってからトレイルに降りて復帰するのはどうだろう、と考えた。なんだかそれは下に降りるのと同じくらい危険なような気がしたので却下。更によくよく凍結箇所を観察すると、氷の表面が傾斜しているのは最初の数歩だけで、その後は岩に近い場所がわずかに平になっているのがわかった。最初だけ時間をかけてゆっくり進んだら、あとはその平らなところに乗れば滑らないんではないか?
核心は前半の傾斜した氷。どうにもスパイクが効かないので、足を乗せる場所を予め決めてピッケルでガンガン穴をあけて氷の表面をゲジゲジにしてやる。そこへ足を乗せる。ホールドは無いので、ピッケルのピックを壁面に打ち込んでどうにかホールドの代わりにする。足を出す度に足元をゲジゲジ掘るので面倒臭い上、立っている所が決して安定している訳でもないのでかなり際どい作業が続いたが、どうにか平らな凍結箇所まで到達したのでほっと一安心。不安なところはまたピッケルでゲジゲジ削って進む。時間はかかったがどうにか事故もなくクリア。やれやれ。。。
因みにこの、確保用にしては大分高いところにあるなと思ったロープは、実は元々もっとトレイルの近くにあったらしい(多分登山客が掴んで渡るための補助ロープ的なものだったのだと思う)。崩落が進んでこんな意味がないような位置になってしまったのだとか。
その後も崩落地など多々あり。メジャールートならばもう少し直しておいた方が良いのでは、とも思ったが、どうやらこれも2012年10月に直したばかりなのだとか。土質が脆いせいで崩落は今も進んでおり、最初の崩落時と比べて大分傾斜がきつくなっているらしい。
| ようやく赤沢吊橋到着! |
| 沢沿いの軌道跡。今来た道(右上)を振り返って。 |
| トレイル上やトレイル脇に軌道が見える |
| 歩きやすい |
| ええとこれなんだっけ |
| ガチガチ |
| おつかれさまでした、 |
| ザック背負った女が一人で暖簾くぐっちゃうよ?いくよ?? |
ビールは大瓶の1択。チューハイもあったけれど矢張りビールが飲みたかったのでやむを得ず大瓶で頂く。ここ来るの初めてよね?と店員のおばちゃんから指摘を受け、あれこれ指導して頂きながらとりあえずレバーとシロとカシラをオーダー。各400円ほど。それから〜、とメニューを見ながら悩んでいると、おばちゃんに「いやまずはこれくらいで」と止められる。待つこと暫し。
2013/01/10
20130110-11_毛木平-甲武信-十文字峠-柳小屋-川又(1日目)
誰とも会わなかった。ソロで山歩きをして誰にも会わなかったのは実は初めてのことだったかもしれない。
たったの2日間だったけれど、その山行の間、私は自分のペースで歩き、休み、勝手に起きて、食べて、眠った。それはあたりまえのこと。そこにはいつも尾根と谷、岩と沢、空や星、雪や氷があった。私は幾度かワーとかウォーとか言ってみたり、「サイコーだなー!」とか叫んだりしていた。大声で歌も歌った。ブツブツ独り言もたくさん言った。泣いたり笑ったりした。人と一緒に行く山というのはそれはそれで楽しいのだけれど、一人で行く山というのも最高に楽しいものだ。歩いたルートは月並みだったかも知れないが、何気に色々と実りの多い山行だった。
---
1月の三連休は八ヶ岳あたりに行こうと思っていたのだが、連休初日の12日に予定が入ってしまって連休が使えなくなった。その為、大慌てで計画を立て水曜夕方に都内を出発、久しぶりの奥秩父を目指した。
今回の目的は、幾度となく踏んだ甲武信ヶ岳へ初めてのルートから上がってみること、そしてこれまた初めての十文字峠〜柳小屋経〜川又ルートを歩くこと、の2つだった。
特に柳小屋というのは随分前から個人的に気になっていた場所にある小屋だったし、長いこと行ってみたいと思っていながらもなかなか行かれずにいた場所だった。そもそもこの川又から十文字峠の間にあるルートというのはなんだか得体が知れなくて、私にとっては少し不思議で不気味な存在だった。深いような深くないような位置にあって凄く地味だしアクセスは悪いし、奥秩父は散々歩いてきたけれどもここだけはまだ殆んど歩いていない。廃道もいくつもあるし足を踏み入れたいなと思いつつ、如何せん公共交通機関を使ってのアクセスだと中々難しくて時間もかかるため、行く機会に恵まれなかったのだ。
