Day4--12月11日(水)
朝。小屋を出発して10分ほど歩くと、昨日小屋を探しながらうろついていた工事現場の脇に出た。なんと、関係者以外立入禁止と書かれた分岐に出た。工事が終われば立入禁止の札も取り除かれるのだろうし、そもそも私も明るい時間帯に到着していないので偉そうなことは言えないけれども、、、うーん、これは迷う気がするし危ない感じw
出発前に写真を撮るも、暗くてよく見えない・・・すみません 逆側は二段ベッドというか二階建てになっているので収容人数は多め |
土間には小さなだるまストーブ |
7:25 瓶ヶ森登山口
峠から50分ほどで、なにやら巨大なスラブを有する岩と遭遇する。地図にも何も書かれていないのだが、何か書いておいてもいいんじゃないのかと思うくらいのインパクトのある岩だ。写真ではなかなか伝わらないけれども・・・
子持権現山をトラバースした後のところに祠 |
再び舗装路に出て、次は瓶ヶ森。時期が時期だけに誰もいなかったが、自転車の人も来る場所であるらしく、バイクスタンドやベンチなどが置いてあった。確かにこのあたりまでヒルクライムしてくるのも面白そうだ(下りが滅茶苦茶寒そうなので秋か春くらいがいいな・・)。
瓶ヶ森は男山経由で女山まで。男山への分岐で山に登らずトラバースしていくとキャンプ場が二箇所ほどある模様。
少し急な坂をあがると男山 |
まあるい山頂は女山 |
海の方。しまなみ海道の方まで見える |
長々と写真を撮ったりなどしていたが、なんだかんだ風が強くて寒いので適当に切り上げて先を急ぐ。ここから先も伊予富士のあたりまではずっと下に道路が見え隠れしているのだが、道路に車の影はなく、勿論登山道にもまったく人がいない。この時期のこのあたりはここまで不人気なのか。まぁ確かに雪があったりなかったりで地面のコンディションも良くはないけれども・・・
たまに道路 |
笹が多い、一番向こうが伊予富士 伊予富士の手前の分岐で舗装路に下りると水場があるようだったが、この時点では特に 水を追加する必要もなかったのでスルー |
読んで字のごとく、風が抜けて滅茶苦茶寒い寒風山・・・ |
水場を有した丸山荘へはCT0:35の下り。友人からここはいい山荘だと聞いて下りることに決めたのだが、この日ここへ降りて水を汲むのを前提にした水の量しか汲んできていなかったので、山荘が営業しているかどうかよりも、水が出ているかどうかの方が自分にとっては死活問題だった。さて・・・
写真中央あたりに見える赤い屋根が丸山荘 |
張り替え作業中の網戸が置かれている。作業小屋の一角を使わせていただける感じ。 断熱材フォームなどが板の間に敷いてあり、結構暖かい。 |
水場はどうだ。
小屋に戻って蛇口のつくりを観察すると、どうやら水色の大きなタンクから水が引かれているように見える(写真左奥がタンク)。山の中から管が出て一台目のタンクに繋がり、そこから二台目のタンクを経由して蛇口側に通じている。タンクが浄水器になっているのかもしれない。山の方から水がじわじわ下りてきているのだとしたら、時間が経てばきっとまた水が増えてきて蛇口から出るだろうと踏む。寝る前に蛇口をひねると僅かに水が出てきたが、この調子だと朝になって調達できる水の量は高が知れている。このままだと翌日の行動中の水は200mlくらいしかなく、足りなければ途中で少しルートをそれて水を汲みに下りる必要が出てくる。
水がギリギリなので、焼酎のお湯割も自ずと濃い目に作らざるを得ないが致し方ない。
山編3へつづく
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