また、昨夏計画していた真ノ沢遡行も、悪天候や日程的な都合で叶わずじまいだった。入川水系は水量が多いと言われているので、遡行予定の数日前に集中豪雨などがあって水量が増えると遡行グレードが上がってしまうらしい。今年こそ遡行してみたいと思っているので、この時期の入川と真ノ沢の水量がいかほどのものか見ておくのも良いだろうと思った。
■1月10日(木)晴れ
7:35 梓山BT
↓ - 0:52
8:27 毛木平駐車場
↓ - 0:20(休憩&装備チェック、登山届投函)
8:47 駐車場出発
↓ - 0:39
9:26 慰霊碑
↓ - 0:53
10:19 ナメ滝
↓ - 1:00
11:19 千曲川信濃川水源池
↓ - 0:23
11:42 稜線
↓ - 0:37(国師側へ抜けるかかなり悩んで立ち往生)
12:19 甲武信ヶ岳山頂
↓ - 1:03(途中でワカン、バラクラバ装着等で時間を食う)
13:22 三宝山
↓ - 0:35
13:57 尻岩
↓ - 1:42
15:39 大山
↓ - 0:25
16:04 十文字小屋
9日夕方に都内を出発し、その日の内に信濃川上駅まで行くつもりだったのだが、小淵沢駅の乗換えに失敗。小淵沢の到着時間を勘違いしており、うっかり一時間近くも乗り過ごす失態をかます。気付けば塩尻駅(松本のちょっと手前)。。。当然信濃川上への電車は終わっているため、仕方なく小淵沢駅にてステビすることに。最寄りのコンビニは14分くらい歩いたところにあるデイリーヤマザキJA梨北小淵沢店。信濃川上駅の近くにコンビニがなかったため、翌朝の朝食やら行動食やら含めて少々の買い出しに行った後に就寝。
幸い、小淵沢から信濃川上までの始発が、信濃川上発の始バスに接続するようだったので時間的なロスはなくて済んだが睡眠時間は少し削られてしまった。やれやれ。
電車到着後10分足らずでバスがやってくるので急いで乗り込む。しかし停留所のアナウンスもなければ電光掲示もない。一体どこが停留所なのかよくわからない。事前に調べた到着時刻と現在時刻を照らし合わせながら、そろそろ着く頃かなというところで運転手さんに声をかけて下ろしてもらう。こちらが梓山のバス停。特に何もないが、少し進むとまたデイリーヤマザキがある。ここが最終コンビニ。自販機もあり。
ここに一応トイレと登山届のポストがあるのだが、トイレの方は冬期閉鎖とあり利用ができない。写真左奥の車止めのあたりからトレイルがスタート。
たまに渡る必要のある沢はいちいち凍っていてツルツルに滑る。少し緊張。
元々は十文字峠に進む予定でいたのだが、ふと稜線に上がって国師ヶ岳方面に目をやると、割としっかりとしたトレースが着いていた。このルートをトレース無しでCT通りに進めると思えなかったし、トレースがあるとも期待していなかったので、今回この日程でここを通過するのは無理だろうと思っていたが、いざトレースがあるのを見てしまうと心が揺らいだ。今日中に大弛小屋まで着けるのかなと思ってCTを計算してみるとどうやら無理そう。だとしても、途中にいくらでも平らな地形がありそうだし、途中でビバークして進むこともできるだろう。一度は行ったことのある十文字峠の冬期小屋のある脇で安全に幕営するよりは、ここの稜線で幕営した方が余程楽しいのではないか?自問自答が続く、、、
しかしここは電波が通じない(実は今年になってauに替えたばかり)。もしも国師に抜けるルートを辿るとしたら、甲武信の山頂まで上がってからここに戻るとなるとタイムロスにはなる。とはいえ甲武信の山頂で電波が拾えるかも知れないしとりあえず登ってからもう一度考えよう、ということで登頂。
トレースはあったのだけれどそれほどしっかりしたものではなく、前に歩いた人が踏み抜いた跡だらけで非常に歩きづらかった。大してもぐる訳でもなかったが、明らかにワカンの方が歩きやすそうだったので、スパイクの上からワカンを装着して歩くことに。
そして、風が強くもないのにバラクラバを装着。気温が-12度ほどと低かったため、鼻水が凍って少し痛かったからだ。
甲武信〜十文字小屋間は2010年11月に一度歩いたことがあったのだけれど、すっかり記憶が薄れていて、歩いてみたら案外きつくて面食らった。こんなところだったっけか。。。
あと少し!と思いきやここからの急な下りがまた厄介な感じで。
十文字峠といえばシャクナゲ群生地。というわけで冬の寒さに冬眠中?のシャクナゲ達のお出迎え。不気味・・・
冬期小屋として小屋は解放されているため中に入ることができる。独り占め。
すぐ脇の蛇口からは水は出ておらず完全に凍結している。ここの水場は沢水なのできっと大丈夫だろうと思いながら水場まで下って行くと案の定水が流れていたので1.5L程汲む。
たったの2日間だったけれど、その山行の間、私は自分のペースで歩き、休み、勝手に起きて、食べて、眠った。それはあたりまえのこと。そこにはいつも尾根と谷、岩と沢、空や星、雪や氷があった。私は幾度かワーとかウォーとか言ってみたり、「サイコーだなー!」とか叫んだりしていた。大声で歌も歌った。ブツブツ独り言もたくさん言った。泣いたり笑ったりした。人と一緒に行く山というのはそれはそれで楽しいのだけれど、一人で行く山というのも最高に楽しいものだ。歩いたルートは月並みだったかも知れないが、何気に色々と実りの多い山行だった。
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1月の三連休は八ヶ岳あたりに行こうと思っていたのだが、連休初日の12日に予定が入ってしまって連休が使えなくなった。その為、大慌てで計画を立て水曜夕方に都内を出発、久しぶりの奥秩父を目指した。
今回の目的は、幾度となく踏んだ甲武信ヶ岳へ初めてのルートから上がってみること、そしてこれまた初めての十文字峠〜柳小屋経〜川又ルートを歩くこと、の2つだった。
特に柳小屋というのは随分前から個人的に気になっていた場所にある小屋だったし、長いこと行ってみたいと思っていながらもなかなか行かれずにいた場所だった。そもそもこの川又から十文字峠の間にあるルートというのはなんだか得体が知れなくて、私にとっては少し不思議で不気味な存在だった。深いような深くないような位置にあって凄く地味だしアクセスは悪いし、奥秩父は散々歩いてきたけれどもここだけはまだ殆んど歩いていない。廃道もいくつもあるし足を踏み入れたいなと思いつつ、如何せん公共交通機関を使ってのアクセスだと中々難しくて時間もかかるため、行く機会に恵まれなかったのだ。
また、昨夏計画していた真ノ沢遡行も、悪天候や日程的な都合で叶わずじまいだった。入川水系は水量が多いと言われているので、遡行予定の数日前に集中豪雨などがあって水量が増えると遡行グレードが上がってしまうらしい。今年こそ遡行してみたいと思っているので、この時期の入川と真ノ沢の水量がいかほどのものか見ておくのも良いだろうと思った。
7:35 梓山BT
↓ - 0:52
8:27 毛木平駐車場
↓ - 0:20(休憩&装備チェック、登山届投函)
8:47 駐車場出発
↓ - 0:39
9:26 慰霊碑
↓ - 0:53
10:19 ナメ滝
↓ - 1:00
11:19 千曲川信濃川水源池
↓ - 0:23
11:42 稜線
↓ - 0:37(国師側へ抜けるかかなり悩んで立ち往生)
12:19 甲武信ヶ岳山頂
↓ - 1:03(途中でワカン、バラクラバ装着等で時間を食う)
13:22 三宝山
↓ - 0:35
13:57 尻岩
↓ - 1:42
15:39 大山
↓ - 0:25
16:04 十文字小屋
9日夕方に都内を出発し、その日の内に信濃川上駅まで行くつもりだったのだが、小淵沢駅の乗換えに失敗。小淵沢の到着時間を勘違いしており、うっかり一時間近くも乗り過ごす失態をかます。気付けば塩尻駅(松本のちょっと手前)。。。当然信濃川上への電車は終わっているため、仕方なく小淵沢駅にてステビすることに。最寄りのコンビニは14分くらい歩いたところにあるデイリーヤマザキJA梨北小淵沢店。信濃川上駅の近くにコンビニがなかったため、翌朝の朝食やら行動食やら含めて少々の買い出しに行った後に就寝。
| 改札を出て右側の駐輪場。すぐ脇にトイレと小さな公園、飲料用の水場がある |
幸い、小淵沢から信濃川上までの始発が、信濃川上発の始バスに接続するようだったので時間的なロスはなくて済んだが睡眠時間は少し削られてしまった。やれやれ。
| 信濃川上到着、駅の近くにはコンビニなどは何もない |
| 公共交通機関利用の場合はここから先の舗装路を徒歩で進むしかない。 車なら毛木平の駐車場まで入れる |
| しばらく歩く |
| 到着 |
| トイレの奥に東屋があり、そこに掲げてあったコース案内図。 私のこの日のルートは、右下のゆるやかな傾斜で甲武信まで登り、アップダウンのある道を辿って 十文字峠まで行くというルート。 |
| しばらく沢沿いを歩くがひたすら凍っている。きれい。 |
| 渡渉のような、、、氷歩き |
| 雪は積もっているがトレースがしっかりついているので歩きにくさは無い |
| 結局ほとんどCT通りに到着。 |
| 国師ヶ岳側のトレース |
| 雪はそれほど無かった |
しかし山頂でも電波は入らない。仮に国師に抜けるルートを取って、ルート変更のことを誰にも伝えないまま事故があった場合、家族や登山届で伝えてあるルートとは異なるため、捜索が難しくなる。そして現在ラジオ紛失中のためラジオも持っておらず、翌日の天気もよくわからない。更に言うと、国師に抜けるルートは夏も歩いたことが無い初めてのルートだった。
この天候と日程的には是非是非国師へ抜けたいと思う気持ちは強かったけれども、条件として良くないと判断して泣く泣く元の計画通りのルートを歩くことに決めた。積雪期にいつか歩きたいと思っているルートだったので、こんな近くまできて諦めるというのは非常に残念だったけれど、万が一のことを考えると矢張り突っ込まない方がベターだったのかなと(行ったルートは行ったルートでそれなりに大変だったけれども)。
| 割と雪が深い |
そして、風が強くもないのにバラクラバを装着。気温が-12度ほどと低かったため、鼻水が凍って少し痛かったからだ。
| ひとまず到着。 |
| ちょっとピンぼけしているけどスパイクとワカンの相性はこんな具合。 スパイクのでっぱりがワカンのベルトの位置を固定してくれているためか、何もつけずにワカンを履くよりも ずれにくかった。これはいいかも(今更)。 |
| 鎖場もちらほら |
| ちょっと切れ落ち系。外すのが面倒臭くてまだワカン履いたまま歩いているので歩きづらい |
| 大山に向かう最後の登り |
| ようやく電波が入った |
| つるつるに凍った鎖場。上から。 |
| 鎖場を下り終わったところから見上げて。 |
| 到着 |
すぐ脇の蛇口からは水は出ておらず完全に凍結している。ここの水場は沢水なのできっと大丈夫だろうと思いながら水場まで下って行くと案の定水が流れていたので1.5L程汲む。
| 少し登ったところで水をとる。 |
| 右下に見えているホースは単に放ってあるだけで水が出てきている訳ではない。 手前は沢が凍っていて水がとりづらかったので、右奥の倒木のあたりまで登ったところで水を汲んだ |
| 小屋はこんな感じ。きれい。小屋内に時計があるのでカチカチと音がする。 |
今日は小屋でいいや、と思って小屋で夕食をとった後ダラダラと本を読んでいたのだが、少し寒くなってきたので小屋の中にテントを立ててその中で眠ろうと思い、おもむろにテントを設営。その後お手洗いへ行こうとして21時過ぎに小屋の外へ出てみると、星のきれいな無風の夜、気温も小屋の中と外とで殆んど同じだった。強風や猛獣の危険があるわけでもなし、外で眠りたい気分になったのでテントやらシュラフやらを全部小屋から引っぱり出してお引っ越し。
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